Tuesday, June 16, 2009

鮭たちはみなどこに消えたのか? 今、母なる地球になにが起きているのか?

鮭を「神」もしくはその使いだとする信仰は、北太平洋一帯に広がっている。北海道、千島列島、カムチャッカ、アラスカ、カナダ、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアの太平洋岸に暮らす先住民は通底する世界観を共有してきた。しかし今年その鮭の世界に異変が起こっている。6月12日の報道ではカリフォルニアからオレゴンにかけての太平洋沿岸で、90パーセントもの鮭が姿を消した。そのために鮭の漁猟シーズンが取り消され、地域経済に壊滅的な打撃を与えつつあるそうだ。姿を消した鮭たちはどこへ行ってしまったのだろうか? すべてはつながっているのだから、北太平洋全域の鮭に影響は出ないわけはないと思えるのだが。

Source : Video: Where have all the salmon gone?

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Friday, June 05, 2009

原発のプルサーマル実施計画見直しか

インターナショナル・ビジネス・タイムズが以下のように伝えている。

電気事業連合会(電事連)は4日、原子力発電所で使用済み核燃料を再利用する「プルサーマル」について、実施計画の見直しを検討するよう電力各社に指示した。計画の延期などが検討される。

電力各社は2010年までに原発16−18基でのプルサーマル実施を目標としている。九州電力などが5月にMOX燃料を輸送し、今秋にも国内初のプルサーマル発電が開始される予定だが、現時点で地元の了解を得て、プルサーマル実施の見通しが立っているのは8基にとどまる。2日に開かれた内閣府・原子力委員会においても、計画の見直しが必要との声が上がっており、今回の電事連の指示につながった。

プルサーマルでは、使用済みの核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜた混合酸化物(MOX)燃料を利用する。ウランの使用量が少量で済むことから、日本の原子力政策に盛り込まれているが、東京電力・関西電力が1999年、海外から輸送したMOX燃料の検査データに不正があることが発覚し、プルサーマルの実施が延期されていた。

Source : 原発のプルサーマル実施計画見直しを指示-電事連(2009年06月05日 02:39)

Beadline.jpg

原子力について忘れてはいけない呪文(改訂版)

  • 原子力はクリーンエネルギーじゃない。
  • 原子力は安いエネルギーじゃない。
  • 原子力は地球温暖化への解答じゃない。
  • 原子力は安全なものじゃない。
  • ウラニウム採掘には危険がいっぱい。
  • 核兵器の投げかけた脅威は終わってない。
  • 核廃棄物の問題はずっと未解決のまま。
  • 核施設の誘致はその土地を豊かにしない。

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Thursday, June 04, 2009

ファーザー・サンにこのところ元気がない件

father_sun_kokopelli
artwork by Robert Montoya : Sun Father Kokopelli

太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。
太陽活動には数百年周期の変動も知られる。17〜18世紀には約70年間、黒点がほぼ消え、欧州では英国のテムズ川が凍るなど「ミニ氷河期」に陥った。東京大宇宙線研究所の宮原ひろ子特任助教は「ここ1千年でも活動の極小期が5回あり、前回が1800年ごろ。歴史的には、そろそろ次の極小期に入ってもおかしくない」と指摘する。

Asahi.com が昨日流したニュースの一部だ。このところファーザー・サンに元気がない。マザー・アースは息も絶え絶え状態。いったいなにが起きているのか? 北半球においては今月は太陽の力が最もみなぎる時期である。夏至の日には、心ばかりのセージを焚いて、ファーザー・サンにさらなる旅を続けるエネルギーがもたらされ、マザー・アースの聖地にスピリットが還られることを祈ろう。

Source : 弱る太陽 活動200年ぶりの低水準(2009年6月3日14時30分)

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Monday, May 25, 2009

地球という惑星を救うためになにをしなくてはいけないか

Last Modified Wednesday, June 17, 2009


newsviva Evo Morales4月22日を「国際母なる地球の日」にしようと国連が認めたことを受けて、先住民として初の国家主席となったボリビアのエボ・モラレス大統領は同日ニューヨークで特別記者会見を開いた。モラレス大統領はそこで「21世紀を環境破壊と気候変動を止めるための世紀」にしようと訴えた。理由は「われわれはこの惑星を絞め殺そうとしており、それはとりもなおさずわれわれは自分自身の首を絞めていることなのだ」からと。

記者会見におけるエボ・モラレスの言葉のいくつかを以下にまとめておく。

「われわれはこの惑星を所有しているのではなく、むしろわれわれもまたこの惑星の一部なのだ」

「誰にも母なる地球を商品にすることなどできない」

「気候変動はすべての人類にとてつもなく偉大な選択を迫っている。資本主義の道をこのまま選んで死ぬか、自然と調和する道を選択してすべてのいのちを敬う方向に進むか」

「資本主義の手の中にあっては、あらゆるものが商品となってしまう。水も、土も、人間の遺伝子も、先祖伝来の文化も、正義も、倫理も、死も・・・生そのものまでもが」

「資本主義が気象変動の問題を解決できないのは、資本主義のなかにあってはほとんどすべてのありとあらゆるものが売り買いの対象にされてしまうからだ。気候変動ですらすでにビジネスにされてしまっている」

「地球という惑星を救い、いのちを救い、人類を救うためには、なんとしても資本主義に終止符をうたなくてはならない」

モラレス大統領は破壊的な資本主義のオルタナティブとして21世紀のために「共同体的社会主義」を提唱する。そこでは資本主義の「より良い生活(“living better”)」という発想ではなく、「健全な生活(“living well”)」を共同体的社会主義のゴールとしている。


Source : To save planet, end capitalism, Morales says

*ソースにした記事の全文の翻訳が「今日、考えたこと」さんのブログで読めます。

**またソースにした記事の全文が、日本語になってつぎのサイトで掲載されていると当記事のコメントで tu-taさんより教えてもらった。(6月17日水曜日)

モラレス大統領「地球を救うには、資本主義を終わらせよ」サイモン・バトラー

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Friday, May 22, 2009

アイダホ州の草原で150年ぶりに誕生した純粋のバファローの子ども

The first calf born at Broken Kettle Grasslands Preserve

北米大陸のバイソン(バファロー)はもともと部族で大陸の上を移動していた。部族は当然さまざまに混血して行くことになったが、そのほとんどがいわゆる「牛」との混血部族で、これまでフルブラッドのバファロー部族といえばたったの2集団しか知られていなかった。ひとつはサウスダコタのウインドケーブ国立公園(Write Wind Cave National Park)にいる部族と、もうひとつはアイダホ、モンタナ、ワイオミングにまたがるイエローストーン国立公園にいる部族だ。そして今回、アイオワのブロークンケトル・グラスランド保護区(Broken Kettle Grasslands Preserve)で、昨年にサウスダコタから移動させられてきた28頭の部族のなかに、今回アイダホ州の草原においては150年ぶりに牛の血の混ざっていないフルブラッドの−−遺伝子の上からも牛の遺伝子がまったくはいっていない−−バファローが誕生したことがわかった。

追記 大平原においては最も偉大で神聖な存在であるバファローの側から見るとバファロー・ネーションに新しいフルブラッドの誕生はとてもうれしいことであるだろう。HO!

Source : The Nature Conservancy in Iowa - Iowa: Bison Calf Born at Broken Kettle Preserve

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Saturday, May 16, 2009

18日にプルサーマルとよばれる核燃料を積んだ船が日本に着くとニュースが伝えた

プルトニウムを一般の原子力発電所で燃やす「プルサーマル」の国内で初めての実施に向けて、フランスで製造された核燃料を積んだ輸送船が、今月18日にも日本の港に到着する。輸送船は、静岡、佐賀、愛媛の順に寄港して核燃料を配給していき、これによって今後日本で本格的なプルトニウム利用が始まることになるとNHKが伝えている。

核燃料を積んだ輸送船は、ことし3月にフランスの港を出港し、武装した2隻で互いに護衛しながら南太平洋を通るルートを日本に向けて航行していたもので、関係者によりますと、今月18日にも日本に到着することがわかりました。今回輸送された核燃料は、中部電力・浜岡原発と九州電力・玄海原発、それに四国電力・伊方原発の3つの原子力発電所で使われることになっていて、まず浜岡原発のある静岡県内の港に寄港し、その後、佐賀、愛媛の順に回るということです。
今後準備が順調に進めば九州電力の玄海原発3号機で11月からプルサーマルが始まる予定で、日本で本格的なプルトニウム利用が始まることになります。

Source : プルサーマル 核燃料到着へNHKニュース 05月16日 06時07分更新

ぜひお読みください

最大の敵と戦おう

スピリチュアルな生き方と最大の敵

ひとつの水、ひとつの空気、ひとつの地球

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Wednesday, April 22, 2009

EARTH DAY の目標とはなんだったのか?

start_quoteわたしたちの目標は、あらゆる人間と生きとし生けるものすべてにとっての、相互に尊重しあえ、質が高くて、適切な、ひとつの環境なのです。醜さのない環境であり、貧困のない、差別のない、飢えもない、戦争もない、そんな環境です。わたしたちの目標は、最も深く、かつ広い意味における、ひとつのまともな環境なのです。end_quote

ゲイロード・ネルソン ( Gaylord Nelson ) 政治家で、後に引退して「ウィルダネス協会」で相談役の仕事をし、2005年に亡くなった EARTH DAY の創設者のひとりの言葉

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いいですか、世界的に今日が「EARTH DAY」なのです。


earthday2009

1970年にアメリカではじまった EARTH DAY ですが、最初のときにも「水曜日」だったことをご存じですか。今では地球規模のお祭りイベントみたいに思われているかもしれませんが、それは少し違っていました。環境ビジネスのための日ではありません。はっきりと言っておくべきでしょう。4月22日がアース・デイなのです。ナショナルグラフィックという雑誌がその日の写真、最初のアース・デイの写真を8枚ほど掲載しているので以下で見てください。

