Monday, May 24, 2010

World Peace & Prayer Day 2010


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Wednesday, October 28, 2009

佐渡でトキがバンドをつくった

toki band

トキがバンドをつくったと今朝のアサヒコムニュースが報じている。バンドというのは、ひとつの小さなまとまりのことだ。ただ寄り集まって羽根を休めているのではないと思う。これは生き残るための最初の足がかりかもしれない。トキのなかのヒトたちにとって、仲間がいるというのはとてもいいものだ。写真は昨日の朝に安冨良弘さんが撮影したもの。なかなかのまとまりではありませんか。部族を形作るのもそう遠くないことを祈りたい。

国の特別天然記念物トキの2次放鳥からまもなく1カ月。27日朝、新潟県佐渡島の放鳥場所近くの枯れ木の枝に9羽がそろい、白い羽を休める姿が確認された。

当初は数羽ずつ点在していたが、最近になって昨年放された2羽と合流し、9羽の大きなグループを作った。田んぼに降りてはえさを採り、また木の上に舞い戻る。くちばしを背中の羽に入れて眠る姿もみられた。

Source : トキ9羽、そろって羽休め 佐渡島

あわせて読んでください

トキたちがネイティブとして生き抜いていけるのなら

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Friday, October 23, 2009

新潟大学の近くに飛来した雌のトキに大学が訪問を祈願して学長の名前で交付したとされる学生証(この女の子のトキは昨年9月に放鳥された)

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Friday, October 16, 2009

復元された過去1300年の北半球の気温の変化

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Source: 温暖化の観測・予測及び影響評価統合レポート「日本の気候変動とその影響」の作成について

このたび発表されたものの中で見つけた図版だけれど、ぼくの目をとらえたのが「過去1300年の北半球」というところ。図をクリックすると大きくなるので、下の年代のところとその頃になにが起こっていたのかについての記録を合わせてみてみるとなかなか興味深い。過去1300年というのは、おおざっぱにいうと「日本国が建国されて以来このかた」ということであります。図の左側が対外的に日本が建国された頃で、右端が今。この間ずーっと「日本人としての生き方」には、本質的な変化はなにも起こっていない。本州東北部で蝦夷(エミシ)征伐が推し進められて武士の時代に移行したあたりが気温がかなり上がっていたが、それ以降はしばらく低温状態で、大航海時代が始まって、亀の島がアメリカと呼ばれるあたりから気温がゆっくりと上昇し、アメリカ合衆国の建国以降、日本では文明開化以降になると拍車がかかる。こうした図一枚でも、なかなかおもしろい。はじまりがあるものには必ず終わりがあるというから、われわれは何かの終わりを目撃しているのかもしれない。

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Wednesday, September 23, 2009

今朝の6時、公式に秋がはじまりました

今日は秋分の日で、正式に秋のはじまる日です。今年の秋は、本日23日の午前6時にはじまりました。でも昼が12時間、夜が12時間になるのは、正確に言うと26日です。でも北極で暮らしているとしたら、今日が太陽が昇らない6カ月間の最初の日となります。同時に、南極では日が沈まない6ヶ月間が今日からはじまります。


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Friday, August 28, 2009

動物たちだって良いことと悪いことぐらいはわかってる

bear friends動物の行動を研究している科学者たちは、ネズミから霊長類までの幅広い種で、動物たちが人間と同じように善悪を判断する力を持っているという確信に近づきあるというニュースをこの夏読んだ。動物は人が動物の衣服をまとっているのだとするネイティブ・ピープルの認識からすれば至極当然で、あきれるぐらいのことなのだが、科学がようやくその近くにたどり着きつつあるらしい。

あなたは善悪の判断に自信はありますか?
とかく人間は、自分たちだけが複雑な感情を体験していて、善と悪とを判断する道徳観を持っていると思いこみがちだ。だが英国のテレグラフ紙の科学担当記者のR・グレイによると、アメリカコロラド大学で生態学を教えるマーク・ベコフ(Marc Bekoff)教授は、善悪を判断する能力はあらかじめすべての哺乳動物たちの脳にしっかりと組み込まれており、それが接着剤の働きをして、攻撃的で競い合いがちな動物たちが社会的にもまとまって集団生活を営むことができると信じているという。