Source : PHOTOS: The First Earth Day--Bell-Bottoms and Gas Masks

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Thursday, April 16, 2009

アースアワーを「儀式」としていくために

Earth Hourヨーコ・オノが3月29日の EARTH HOUR に参加することは重要なことだと、イマジンピースで語っている。明日はアースデイだが、ぼくも「毎日がアースデイ」ということを認識した上で、ここでもう一度 EARTH HOUR の大事さについて語っておきたい。 EARTH HOUR がすごいのは、その1時間が都市に暮らす人たちにとっては濃密な儀式になりうることだとぼくは考えるからだ。アースデイは1日24時間のお祭りではあるが、これを儀式として成立させるには無理がある。自分の時間で生きていないかぎり、思い出にはなっても、日々の暮らしのなかに根を生やすかどうかはわからない。しかしEARTH HOUR は、ヨーコが言っているように「なにかか特別な儀式に参加したという記憶は自分のものになるから。やればやるだけよくなる」と考えることができる。


Source : Earth Promise “21 in 21″ Interview Series - Yoko Ono

Earth Hour Official Website

あわせて読みたい:

3月28日、土曜日、午後8時半から9時半まで Earth Hour 2009 にあなたも参加を

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Wednesday, March 25, 2009

2009年、3月28日、土曜日、午後8時30分 地球のための投票

今週末土曜日3月28日に地球上の1000を超える都市で、100万人以上の人が午後8時30分から9時30分までの1時間を電気を消して過ごすことで、気候変動にたいする人々の意識を高めるための自発的イベント「アース・アワー( Earth Hour)」が行われる。

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来月おこなわれる「アースデイ」のプレイベントのようなものと思われるかもしれないが、これはお祭りではなく、「地球に生きるすべての人たちが参加できる全地球規模の投票」と位置づけられている。地球とその環境に関心を抱いている人は、28日の夜のきめられた時間(ローカルタイムの午後8時30分から9時30分までの1時間)の間電気のスイッチを切るという行動によって誰でも地球のための投票に参加できるのだ。このまま地球がどんどん温まっていってかまわないという人はそのまま電気を灯しておけばいいらしい。

この投票の結果は今年コペンハーゲンで開催される地球規模の気候変動に関する国際会議(Global Climate Change Conference)で報告される。たとえばロサンジェルスでは市内のいくつものレストランがこれに参加して、その間店の電気を消してローソクの明かりのなかで食事を提供することになっているという。今からでもやれることはたくさんありそうなので、地球の気候変動に関心を持っていて自分も自発的にこの投票に参加する意志のある人は、「アース・アワー(Earth Hour)」のウェブサイトを訪れてください。自分になにができるかなどのヒントがたくさん記されています。そのためのポスターや、あなたのコンピューターのデスクトップのための壁紙などもダウンロードできるようになっている。

Earth Hour: Vote Earth - The world’s first global election.

過去記事:

3月28日、土曜日、午後8時半から9時半まで Earth Hour 2009 にあなたも参加を

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Thursday, February 12, 2009

北海道の釧路川に野生のラッコが出現したという

北海道の釧路川に野生のラッコが姿を現したというニュースを読んだ。部分的に引用する。

北海道釧路市の中心部を流れる釧路川に11日、野生のラッコが姿を見せ、盛んに好物のツブ貝を食べている。

道内にラッコは生息しておらず、独立行政法人水産総合研究センターの服部薫研究員は「好奇心の強い若いラッコが北方4島方面から餌を求めて流れてきたのでは」。

Source : 釧路川に野生のラッコ出現、性別不明で名前どうなる?
(2009年2月12日02時44分 読売新聞)

ラッコについてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版の「ラッコ」にはこう記されている個所がある。写真と図版は英語版のWikipediaから。

Sea-otter-map.jpgラッコ(猟虎、海獺、Enhydra lutris、英称:Sea otter)はネコ目(食肉目) イタチ科 カワウソ亜科に属する哺乳類の一種である。体長は55-130cm、体重も40kgを越すことがあり、イタチ科では最も大型の種である。千島列島、アラスカ、カリフォルニア州などの北太平洋沿岸に生息している。分布の北限は北極海の氷域であり、南限はカリフォルニアの「ジャイアントケルプ」の分布の南限と一致している。「ラッコ」の名はアイヌ語の "rakko" に由来する。

地図を見るとわかるように、ラッコの分布は実に興味深いことを伝えている。北部太平洋のなかの、ひとつの大きな文化圏と重なっていることに驚く。ネイティブ・ジャパニーズとネイティブ・アメリカンのある部分をつないでいるのが、この文化圏であり、そこに暮らす人々なのではないかと、ぼくは考えている。おそらく共通の信仰でつながっているはずだ。

ウィキペディアは「日本人とラッコの関係」について次のようにまとめている。

日本では平安時代には独犴の皮が陸奥国の交易雑物とされており、この独犴がラッコのことではないかと言われている。陸奥国で獲れたのか、北海道方面から得たのかは不明である。江戸時代の地誌には、気仙の海島に海獺が出るというものと、見たことがないというものとがあり、当時三陸海岸に希少ながら出没していた可能性がある。

かつて北海道の襟裳岬周辺などにはラッコが生息していたが、明治時代の乱獲によってほぼ絶滅してしまった。このため、明治時代には珍しい動物保護法「臘虎膃肭獣猟獲取締法(明治四十五年四月二十二日法律第二十一号)」が施行されている。現在でも時折、千島列島などから来遊してくるラッコが北海道東岸で目撃されることがあるが、定着するまでには至っていない。2003年頃から襟裳岬近海に一匹定着しているがウニなどを大量に食すので漁業被害が問題になっている。

「ラッコ」というのはアイヌ語なのだね。アイヌとある部分共通する文化を持つ北西太平洋沿岸部のネイティブの人たちの所には、当然ながらたくさんラッコのお話が伝えられている。たとえばアレウト(アリュート)の人たちによれば——

昔、地球がまだ若かったころ、若く美しいひとりの娘がいた。娘には献身的な弟がひとり。ふたりは海のそばの村のはずれ、海を見おろす崖のすぐちかくで暮らしていた。その崖は北の鳥のスピリットの住まうところでもあった。そしてその北の鳥のスピリットの力は強力だった。

ある日、その鳥のスピリットが娘の前に現れた。スピリットは娘を妻にするために言葉巧みに巣へと連れ帰った。娘はどこにも逃げることができず、ひとりぼっちで恐怖におびえる日を送っていたが、ある晩、夜陰に乗じて娘の弟がやってきて彼女を救い出し、家に連れて帰った。

娘が姿を消したことでスピリットは怒りに怒った。北の鳥のスピリットがとてつもない地吹雪を作り出して娘の暮らす村の家々をことごとく破壊しつくそうとしたので、村人たちは恐怖に駆られて、姉と弟のふたりを嵐の中へ追放した。

姉と弟はなんとか隠れる場所を見つけようと海岸にむかったのだが、そこへ巨大な波が押し寄せてきて、一瞬のうちにふたりを海へと引きずり込んだ。海の女神がふたりを憐れむことがなければ、姉と弟のふたりはそのままおぼれ死んでいたにちがいない。

Sea_otter_cropped.jpg

女神はふたりを優雅な海の生きものに変えた。そして氷の海のなかでも寒くならないようにと、すべての動物のなかでも最も厚く暖かな毛皮をお与えになった。

こうしてラッコが誕生することになった。姉は東へと向かってそこでわれわれがラッコ一族として知っているクラン(氏族)を興した。弟は西へ向かいシベリアのラッコたちを率いることになった。

もしカヤックを漕いでいるときに、目の前にラッコが姿をあらわして、その愛くるしい輝く瞳で、お前の顔をのぞきこんで挨拶をしてくるようなことがあれば、それは厚い毛皮にくるまれた、海で暮らすお前の兄弟か姉妹のひとりだということを、覚えておくように。

——ということになる。言い伝えによれば、村を地吹雪から救うために人身御供とされたふたりが、ラッコになったのだ。今回、釧路川にやってきた好奇心の強い彼女か彼のラッコは、いったいなにを伝えにきたのだろうか?

釧路川に現れた愛くるしい --- というか、なにかを必死に訴えかけているような顔つきの --- ラッコの写真は、もとのニュース記事にあります。

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Friday, February 06, 2009

煙草から神聖さをとりあげたのは誰なのか?

日本たばこ産業(JT)が市販されているタバコの添加物リストを昨年ようやくすべて公開した。タバコを吸っている人は目の玉をぐりぐりさせてよく見てみることをおすすめする。もうやめたという人も一度自分が吸っていたものの中身を見ておくとよい。これを見てみると、市販のタバコが「純粋のタバコ」となにが違っているのかよくわかる。ここに挙げられている百種類を超える化学物質などは、意図的に吸う人をタバコ中毒にさせるために、そのことによってたばこ産業が巨額の利益を得るために加えられているものなのだ。

arrow2 紙巻たばこの製造工程において葉たばこに添加されている物質リスト

よくアメリカ・インディアンの話をすると、インディアンの人たちはみんな昔から煙草を吸っていたと思っている人がたくさんいるが、じつはそうではない。もちろん煙草は北米大陸原産で、数千年前から栽培されてきたものであるわけで、自分たちの育てた煙草の葉を自分たちで乾燥させて、それを薬草として利用する部族がないわけではないが、彼らはそれをあくまでも聖なる薬草(メディスン)と認識しており、ぼくが知るかぎり昔のネイティブの人たちが煙草を吸ったのはあくまでも癒しの儀式のためで、それはだいたい1ヶ月に一度あるかないかだったという。だから当然煙草は明確に意識に変化を与える効果を持っていたわけ。そしてそれはむさぼるように吸うことが目的であったわけではない。多くの場合は、創造主からの贈り物でありきわめて神聖なものと認識されていた煙草の葉は、これを細かくして大地にまいて浄化をしたり、あらゆるいのちを祝福するためのものとして、きめられた神聖なやり方で使われた。北カリフォルニアのカルクなどの部族では長老たちがなんとかタバコを大地を創造された偉大な存在にたいするささげもののための神聖な薬草として留めようと奮闘努力している。

kinnikinnick

また、いわゆるピースパイプとしてみんなで輪になってパイプを巡らしている光景をよく映画などで見るが、ラコタの人たちがピースパイプにつめてくゆらしていたもののほとんどは煙草ではなく、キニキニック(kinnikinnick)と呼ばれ、薬草を扱う専門の人によって何種類かの薬草[赤柳の皮、コケモモの葉、ラズベリーの葉]などが微妙にブレンドされたものである。そこに煙草がくわえられることもないではなかったが、それが必ず必要とされたわけではないことは覚えておくといい。

とにかく、煙草は数時間おきに吸うようなものではないことをこの機会に理解してほしいと思う。神聖なものに化学物質を混ぜ込むことによってその神聖さを取りあげている企業により、気がついたときにはいつのまにか中毒にされてしまって、ただなんとなくこれを吸っているのなら、それはまったくもって正しい煙草とのつきあい方ではない。

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Monday, February 02, 2009

3月28日、土曜日、午後8時半から9時半まで Earth Hour 2009 にあなたも参加を

Earth Hour 2009これまでも「百万人のキャンドルナイト」など、地球環境を考え、意識を高めるるためのさまざまな試みがおこなわれていますが、オーストラリアのシドニーで暮らす人たちが一昨年の2007年からはじめた「地球のための1時間(Earth Hour)」が、今年も3月におこなわれるというニュースを伝えておきます。この日を予定表に書き込み、地球のことに関心のある友だちや、知りあいに伝えてください。

「地球のための1時間(Earth Hour)」とはわたしたち一人一人が地球規模の気候変動などにじゅうぶん関心を抱いていることを世界に知らせていくために自発的に電気のスイッチを切る示威行動で、今年はあなたがどこに暮らしていようが、地球時間の3月28日午後8時30分から9時30分までの一時間にわたっておこなわれます。


2009年3月28日、土曜日

8:30 − 9:30 pm


Earth Hour 2009


2007年の最初のアースアワーには、オーストラリアのシドニーだけで2百20万の家庭や会社や企業や役所が参加しました。1年後、昨年のアースアワーには世界370の都市で5000万ものグループが参加しました。今年2009年にはインドのWWF(世界自然保護基金)も参加して世界1000の都市で10億の過程企業自治体等の参加を目的に現在計画が進められていて、アースアワー2009実行委員会では、世界各地の各国の政府機関や、各市町村自治体や、コミュニティーや、企業、個人に引き続き参加を呼びかけています。

アースアワーとは、世界の人たちが自分の暮らしている土地の時間で、同じ日の午後8時半から9時半までの一時間だけ電気をすべて消すことを求めるもので、それは人々がほんの少し意識を地球のことに向けて行動をおこすだけで地球にとって好ましい大きな変化をもたらすことが出来ることを世界中で確認して希望に火を灯すためのものです。

個人で、会社で、組織で、地域で、市町村で、国で参加するようになると、3月28日は地球を廻るように電気を使わない時間が地球を一周することになります。変化は誰にでも起こすことが出来るのだということを確認するためにも、みんなで参加しましょう。電気のスイッチを意識的に切ればよいのです。

参加の意思表明やその他の詳細は以下まで。

reddot Earth Hour

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Thursday, November 20, 2008

真っ白なアオウミガメがタイで生まれたという

feather全身が真っ白のアオウミガメが2匹同時に産まれたという。絶滅の危機にひんしているアオウミガメの赤ちゃんで、今月16日、タイ東部のチョンブリ県にある海軍のウミガメ保護センターでふ化した40匹のうちの2匹が、体から甲羅まで真っ白だったと、NHKのニュースが伝えている。

Source : タイ 白いアオウミガメ誕生

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Tuesday, October 28, 2008

行方がわからなくなっている放鳥のトキ、本州に飛来か

feather新潟県佐渡市で先月、野生化の可能性をにらんで自然に放されたトキとみられる鳥が、昨日27日、日本海を隔てておよそ100キロ離れた本州側の新潟県北部の胎内市で目撃されたらしく、環境省と新潟県が確認を急いでいると、NHKが今日の午後報じた。

トキとみられる鳥が目撃されたのは、佐渡とは日本海を隔てておよそ100キロ離れた本州側の新潟県胎内市。27日午前8時ごろ、車で通りかかった男性が、道路の水たまりから1羽の白い鳥が飛び立つのを目撃した。男性は、この鳥は羽根の色が淡いピンク色で、緑色の塗料が塗られていたと証言した。NHKニュースはこう報道した。

環境省や新潟県によりますと、目撃された鳥の特徴がトキと似ていることや、自然に放された10羽のトキのうち行方がわからない2羽に識別用に緑色の塗料が塗られていることから、トキが日本海を越えて本州側に渡った可能性もあるとみて確認を進めています。環境省は、日本で絶滅した野生のトキをよみがえらせようと、先月25日、新潟県佐渡市で10羽のトキを自然に放し、現在追跡調査を行っています。今回、本州側でトキが確認されれば、昭和45年に石川県で野生のトキが捕獲されて以来、38年ぶりになります。

Source : NHK ニュースのRSSはこちら 放鳥のトキ 本州に飛来か

過去記事:

トキたちがネイティブとして生き抜いていけるのなら

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Wednesday, October 15, 2008

狩猟者の月

Hunter's Moon
Hunter's Moon by Nancy Glazier


今宵は満月。「収穫月(ハーベスト・ムーン)」の翌月、「狩猟者の月(ハンターズ・ムーン)」とネイティブ・アメリカンの人たちが呼ぶ月。夕方5時、西の空に沈みゆく金星。やがて東より月がのぼり、その月を追うように、午後7時過ぎ、東北東の地平からプレアデスがのぼってくる。そのころ北西には熊の星、北斗七星。その熊の星が北北東に移動する深夜、丸い月が中天にかかるころ、東南の地平よりひときわ明るい星シリウス(犬の星 DOG STAR, GOD STAR 神の星)が姿をあらわす。精神に影響を与える星たちの饗宴。狩猟者の月が天界を旅して西の彼方に沈むのは16日の午前7時過ぎ。一晩中、月が空のどこかにとどまる夜。

今夜は夜空を眺めるのにふさわしいとき——

友よ、夜の空で会おう!

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Tuesday, October 14, 2008

アルコールは飲めば飲むほど脳が縮小するんだぞ

newsロイター電によると、アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果が明らかになったという。アメリカのマサチューセッツ州にあるウェルズリー大学のキャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、神経学の専門誌「Archives of Neurology」で発表したもの。記事にはこう書かれている。

研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少を食い止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。

同研究によると、生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。続いて、過去に飲酒していたが今は飲まない人々、現在適度な飲酒をする人々、現在大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかった。

これまで、多くの研究によって適度の飲酒は心臓に良いとされてきた。


Source : アルコール、飲むほどに脳が縮小=米研究

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Monday, September 29, 2008

フランスのトリカスタン原発でウラニウムが大量に流出

international_radiation_symbol7月7−8日、アヴィニョンの北部にあるトリカスタン原発の廃水処理業ソカトリ社のウラン溶液貯蔵タンクのメンテナンス中、タンクからウラン溶液約3万リットルが溢れ出し、職員100人余が被ばく、付近の運河・河川に74キロのウラニウムが流れ込んだ。原発の一部が閉鎖されたが、住民が使用する地下水から基準値数倍の放射能濃度を検出。水道水の使用や水泳、釣りも禁止。ホテルからは客足が遠のき、トリカスタン産ワインもイメージダウンし、銘柄の改名を希望するワイン業者が続出。家を売りたくても不動産価格も暴落し続けている。

トリカスタン原発は原発・化学産業コンビナートの中にあり、電気公社EDFの原発やウラン濃縮業、ウラン・フッ素加工業、軍事放射性廃棄物貯蔵区、核研究・開発所と10近い工場・施設が集合し、ラ・アーグ再処理工場と並ぶ核産業集合地だ。ウラン漏出後、地下水に浸透するまでに数日かかるが地下水の放射能濃度が毎日上下変動することから、何年か前から公表されない事故が起きていたのでは、という疑問が浮上。ちなみにラ・アーグ再処理工場からは毎日10万リットルの放射性廃液が垂れ流されており、周辺地域・海域の放射能汚染への警告がくり返されている。

Source : 放射性廃棄物の将来。

YouTube : http://jp.youtube.com/watch?v=ThgalweNH2o

関連記事:

原子力はクリーンで安全なエネルギーかどうかもう一度よく考えよう

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Sunday, September 28, 2008

地球最年長の岩が「発見」されたというニュースから思い出されたこと

INYAN The Rock

地球で最も古い「岩」がカナダの東部のケベック州北部で見つかったらしいね。上の写真はその「岩」のもの。これまでは40億3000万年前の岩が最も古いとされていたのだが、今回発見された岩は42億8000万年前の岩らしい。われわれの地球が生まれて最初に固まった岩だと、アメリカの日刊科学ニュースサイトSCIENCEの記事のなかで科学者が言っている。