ベコフ教授は世界各地から、異なる動物の種が生まれつき公正さを見極める感覚を持っていたり、あわれみを見せたり、困っている他の動物たち助けたりしている証拠を集めた。教授の結論は、動物たちをもっと人道的に扱えと主張する動物保護団体を奮い立たせることになるかもしれないが、当然ながら専門家の一部には、動物たちが複雑な感情や社会的責任をどの程度体験できるのかに懐疑的な人たちもいる。

ベコフ教授はその最新の著書である『野生の正義』のなかに書いているそうだ。「人間に道徳心があり、動物にはそれがないとする信念は、長年の仮説に過ぎない。この仮説がほんとうでないことを示すようないくつもの証拠が続々と集まってきているのだ」と。正し道徳律はそれぞれの種に固有のものなので、それらを人間のものと比較することは困難ではあるらしい。

教授がそうした例として、かつて鮫に襲われようとしている人間をイルカが助けた例や、アンティローブが包囲網から逃れるのを助けた象などをあげたことがある。そのとき彼の考えは科学者の間で論争の的となったが、教授は「種の異なるもの同士の感情移入があるかどうかを知ることはとてもむずかしいが、ないといいきることもなかなか難しい」と発言した。

動物のスピリットが見えない科学者でも
今回の本の中で、彼は書いている。たとえばオオカミは厳格な規則で統率されてまとまっている社会集団で生きている。群れの数が大きくなりすぎると、構成するメンバーたちは密接につながり会うことができなくなり、群れは崩壊してしまう。オオカミはまた公正さを態度で示す。じゃれ合って互いを噛み合うときにでも、優位な地位に立つオオカミは自ら下位にいるオオカミたちにハンディをつけ、あえて為すにまかせて、度を超さない程度であれば噛むにまかせる。ベコフ教授はこうしたことが可能なのは、オオカミたちの行動が道徳律によって支配されているからだと主張する。もしそのとき下位のオオカミが強く噛みつきすぎると、つぎにじゃれ合って噛み合う前には、許しを求めるための「頭を下げる仕草」が求められている。

オオカミと並んで犬のグループにはいる、コヨーテの場合、同じようにじゃれ合って噛み合うが、あまり強く噛む仔はグループの中で次第に仲間はずれにされ、最後には群れから永遠に追放されるという。ベコフ教授らが群れから離れていく子どもたちの死亡率を調べたところ、群れに留まる仔たちにくらべて「4倍から5倍高かった」という。また普通の家庭犬の場合も、2匹飼っている場合、一匹にご飯をあげてもう一匹にご飯をあげないようにすると、犬たちはご飯をわけあうことから、公正さの感覚を持っていることがわかると教授はいう。

そのように彼が今回特に研究対象とした動物は、ほかには象、チンパンジー、ネズミ、コウモリ、クジラなどがある。こうした動物たちの生態を細かく観察して、動物たちが人間と同じようなある種の公平感や、正義感などの道徳を持っているのではないかとするベコフ教授の研究が、公平感や正義感などの道徳律をなくした人間が増えていく中で、これからどうやって発展していくのか興味あるところではありませんか。動物も植物も鉱物もすべてがひとつの輪の中でつながりあっているとする「いのちの輪」に、平和とバランスが回復されるといいですね。


Source : Animals can tell right from wrong (Telegraph.co.uk 23 May 2009)

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Monday, July 27, 2009

ジョージ・W・ブッシュと彼の政権が秘密にし続けた地球温暖化の証拠写真

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アメリカの偵察衛星が撮影していた写真が新しいホワイトハウスの政権によって秘密を解かれ公開された。2006年と2007年の6月にアラスカ州にある米国最北端の町バローを撮影したもの。大気中に含まれる炭酸ガスの濃度が上昇したことが原因による壊滅的な天候異変によって、たった1年で海をおおっていた氷が完全に後退してしまったことがわかる。北極海から夏の氷が消滅することは、その地域に暮らすホッキョクグマなどさまざまな動物たちの生態系の存続にはなはだしい影響を及ぼすのみならず、太陽光を反射するものがなくなってさらに地球を温めることにもつながるという。オバマ政権は長くブッシュの時代に秘密とされてきたこのような写真約1000枚を、議会と市民を奮起させるためにこのほど公開した。(写真はクリックで拡大します)

Source : Revealed: The Secret Evidence of Global Warming Bush Tried to Hide

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Tuesday, June 16, 2009

鮭たちはみなどこに消えたのか? 今、母なる地球になにが起きているのか?