もともとアメリカの先住民は「岩はこの地球で最も古いもの」という信仰というか、確信に近いものを持ち続けてきた。ラコタの人たちは「岩」を「インヤン」という。そして彼らの神話ではインヤンは「最年長の神」として尊敬される。とにかくすべてのものが作られる前からインヤンはすでに存在したという。「世界がはじまる前にすでにあったもの」というのは、すごいじゃないか? 理屈を超えている存在なのだ。インヤンのスピリットは「ワカンタンカ」「偉大なる神秘」だった。

インヤンはつぎに「マカ(地球)」を創り、これにスピリットをお与えになって、「マカ・アカン(地球女神)」を創り出された。地球女神はだから二番目に年をとっている存在だ。しかしこの母なる地球のスピリットは当然ながらインヤンの一部でもある。つまり地球は岩の一部と言うことだ。ラコタの神話的世界においては岩が地球の一部なのではないことに注意しておきたい。

なにもないところに、無しかないところにブルーの円盤のかたちをしたマカを創るため、インヤンは自らのありったけの血液を使われた。インヤンの血液は青色をしていた。マカを創ろうとすべての力を使い果たしたためにインヤンはその持てる力を喪失した。インヤンの血液はそのまま青い水と青い空になり、そしてナギ・タンカ(空神)と、そして最強であり、最も神聖で、三番目に年寄りであらせられるグレイトスピリットとになったとされる。

Source : Oldest Known Rocks On Earth Discovered: 4.28 Billion Years Old

    Lakota Myth Creation of the Universe

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Thursday, September 11, 2008

太陽と地球でなにかが起こっているのだけれどそれの意味するものがなになのか選挙に立候補している人たちにはわからない

ひとつは太陽のことだけど、実は太陽でおよそこの百年近くなかったことが起きている。太陽の黒点を観測し続けているアメリカのカリフォルニア州立大学ウィルソン山気象観測所が日々公開するデータによれば、太陽の表面にただのいちども黒点が観測されない日がすでに1ヶ月以上も続いているのだ。太陽の黒点の活動は1749年から観測され続けているが、前回黒点の活動が1ヶ月近く観測されなかったのは1913年の6月のことだった。

No Spot Seen Today

Source : 太陽の黒点が約100年ぶりにゼロに、地球の気候に大影響か


Ozone Hole

もうひとつは地球のことで、昨日、南極上空のオゾンホールが過去最大級になりそうな勢いで拡大中だって気象庁が発表した。

例年8月後半に出現して、11〜12月に消滅するオゾンホールは、今年は8月下旬から急速に拡大、日本の面積の64倍にあたる2430万平方キロ・メートル(9月8日現在)に達している。
(2008年9月11日19時25分 読売新聞 YOMIURI ONLINE)

Source : 南極のオゾンホールが急拡大、過去最大級の見通し

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Tuesday, September 09, 2008

地球温暖化の抑制には肉を食べるのを減らすべし

beefひとりの消費者としてわれわれが地球の温暖化を抑制するためにできる最も効果的なことはなんだろうか? この難題にたいして国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長であり、ノーベル賞の共同受賞者のひとりであって、自らベジタリアンであることを公言するラジェンドラ・パチャウリ氏はずばり「肉を食べることを減らすことだ」と回答している。「まずは週に1日は肉を食べない日を設けること。そしてそこから肉を食べるのをさらに減らしていくこと」と。

これはイギリスのガーディアンという新聞のウェブサイトに掲載されているもので、地球規模の温室効果ガスの20%を食肉生産が占めていることをひとつ記憶にとどめておいてください。国連機関の推計では今世紀半ばまでに食肉の消費が倍増することになっていると警告している。牛肉であれ豚肉であれ鶏肉であれ、もともと肉を食べることはあまり人間にとって健康によいことではないのだから、生きていく上でカルマを増やさない減らす意味(^^; )でも、食肉を食べるのを出来るだけ減らすようにしたいものではありませんか。

Source : UN says eat less meat to curb global warming

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Monday, September 01, 2008

妊娠期間中の女性は香水や香料の類を使用したものを避けるようにとの警告

newsイギリスの健康問題の専門家が妊娠中の女性に香水や香料を用いたものを身につけることを避けるようにという警告を出した。生まれてくる子供たちが将来がんを引き起こしたり、不妊症にかかる可能性があるという。

香水ががんを引き起こすのではないかという指摘は、20年程前から一部で指摘されてきた。8月31日日曜日のイギリスの「スコットランド・オン・サンデイ」が、「女性は妊娠中に香水をつけるべきではない」という警告の記事を掲載していた。記事によれば、香水や香りのあるボディクリームの使用は妊娠中は、生まれてくる子供にがんや不妊症を引き起こす可能性があり、避けるべきであると専門家の指摘が書かれている。ラットを使った研究で、妊娠8週目から12週目あたりの雄の胎児の生殖器官が、化粧品類に含まれている化学物質によって障害を受けることがわかったというもの。

多くの女性は妊娠8週目ぐらいではまだ自分の妊娠に気がついていないケースが多く、今後おこなわれる動物実験などで、今回の研究が実際の人間ではどうなのかの結論が出るまで、女性は香水や香料を使ったものの使用は避けるべきであると警告している。

詳細は以下の記事で。

Source : Women warned not to wear perfume during pregnancy

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Monday, July 21, 2008

寝ぼけた女子中学生がキックでヒグマを撃退したというニュース

女子中学生、テント押すヒグマ撃退 知床、妹と思い蹴る

20日午前4時ごろ、北海道羅臼町にある羅臼温泉野営場にヒグマが現れ、北見市の女子中学生(12)らが寝ていたテントを襲った。ヒグマはテントを外から押し続け、中学生が内側からキックで応戦すると、ささやぶに逃げたという。テントは約50センチ裂けたが、中学生にけがはなかった。

同町などによると、家族5人でキャンプに来た中学生は寝ぼけていて、テントを押すヒグマを妹(10)のいたずらと勘違い。手で押し返していたが、あまりにしつこいのでキックしたという。そばにいた母(40)の目には、テントのシートの向こうにヒグマの影が見えていたという。

当時はテント二十数張りに約50人がおり、目撃者もいた。体重70キロ前後の若いヒグマとみられる。最初はシカの親子を追っていたが、においをかぐようなしぐさでテントに近づいたという。若いと人間の怖さを知らず、対処を誤れば非常に危険。町職員は「ヒグマだと思って大騒ぎしていれば危ないところだった」と話した。(神村正史)

「ヒグマが女子中学生(12)らが寝ていたテントを襲った」とあるが、記事を読むかぎり「襲った」という表現は言い過ぎではないだろうか。襲われたのはヒグマの方だし。ともあれ、クマたちの国(テリトリー)のなかのキャンプにおいては、一切の食料や匂いを出すものをテントに持ち込んで野営してはならないということを、人間にたいしてもっと徹底しなくては。新聞もそういうことも書いてくれよな。彼らのテリトリーに侵入しているのは人間たちなんだから、クマたちと人との共存のためにも、最低のエチケットとして。

Source : 女子中学生、テント押すヒグマ撃退 知床、妹と思い蹴る(asahi.com ニュース 朝日新聞社 2008年7月21日3時0分)

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Tuesday, May 20, 2008

今年いちばん小さくて遠い満月

Full Moon満月ですね。種植月。北半球の今月の満月は、2008年の1年間でいちばん小さくて遠い満月。なぜなら月は赤道を越えて南半球にあるから。月が北半球に帰ってくるのは、今月の29日。これからある今年の満月で一番近くにあって大きい満月は12月13日(土曜日)の満月。来月の満月は6月19日(木曜日)、夏至の日の2日前。

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Saturday, April 19, 2008

ムーン・イリュージョン

astro_teepeeそろそろ満月ですね。日没直後にのぼってくる月はもうほとんど満月のように見えてますが、正確には明日の日曜日、20日の午後7時半頃が満月です。台風のような嵐も去った今日、明日、明後日なら、雲間に十五夜も十六夜(いざよい)も、丸い月が見れそうかな。満月というのは、東の地平線からのぼってきた直後がいちばん大きく見えます。いわゆる「ムーン・イリュージョン」というやつ。これ実は錯覚なのです。試しに片方の手を伸ばして、自分の親指を立てて、その親指の指の節のところで満月の大きさを計測してみます。それで大きさを確かめたら、三時間から四時間後、月が天の高いところにのぼるのを待って同じように親指の節で計ってみると、大きさに違いがないことがわかります。ではどうして地平線の近くにある月が大きく見えるのか、これ、ほんとうのことはまだわかっていません。科学的に解明できていないのです。太陽も、星座も、地平線からのぼってきた頃が大きく見えるのです。あくまでも地球で生きている人の眼には「見える」という話ですが。

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Wednesday, March 12, 2008

今宵、西の夜空でなにか素敵なことが起こる

pleiades_moon

今夜、晴れているところなら、青い夜が降りてくる夕方7時(19時)頃には月齢5日目の月とプレアデス星団(すばる 六連星)が西の空で接近し、やがてゆっくりと一緒に連れ添うように沈んでいく神々しい天体のショーが見れるはずです。両者の距離は夜が更けるにつれていよいよ近くなり、このショーは西北西に月とプレアデスが沈んで姿を消す23時ごろまでつづきます。双眼鏡があればなおきれいに見れます。図版は AstroArts 2008年の天文現象ガイドより、本日の22時の月とプレアデス。


プレアデスへの歌 パウニー


見よ
あの人たちがのぼってくる
のぼってくる
大空と大地の接する向こう側から
プレアデスよ!

ご覧
あの人たちが上昇する
われらを導くために
われらを無事にまとめるために

プレアデスよ
われらがあなたがたのごとく
ひとつにつながることを
どうか、教えたまえ。

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Wednesday, February 20, 2008

Is Marijuana Safer Than Alcohol?

conparing_dangers_of_popular_drugs

Source : Is Marijuana Safer Than Alcohol?

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Saturday, February 16, 2008

日本列島に暮らす人たちはそろそろ生き方を変える必要があるのではないだろうか

petroglyph去年ホクレアがハワイからミクロネシアを経由してやってきたのは夢ではない。しかし何年も前に海洋ジャーナリストの内田正洋さんからその偉大な計画の話を聞かされた時以来、ぼくは「日本列島の周辺の海がきれいになるまではホクレアはやってこない」と思いこんでいた節がある。内田さんにもそう話した。だから、実際にホクレアがやってきた時には、喜びとそうじゃないものが混ざって実際不思議な気持ちだった。なんでホクレアはやってきたのか? ぼくたちの海はきれいになったのか? いったいホクレアはどんなメッセージを運んできたのか?

ぼくはあの幻のように美しい船が日本列島にやってきて以来、そのことを考え続けてきた。そこで、昨日公開された世界海図を見てください。世界の海がどのくらい傷ついてしまっているかを色別に分けてつくられた最新の海図だ。この海の色分け図は、2月14日木曜日にアメリカのボストンにあるアメリカ科学振興協会(American Association for the Advancement of Science)にカリフォルニア大学サンタバーバラ校の準研究科学者であるベン・ハルパーン(Ben Halpern)先生によって提供されたもの。

Imagename

オレンジ色に塗られているところは、なんらかのかたちで人間がダメージを与えてしまった海域をあらわしている。一目見ておわかりのように、実にこの惑星の海洋の96バーセントが、すでに人間活動によるネガティブな影響を被っている。海を傷つけたのは、漁業であり、釣りであり、われわれであり、河川や海洋の公害汚染であり、おそらくは50年代以降ずーっと恒常化している異常気象であるだろう。このように目に見える図表としてこのショッキングでやりきれない事実が公表されるのはおそらくこれが最初だと、この記事を大きくとりあげたイギリスのガーディアン紙は書いている。

人間活動の影響をかろうじてまぬがれている海域は地球という水の惑星の極地近海のほんの4パーセントにしかすぎない。特にダメージがはなはだしい海は、赤く識別されているので一目瞭然。イギリスから北欧沿岸にかけての北海全域と、そして日本列島沿海から黄海、東シナ海にかけての海域。どちらもかつて海洋帝国国家を目指した2つの国のまわりが痛々しく傷ついているのがわかる。

imagename日本列島を細かく見ると、外房、四国の太平洋岸、九州のほぼ沿岸全域、玄界灘、屋久島種子島から沖縄に至る島島々の周辺から東シナ海のほぼ全域とそれにつながる南シナ海など、母なる地球は深い傷口からあたかも血を流しているようにすら見えるだろう。今後は黄河や揚子江から流れ出る大量の汚染された水によって、この海域の海はさらに傷が深くなり、周辺に悲惨な状況を広げていくことになるだろう。

われわれは世界でいちばん汚れた海のなかに浮いた島で生きているという現実を受け入れるところからしかこの問題は解決に向かって動きはじめない。われわれは生き方を変えなくてはならないところに来ているのだから。この流れを変える力となるために、喜びの星と名づけられた外洋航海用の古代カヌーははるばるハワイからやってきたと、この地図を眺めながらあらためてぼくは考えている。

Source :

arrow2 Revealed: polluting impact of humans on the oceans
arrow2 Huge study gives wake-up call on state of world's oceans

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Tuesday, February 12, 2008

「音楽が世界を変える時代は過ぎ去った」と話したニール・ヤングからの声明文

Neil Young先週のベルリン映画祭における記者会見で「音楽で世界は変えられないのでは?」という記者からの質問にたいして、目をつり上げるようにして「音楽が世界を変える時代は過ぎ去ったのだ」と応えたニールのその発言はこの週末に世界中を駆けめぐったようだ。あまりの反響の大きかったことにあわてたのかどうかは知らないが、ニールはアメリカ東部時間11日午後1時51分に、真意を伝えるべく以下のような声明を出していると、RollingStone 誌のブログが伝えているので、とりいそぎ日本語にしておく。あわせてオリジナルの英語版も掲載しておく。

ただひとつの歌だけでは
文 ニール・ヤング


どんな歌であれ、ただひとつの歌だけで世界が変えられるわけではない。しかし、それは歌をうたうのをとめる時だということを意味するものではない。この地球のどこかでは科学者がひとりだけで研究している。彼、もしくは彼女がなにを今考えているかなど、誰も知るよしもない。秘密はただ手の届くところにあるのだ。もし自分がその答を知っていたなら、ぼくは歌をうたっていることだろう。

今は革新の時代である。希望は大切だ。しかし大切なのは希望だけではない。革新の時代にあっては、人々を動かす燃料が見つからなくてはならない。これこそが最大の難関だ。誰がそれに挑戦しているのか? 今という日に、一日中、昼といい、夜といい、過ぎていく時間を追いかけるように、その答を探し求めているのは誰なのか? ぼくは、自分がそれをしていることを知っている。

友人たちが「あきらめるなよ」と手紙を送ってくる。ぼくはあきらめてなどいない。今が変化の時代であることがぼくにはわかっている。しかし、ぼくは知っているのだ。答が歌などではないことを。おそらく答が歌だったことがなかったわけではない。しかし、今いえるのは、それは歌ではないということ。答は、行動であり、なにごとかを成し遂げることであり、隠されていたものが明らかになることであり、新しい道(生き方)なのだ。ぼくは今も人々を動かす燃料となるものを探し続けている。ぼくにそれが見つけられるだろうか? できる。自分には見つけられると、ぼくは思う。この偉大な発見を可能にするのを支援するために自分が選ばれていたのかどうかは、ぼくにはわからない。ぼくにわかっているのは、答がもし見つかれば、自分にはそのことについての歌ぐらいは書けるだろうと言うこと。そのときがくるまでは、ぼくに書けるのは、自分の探求についての歌か、すべての時間を探すことについやしているという歌だけ。でも、ひとつの歌だけでは、世界を変えることなどできやしないだろう。しかし、たとえ世界を変えられなくても、ぼくはこれからも歌い続ける。


翻訳・北山耕平

Source : Neil Young: Music Can Actually Save the World, Sort Of

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Sunday, February 10, 2008

音楽でなければなにが世界を変えるのか?

newsいつも記事を読んで刺激を与えていただいている「暗いニュースリンク」に、

 ニール・ヤングの悲痛なメッセージ:「音楽で世界は変えられない」

というニュースが2月10日付で紹介されていた。以下はそこからの引用だ。

「音楽で世界を変えることができた時代は過ぎ去った。今、この時代にそういう考えを持つのはあまりにも世間知らずだと思う。」自作のドキュメンタリー映画『CSNY Deja Vu』がベルリン国際映画祭で特別上映されるにあたり、記者会見でニール・ヤングはそう語っている。

『CSNY Deja Vu』は、ニール・ヤングが『リヴィング・ウィズ・ウォー』を引っさげて行った2006年度クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング全米公演『Freedom of Speech tour』の様子と、それに対する世間の反応を収めた映像作品。このドキュメンタリーでは、例えばライブの最中、『Let's Impeach the President(大統領を弾劾しよう)』が演奏されると、喝采とブーイングの嵐に会場が分裂し、憮然として途中退出する聴衆の姿などを見ることができる。

悲痛な面持ちで音楽観を語るニール・ヤングは、しかしそれでもドキュメンタリーを制作する意義はあったと語っている。「あれをやらなかったら、昔のヒッピー達が思ったことを喋ってるだけになるところだった。そんなの誰が気にする?」「論争を巻き起こすのが目標だった。このフィルムでそれがある程度実現できると願っている。」

ではこの時代に世界を変えられるかもしれないものはなにか?

ぼくはかねてよりニール・ヤングの言葉に興味があるので、リンクが貼られていた先のAP電が世界に配信したもと記事から「暗いニュースリンク」が紹介していない彼の言葉の部分を拾い上げておく。

「音楽が世界を変えることができたかもしれない時代は過去のものになったとぼくは思う。今、このような時代にそのようなことを考えるのはあまりにもナイーブすぎるように思える」

「ぼくが思うに、今の世界はまるで別のもののようだ。この世界に違いをもたらしたり、この惑星を救えるためのものがあるとするなら、それは科学や、物理学や、スピリチュアリティの時代ではないだろうか」

Source : Neil Young: Music no longer can change world

arrow2 Native Heart Tuesday, February 12, 2008 「音楽が世界を変える時代は過ぎ去った」と話したニール・ヤングからの声明文

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Wednesday, January 30, 2008

天界で素晴らしいショーがはじまろうとしています

eaglefthr.gif今週末からしばらく、夜明け直前の南東の空の低いところで、天界の素晴らしいショーが見れる。地平線に射手座がかかり、その斜め上でひときわ輝くふたつの惑星、金星と木星が大接近し、2月4日はそこに新月直前の細い月が入ってくる。金星も木星も、このところ夜明け直前に輝きながら東南の空にのぼってくるようになっているが、4日の日はふたつの惑星が最も近づき、月を頂点とする二等辺三角形を描く。いにしえの星と月を読む人たちであれば、このみっつの輝く星たちの大集合を息を呑んで見守ったに違いない。

つぎに金星と木星がこのように大接近するのは、秋も深まった今年の12月1日の宵の空ということになる。

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Saturday, January 26, 2008

ジュゴンが沖縄の海で生きる権利はぼくたちになにを教えているのか?