鮭を「神」もしくはその使いだとする信仰は、北太平洋一帯に広がっている。北海道、千島列島、カムチャッカ、アラスカ、カナダ、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアの太平洋岸に暮らす先住民は通底する世界観を共有してきた。しかし今年その鮭の世界に異変が起こっている。6月12日の報道ではカリフォルニアからオレゴンにかけての太平洋沿岸で、90パーセントもの鮭が姿を消した。そのために鮭の漁猟シーズンが取り消され、地域経済に壊滅的な打撃を与えつつあるそうだ。姿を消した鮭たちはどこへ行ってしまったのだろうか? すべてはつながっているのだから、北太平洋全域の鮭に影響は出ないわけはないと思えるのだが。

Source : Video: Where have all the salmon gone?

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Friday, June 05, 2009

原発のプルサーマル実施計画見直しか

インターナショナル・ビジネス・タイムズが以下のように伝えている。

電気事業連合会(電事連)は4日、原子力発電所で使用済み核燃料を再利用する「プルサーマル」について、実施計画の見直しを検討するよう電力各社に指示した。計画の延期などが検討される。

電力各社は2010年までに原発16−18基でのプルサーマル実施を目標としている。九州電力などが5月にMOX燃料を輸送し、今秋にも国内初のプルサーマル発電が開始される予定だが、現時点で地元の了解を得て、プルサーマル実施の見通しが立っているのは8基にとどまる。2日に開かれた内閣府・原子力委員会においても、計画の見直しが必要との声が上がっており、今回の電事連の指示につながった。

プルサーマルでは、使用済みの核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜた混合酸化物(MOX)燃料を利用する。ウランの使用量が少量で済むことから、日本の原子力政策に盛り込まれているが、東京電力・関西電力が1999年、海外から輸送したMOX燃料の検査データに不正があることが発覚し、プルサーマルの実施が延期されていた。

Source : 原発のプルサーマル実施計画見直しを指示-電事連(2009年06月05日 02:39)

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原子力について忘れてはいけない呪文(改訂版)

  • 原子力はクリーンエネルギーじゃない。
  • 原子力は安いエネルギーじゃない。
  • 原子力は地球温暖化への解答じゃない。
  • 原子力は安全なものじゃない。
  • ウラニウム採掘には危険がいっぱい。
  • 核兵器の投げかけた脅威は終わってない。
  • 核廃棄物の問題はずっと未解決のまま。
  • 核施設の誘致はその土地を豊かにしない。

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Thursday, June 04, 2009

ファーザー・サンにこのところ元気がない件

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artwork by Robert Montoya : Sun Father Kokopelli

太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。
太陽活動には数百年周期の変動も知られる。17〜18世紀には約70年間、黒点がほぼ消え、欧州では英国のテムズ川が凍るなど「ミニ氷河期」に陥った。東京大宇宙線研究所の宮原ひろ子特任助教は「ここ1千年でも活動の極小期が5回あり、前回が1800年ごろ。歴史的には、そろそろ次の極小期に入ってもおかしくない」と指摘する。

Asahi.com が昨日流したニュースの一部だ。このところファーザー・サンに元気がない。マザー・アースは息も絶え絶え状態。いったいなにが起きているのか? 北半球においては今月は太陽の力が最もみなぎる時期である。夏至の日には、心ばかりのセージを焚いて、ファーザー・サンにさらなる旅を続けるエネルギーがもたらされ、マザー・アースの聖地にスピリットが還られることを祈ろう。

Source : 弱る太陽 活動200年ぶりの低水準(2009年6月3日14時30分)

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