dugong非営利の環境保護団体「アースジャスティス(地球の正義)」がアメリカの国防総省を相手にジュゴンの保護を求めていた裁判で、カリフォルニア州の連邦地裁が24日、同省に対し、ジュゴンに与える影響などを調査し、90日以内に報告するよう命じたというニュースが流れた。共同通信は以下のように報じている。

原告側の事実上の勝訴で、原告の日本環境法律家連盟(名古屋市)の籠橋隆明弁護士は「日本政府も環境影響評価(アセスメント)の手続きをあらためてやり直す必要がある」と指摘した。

日本の天然記念物ジュゴンが、他国の文化財の保護義務も定めた米国の文化財保護法(NHPA)の対象になるかや、ジュゴンの生息域を脅かす基地建設がNHPAに違反するかどうかが訴訟の争点だった。

Source : ジュゴンへの影響考慮を 普天間移設で米地裁

沖縄タイムス紙は25日の夕刊で「米国防総省が敗訴/沖縄ジュゴン訴訟」としてさらに細かく報じている。一部を引用する。

同訴訟は二〇〇三年九月、県内外の自然保護団体が米国の団体とともに提訴した。原告にはジュゴンも含まれる。

国防総省は当初、同法の適用対象は建造物などに限られる上、米国は基地建設に直接関与していないとして却下を求めた。同地裁は〇五年に同省の主張を退け、実質審理入りしていた。

原告代理人で、環境法律事務所「アースジャスティス」のサラ・バート弁護士は、「判決は、国防総省は真剣な検討をする義務があると明示した。ジュゴンの保護措置が取られることになる」との見通しを示した。

日本環境法律家連盟事務局長の籠橋隆明弁護士は「国防総省は日本政府のアセス結果を地裁に提出するだろうが、その内容は米国で求められる水準には到底達しない。地裁が審査し、さらなる決定を出す可能性もある」と指摘した。

判決について名護市の島袋吉和市長は「現時点で、コメントできる立場にない」。県幹部は「外国での訴訟なのでまだ判決内容が分からない。普天間移設の事業主は国なので、動向を見守る」としている。

 原告の東恩納琢磨さんは「大勝利だ。米国政府に言われて見直すのは恥ずかしいことだが、日本政府はそれをやらないと、世界から大きな批判を浴びる。(基地建設に)高いハードルができたし、この判決を克服するには、相当の労力と時間がかかる。それよりは、辺野古への基地建設を見直した方が早い。ジュゴン保護区の設置を米国民にも訴えていきたい」と話した。

原告の一人で、米自然保護団体「生物多様性センター」のピーター・ガルビンさんは「地裁決定に基づく見直しと、基地建設の影響が広く知れわたることで、日米両政府がジュゴンを絶滅に追いやる計画を断念することを願う」と話した。

「市民アセスなご」の吉川秀樹さんは、「九十日以内に、ジュゴン保護の根拠を提出するよう求めるだけでなく、それを判断した米国防総省側の担当者の氏名の提出を求めるなど米国の法律の要求に、日本のアセスが適合しているかを求めている」と指摘。「こちらが望んでいた判断。ここまでやってくれたことに、感心している。ここから新たな基地建設反対の運動を積み上げることができる」と評価した。

Source : 米国防総省が敗訴/沖縄ジュゴン訴訟


日本政府(傀儡部族会議)が一手に握っている対アメリカ政策が、日本国民(リザベーションのなかで日本人をしている人たち)のためにならないもものだったとしたら、日本国民にできることは泣き寝入りしかないとこれまで思いこまされてきた菊のカーテンに穴をあけたのがジュゴンだったということになる。

arrow2 Federal Judge Rules Against U.S. Defense Department Plans for Airbase in Habitat of Okinawa Dugong

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Friday, December 07, 2007

原子力についてのふたつの大いなる疑問

questionmark日本ではなぜ原子力のことが事故以外にはメデイアで報道されないのか?

日本ではなぜ政治家が原子力の問題に正面から触れようとしないのか?

このふたつの疑問を一度でも考えたことがある人は、原子力料情報室が12月5日に公開した『Atomでナイト?! 〜国会議員と原子力トーク!〜』というイベントの6本の記録動画をご覧ください。『Atomでナイト?! 〜国会議員と原子力トーク!〜』は11月14日に再処理工場を知る会が催したイベントです。少なくとも原子力にたいして正直に向かいあおうとする3人の例外的に正直な政治家たちの話は、この国の政治について考えるときに、頭に入れておくべき内容を含んでいます。

arrow2 原子力資料情報室(CNIC) 国会議員と原子力トーク!

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Thursday, December 06, 2007

そして聖なる山ベア・ビュートはもとの静けさを取り戻した

Bear Butteひとつ良いニュースをお知らせする。サウスダコタ州スタージス郡のスタージスという町の北東、平原インディアンが聖なる山として信仰を集めてきたベア・ビュートという山の麓で、多くの先住民たちの抗議にも耳を傾けずにベア・ビュート・サンセット・ラリーなる巨大酒場を営業していた酒場のオーナーのジェイ・アレンにたいし、ミード郡委員会は本日12月6日、今後は郡の内部においては酒の販売許可証の更新を認めない決定をくだした。万物を創られたお方の神はからいにより、今回のこの決定で、聖なる山の神聖さはかろうじて保たれる結果となった。昨年本ブログでベア・ビュートの状況を伝えて聖なる山を守るためのインターネットによる署名をお願いし、それにこたえて有志の方々にも参加していただいてからすでに1年と7ヶ月がたっている。その間いったい経過はどうなっているのかと心穏やかでなかった人たちとともに、今日はこの結果をひとまず喜びたい。

next 聖なる山を守らなくてはならない理由

next 聖なる山ベア・ビュートを守るためにぼくたちにできること

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地球温暖化と環境の現状に対する人々の覚醒を促す5ヶ月間におよぶウォークの旅立ちまであと2ヵ月

the Longest Walk 2008
11月中旬の記事「30年ぶりのザ・ロンゲスト・ウォーク」に対し、日本からこれに参加を希望したり、ウォークについてもっと詳しいことを知りたかったり、参加をきめた人たち同士でコミュニケーションをとるために「THE LONGEST WALK 2」というコミュニティーが10月から mixi で立ちあがっている。この動きについて情報をフォローしたいひとや、志を同じにする人は、参加するといいだろう。地球温暖化と環境の現状に対する人々の覚醒を促すための、のべ7000キロ、5ヶ月間におよぶウォークの旅立ちまであと2ヵ月。

arrow2 mixi community : THE LONGEST WALK 2

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Friday, November 30, 2007

ミッドナイトオイルから環境大臣へ

Peter-Garrettミッドナイト・オイルという70年代中ごろにそれなりに幅をきかせたオーストラリアのパンク・ハードロック・バンドがある。当時から環境問題やアボリジニーの問題などで先鋭的な意見を歌にのせてはきまくっていた。バンドは20年以上も続き、5年程前に解散したが、リーダー的存在でそのボーカルをずっと担当していたピーター・ギャレット(写真)が、今回政権交代を勝ち取ったオーストラリア労働党の次期内閣で環境大臣に任命されることがきまった。ピーター・ギャレットはオーストラリア環境保護財団の代表を10年間務めたし、環境保護組織グリンピースの理事を2年経験、海を守る組織であるサーフライダー・ファウンデーションの創設メンバーでもある。80年代初頭にぼくにミッドナイトオイルをしきりと勧めてくれた日本のサーファー連中のなかにもこのニュースを耳にして喜んでいる連中がかなりいるはずだ。

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Wednesday, November 21, 2007

熊には不思議な力があるということを教えるニュース

熊が死んだふり? 撃った男性、反撃され重傷 岩手

20日午後2時ごろ、岩手県八幡平市の山林で、岩手北部森林管理署職員安保裕一さん(55)=八幡平市下モ川原=がクマに襲われ、顔などに重傷を負った。

岩手署によると、安保さんは狩猟のために同日昼ごろ入山。見つけたクマを銃で撃ち倒した後に近づいたところ、クマが突然起き上がり襲われた。安保さんは口や手などに大けがを負ったが自力で下山。クマは逃げたという。

Source : MSN産経ニュース (事件)2007.11.20 21:55

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Friday, November 16, 2007

OUR HOME  わたしたちが「家」とよべるただひとつの星

Our Home 1
Our Home 2

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプレスリリースによる画像の解説は以下のとおり。

上の画像は、平成19年11月7日14時52分(日本時間)に「かぐや(SELENE)」ハイビジョンカメラ(広角)から撮影され、JAXA臼田宇宙空間観測所にて受信した動画の一部を静止画像として切り出した「地球の出」の写真。月面は北極付近で、地球にはアラビア半島、インド洋などが見える。

下の画像は、平成19年11月7日12時07分(日本時間)に「かぐや(SELENE)」ハイビジョンカメラ(望遠)から撮影され、JAXA臼田宇宙空間観測所にて受信した動画の一部を静止画像として切り出した「地球の入り」の写真。月面は南極付近で、地球の中央左にはオーストラリア大陸、右下にアジア大陸が見えている(画面の上が地球の南になっているため、オーストラリア大陸の上下が通常とは逆)。

next 宇宙航空研究開発機構プレスリリース 2007年11月13日

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Thursday, October 04, 2007

Red Hot Longest Walk Benefit Concert

Longest Walk 2 BC

next Red Hot Longest Walk Benefit Concert SF

next The Longest Walk 2

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Tuesday, October 02, 2007

かぐやから見えたわれわれの星

宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は「平成19年9月14日(日本時間、以下同様)に種子島宇宙センターから打ち上げた月周回衛星『かぐや(SELENE)』からの初めてのハイビジョン動画撮影に成功した」として、画像を公開した。右下に南アメリカ大陸の西海岸の海岸線が見えている。

Earth view from Kaguya

arrow2 月周回衛星「かぐや(SELENE)」の ハイビジョンカメラ(HDTV)動画撮影成功について


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Wednesday, September 26, 2007

A Special Full Moon Tonight

今晩は満月。それも特別な満月。秋分の日にいちばん近いフルムーンは「フル・ハーベスト・ムーン」と呼ばれる。「収穫月」だ。これってとても美しい響きなのだが、実相はだいぶ違っている。折しも恵みの秋のこのころの農家は、どこも収穫に大忙しで、陽が暮れても収穫作業を続けることもしばしばだった。電気なんてなかったその昔は、月が夜空にあるだけで大助かりで、この満月の日は夜が更けるまで畑で月明かりをたよりに収穫作業にいそしんだと言われてる。夕方には東からのぼってくる今宵の十六夜(いざよい)月。存分に楽しめるといいのだけれど。

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Sunday, September 23, 2007

Happy Equinox! よき秋分の日を!

The Autumn Equinox by Ellen Jackson本日、9月23日、日曜日の午後7時(19時)に、秋分が訪れる。今日はプエブロの人たちのような農耕の民にとっては、実際に1年の収穫を祝う踊りの日でもある。天空の方角で言えば「西」の時で、外に向かっていたエネルギーがこの日を境にして内側に向かいはじめる。あなたにとっても、象徴的にであれなんであれ、この半年にやってきた有形無形の努力にたいする収穫を祝い、感謝を捧げる日であってほしいと願う。天空を旅する太陽が夏の家から冬の家へと旅をする道の中間点に当たり、1年に2度しかない昼と夜の長さが等しくなる日で、バランスがとれる1日である。偉大なる曾祖父である太陽には、夜の支配する6ヶ月間の旅のはじめの最初の時であり、自然界のエネルギーのサイクルが変わることもあって、この時を自分の、家族のメディスン・ホイールへのチューニングのために過ごす人も多い。この半年育ててきたものを多くの人たちと分けあうときがはじまる。

秋分の日には、家族であるいは親しい人たちと「スリー・シスターズ(3姉妹)」と名づけられた「トウモロコシとカボチャと豆」の3つが入ったスープでも食べたい気分になります。そして自分がこの1年でなにを「収穫」したかをあらためて見つめなおすセレモニーを通して、自らの内側を検証することをはじめたいものではありませんか。自分は春になんの種を蒔いて、それをこの秋にどのように収穫できたのか。この日はそれを確かめる価値のある日。そして未来に向かってこの次はなんの種を蒔けばいいのか、考えるにふさわしい日。

願わくばこの日、あなたが豊穣の時を迎えていますように。

(図版は「秋分の日」という絵本の表紙。エレン・ジャクソン著、ジャン・デイビー・エリス画。 ぼくが知っているかぎり最も秋分の日が美しく描かれた絵本。日本語にはなっていないと思う。The Autumn Equinox: Celebrrating the Harvest by Ellen Jackson. Illustrated by Jan Davey Ellis. Millbrook Press, 2000, ISBN: 0-7613-1442-3

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Thursday, September 20, 2007

9月22日は車に乗らない日

Imagename

animism online で教えられたが、22日は車に乗らない日だという。最近しばしばエコカーなどという宣伝の言葉を耳にするが、誤解してはならないのは、どんな車であれオートモービルは、ハイブリッドであろうが電力であろうが、いささかも地球に優しいものではないということを知った上で、これとつきあわなくてはならないということ。程度の差こそあれどんなに美しい車であろうが本質的に地球を痛めつけていることにかわりはないのだから。乗らないのがいちばん。

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Monday, August 27, 2007

万物に影響を与える特別な月がのぼってくる

「月が空にのぼるのは人びとを監視してあらゆる物事を整えるためであり、万事は月の調整に従う。とくに女性の身体はそのように働いているが、男性もまた同じように影響を受けていて、月の満ち欠けに応じて強くなったり弱くなったりする」
——南カリフォルニアに暮らすルイセノ・インディアンの信仰

moonspirit明日28日の宵、太陽が沈む前後、東の地平線から「欠けた満月」がのぼってくる。時間と共に欠けた月はすべて隠されて、やがて「皆既月蝕」となる。太陽と地球と月がことさらに特別な配置につく。かつてクリストファー・コロンブスは、4回目の航海のときに先住民の不満をコントロールするために、あらかじめ暦を用いてそれが起きることを知っていた皆既月食という現象を巧妙に使ったと言われている。アメリカ・インディアンの部族のなかには、偉大なる祖母である月に起こることは、とりわけ「母なる地球の水」に大きな影響を与えると見ている人たちがいた。月は確実に地球の潮位に影響を与えていて、暦では今日27日から30日までが大潮となっている。また皆既月蝕によって海が太陽と月に引っ張られて「大地が動く」と警告をする人たちもいる。明日の皆既月食の前後4日間は、いずれにせよ心を静かにそのときを過ごすことしか、われわれにできることはない。

arrow2 皆既月食:現象の時刻と見え方[AstroArts]

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Sunday, August 26, 2007

どうすれば海や浜辺が美しくなるのか?

ぼくは神奈川県の辻堂という所で生まれた。そこは海岸に近い場所で、ぼくは辻堂海岸で産湯に浸かったのだ。:-) ぼくは浜辺がまだゴミであふれていなかった時代のふるさとのビーチを知っているおそらく最後の世代であり、それがきっかけで80年代初頭にサーフマガジンという雑誌で湘南の浜辺をきれいにするキャンペーンを企画したときに言葉の力を信じるものとして参加したことがある。そのときの会議で問題になったのは、ゴミを捨てる人には浜辺のゴミが見えていないのではないかということだった。このときぼくが考えたコピーは「美しい心・美しい浜辺」というものだ。

ぼくは環境というのはそのなかに暮らしている人たちの心の投影だと信じている。浜辺がきれいになるためには、浜辺の近くやそこにやってくる人たちの心がきれいにならなければならない。国土が美しくなるには、その国に暮らす人たちの心が美しくならなくてはならない。環境を見ればそのなかに暮らしている人たちの民の心が見える。日本と日本人と日本列島をそれぞれ別物として分けて考えるようになっているぼくには、だから最近になってなにを考えたか日本の「部族政府」の長が「美しい日本」などとリアリティのないことを言い始めたとき、これはとても問題にされるべきあぶない発言であるように感じた。美しい国家は、美しい心とも、美しい浜辺や、美しい山麓とも、まるで隔絶した臭い考え方ではないのかと。

California Coastal Cleanup Day

浜辺をきれいにするためのキャンペーンは、海があるところおそらく世界中で展開されており、その夢が実現するためにはその浜辺を自分のホームと感じる人たちの意識革命が求められている。ここに紹介するのはこの9月15日にカリフォルニアの700個所近い沿岸各地でおこなわれる浜辺をきれいにするための沿岸清掃作戦にむけたカリフォルニア沿岸委員会のキャンペーンのポスター。太平洋の波が洗う浜辺をきれいにするためのキャンペーンは今年で23回目を迎えるもので、1993年には世界最大の海岸清掃作戦としてギネスブックにも掲載された。

「1985年以来見つかったタバコの吸い殻は4,281,104本」というコピーがつけられている。ほんとうにそれだけの数を数えたのかどうかは残念ながら知る術がない。でもこのポスターがなにかを訴える力を持っているように思うのはぼくだけだろうか。

arrow2 The 23rd Annual California Coastal Cleanup Day

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Monday, August 06, 2007

ヒロシマとナガサキへの疑問



世界に求めるものが、なぜ「あらゆる核の廃絶」ではなくて「核兵器の廃絶」だけなんだろうか?



  原子力について忘れてはいけない呪文(改訂版)

  • 原子力はクリーンエネルギーじゃない。
  • 原子力は安いエネルギーじゃない。
  • 原子力は地球温暖化への解答じゃない。
  • 原子力は安全なものじゃない。
  • ウラニウム採掘には危険がいっぱい。
  • 核兵器の投げかけた脅威は終わってない。
  • 核廃棄物の問題はずっと未解決のまま。
  • 核施設の誘致はその土地を豊かにしない。

われわれ先住民世界ウラニウム・サミットに集いしものは、母なる地球とあらゆるいのちにたいする核の脅威が高まるこの危機的なときにおいて、ウラニウムの採掘と精錬と濃縮、さらには燃料としての使用と、武器としての使用における実験と開発、そして先住民の土地への核廃棄物の投棄を、世界規模で禁止することを要求するものである。

——2006年12月2日の先住民世界ウラニウム・サミット宣言の一部

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Thursday, August 02, 2007

「持続可能性(サステイナビリティ)」は平和へ続く道

imagename大統領になったら、わたしはアメリカの向かう方向をことごとくシフトさせるつもりでいる。われわれは好戦的になっている地球と温暖化する地球とをつないでいるものを見る必要がある。それは石油だ。「持続可能性(サステイナビリティ)」は平和へ続く道である。今回の大統領選で「平和」を代表している候補者はわたしひとりしかいない。平和というのは、自然と調和がとれているということを意味する。自然と調和がとれていれば、自然をむさぼることはないだろう。大地を破壊し、地球のなかから石油や石炭を取り出したりすることもない。

たとえばもし、何百万という家庭がある日突然自分たちには電気は不要だと気づいて、いろんなもののスイッチを入れなくなったらどうなるかについて想像してほしい。必要なだけの水を使い、水道の蛇口を開けたままにするような不必要な水を使わなくなったときのことを。

原子力は段階的に廃止されることになる。原子力は、原子力発電所だの廃棄物を永遠に処理するための施設など、目に見えないところにかかるコストがおそろしく巨額になる。経済的にも、環境的にも、それは持続可能なものではない。

民主党の大統領選に出馬しているデニス・クシニッチ候補へのエネルギーと環境についてインタヴューからの抜粋 grist+Outside Magazine 01 Aug 2007

arrow2 Kucinich on the Record : An interview with Dennis Kucinich about his presidential platform on energy and the environment

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Monday, July 30, 2007

NASAが制作した2025年までの世界皆既日蝕地図

world map of solar eclipses from 2001 to 2025

「日蝕は見る人にブレイン・ダメージ(脳障害)を与える」と、アメリカ・インディアンのメディスンマンからねんごろに諭されて以来、ぼくはわざわざ自分から好んで日蝕を見ることはしなくなりましたし、見に行くことも、見たいと思うこともなくなり、もしその場に立ちあわざるを得ない場合は、ほかの多くの野生の動物たちがそうするように見えないところにこもっているようにしています。でこれは、用心深い人のための、航空宇宙局(米国、NASA)が制作した2025年までに日蝕が見れる地域の世界地図です。日蝕はだいたい1年に一度、偉大なる精霊の計らいによって、地球のどこかで見えるようになっているのです。上の地図をクリックすると、NASAのサイトの大きな地図に移動できます。

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Saturday, June 30, 2007

母なる地球は怒っておられる

newsアメリカ合衆国の東部、いわゆるニューイングランドの奥、ニューハンプシャー州にムーシラウクという標高1500メートルほどの山がある。アパラチアン山脈の一部、ホワイト・マウンテンズの外れにある山だ。マウント・ムーシラウクはその山の麓にある町の名前でもある。町はホワイト・マウンテンズを源流とするベイカー川の流れに沿ってつくられている。

そのムーシラウク町で先ごろネイティブ・アメリカンの6つの部族から代表が集まって「母なる地球を讃える儀式」が行われた。儀式の場で、最初に求められて話をすることになったのがモホーク・インディアンの出身で「話す鷹」ことトーキング・ホーク氏。彼は生活排水が混ざった茶色く濁った川の水を指し示しながら、人間が原因で引き起こされつつある地球規模の変化について次のように語った。

「母なる地球は今や反撃に転じている。世界の4つの方向からにとどまらず、その反撃はわれわれの足下の大地の奥深くからもたらされている。科学者は地球温暖化だと言う。われわれは、それを『母なる地球がお怒りになられている』と表現する」

Burning Earth今年の5月には国連で「先住民の視点から見た気象異変会議」が開催され、数名のアメリカ・インディアンの代表が話をした。また同じ5月、アラスカや北部カナダから、先住民の代表がワシントンを訪れて、年を追うごとに氷の融ける具合が早まっていることを警告している。カリフォルニア、ミネソタ、ニューメキシコやその他のいくつもの州で、インディアンのさまざまな部族が、自分たちの運営するカシノの利益の一部を代替エネルギーやバイオマス燃料発電所などのエネルギー再生計画に投入しはじめた。

アメリカインディアンは、ぼくが知るかぎり今から30年以上もまえに、そして研究者に言わせれば、100年以上も前から、地球上に今起こっているようなことが起こると言い続けてきた人たちだ。竜巻がより大きくなり、暴風雨が吹き荒れ、洪水が頻発し、極端な干ばつが訪れるようになると。ホピの予言もまた、人間のバランスを失ったふるまいによって地球の気候に大きな変化が訪れることを予見していた。われわれは、地球をふくむあらゆる命との関係の持ち方を修復しなくてはならないときに立ち至っているのかもしれない。

いまだに「地球温暖化などはない」と主張する人たちもいる。科学者たちが手遅れにならないうちに警告を発するはずだとのんきに構えている人たちも多い。地球が生きている女性であり、その母親である地球が今われわれの行いにたいして腹を立てているという視点を、ぼくたちは回復すべきときにきているのだろう。

今回の「母なる地球を讃える儀式」には、パッサマクォディ、モホーク、ブラックフット、ミックマック、ラコタ、アベナキの諸部族から代表が参加した。つい最近アメリカの中西部で起こった大洪水で被害を受けた人たちのためにラコタのサンダーブル氏は祈りを捧げ、冒頭のトーキング・ホーク氏は来たるべき自然災害によって被害をこうむる人たちのために祈りを捧げてから、次のように話をしめくくった。

「母なる地球が自らを浄化するなかで命を落とすであろう世界各地の人たちのことを考えなくてはなりません。その人たちのスピリットのことを」

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Thursday, June 28, 2007

今夜の月はいつもと少し(大きく)ちがう

Grandmother Moon今日は十三夜。今日、明日、明後日にのぼってくる月はとても特別な月。だからその時間になったら外に出て、空を見まわしてみてください。

東の空から、なにかがいつもとはちがう謎めいた月があがってくるでしょう。月がふくらんで見えるはず。写真には撮ることはできませんが、肉眼にはその違いがわかるのです。今週末は関東平野も雨かもしれないので、このエリアに暮らしている人がのぼってくる月を見れるかもしれないチャンスは今夕と言うことになります。

太陽と満月は天界で正反対に位置します。北半球においては、夏至を過ぎたばかりの今は太陽が北天の最も高い位置を旅しているために、月はその正反対の低いところに神秘的で美しい満月を見せることになります。

なぜ夏至の日を前後した月が大きく見えるのかは理由はぼくには確かではありませんが、大昔から空を見る人たちはそのことに気がついていました。

いつもとちがうグランドマザー・ムーンによろしくとお伝えあれ。

ぼくの暮らしているところでは今夜の月の出は17時16分、明日29日は18時15分、明後日30日は19時09分の予定。

next 自分の住んでいる土地の月の出を計算する

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Thursday, June 14, 2007

原子力はクリーンで安全なエネルギーかどうかもう一度よく考えよう

radioactive地球温暖化対策に乗じてまたぞろ原子力エネルギーの利権をむさぼる人たちの声が大きくなっているので、ここらでもう一度考えておきたいウラニウムのこと。

原子力発電所が稼働して発電される前

◆ウラニウムは鉱石として採掘される。採掘された岩の99%は使いものにならないとして廃棄されるが、そのすべてが放射能を持っている。ウラニウム鉱石を採掘する鉱山はおうおうにしてネイティブ・アメリカンやオーストラリアのアボリジニなど「先住民族」とされる人たちの土地のなかにあって、採掘場近郊に暮らす人たちの健康を害し、彼らのコミュニティーを危険にさらしている。

◆取り出されたウラニウム鉱石はつぎに精錬されなくてはならない。精錬にはヒ素などの化学物質が試薬として用いられる。

◆次に精錬されたウラニウムは、硝酸を用いて六フッ化ウラニウムに転換される。

◆六フッ化ウラニウムは濃縮されなくてはならない。

◆濃縮されたウラニウムが「燃料棒」に加工される。

◆これらの全行程において温室効果ガスを排出する普通のエネルギーが使われる。

◆これらの全行程がきわめて危険であり高度に放射能汚染された廃棄物を作り出す。


原子力発電所で「核燃料」が使われた後

◆貯蔵タンクで最低20年間冷却し続けないと、物理的に移動させられるほどには冷めない。

◆使用済み核燃料の放射能は数千年間そのまま残る。

international_radiation_symbol◆放射性核廃棄物の放射能を中和し無害化する手段はない。

◆放射性核廃棄物を数千年間にわたって格納し貯蔵しておくために条件を満たす解決策は存在しない。

◆放射性核廃棄物は——最悪の事故も起こりうる——船や鉄道や輸送トレーラーを使って公海や公道を使って貯蔵施設に運ばれる。

◆これまでに何千・何万トンもの放射性核廃棄物が地球にはすでに存在する。

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Saturday, June 02, 2007

ブラジルのアマゾンでインディアンの部族が発見された

newsアマゾン奥地のジャングルに守られて外界とほとんど接触を持つことがなかったインディアンの小さな部族が先週発見されたとブラジルのリオデジャネイロからAP電が昨日伝えた。全員で87名ほどの集団の部族で、メティクティア一族(Metyktire tribe)と名乗る、近くに川の流れのないリオデジャネイロの北西1200マイルの密林で生き延びてきた人たちだという。この小部族はすでに居留地を与えられているカヤポ族(Kayapo tribe)の下位集団にあたるらしいが、これまでまったく外界と接触を持たないできた。

おそらく1950年代のインディアン調査団の手を逃れて奥地に逃げ込んだ集団と推定されている。サバイバル・インターナショナルという非政府組織(NGO)の推定では外界と接触のない先住民の集団はまだ100以上もあるらしい。ブラジルにはおよそ70万人のインディアンがアマゾン川流域で暮らしていて、そのうち居留地では40万人が自分たち独自の伝統文化と言語と生活様式を保っているという。

arrow2 Indian Tribe Found in Brazil's Amazon

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Tuesday, May 22, 2007

世界でいちばん煙草を吸う国のベスト10の発表だ

エコノミストという雑誌のウェブが「煙草をたくさん吸う国のリスト」を掲載した。それによれば、ベスト10は次のようになっている。

  1. ギリシャ
  2. マケドニア
  3. ロシア
  4. チェコ共和国
  5. スロベニア
  6. スペイン
  7. 日本
  8. ウクライナ
  9. ブルガリア
  10. モルドバ

Smokingそしてそのあとに、ラトビア、セルビア・モンテネグロ、ボスニアと続く。すごいのは旧大陸ヨーロッパの国々のニコチン中毒のすさまじさだね。ペスト10でヨーロッパじゃないのは日本だけ。もともと煙草は新大陸のネイティブ・ピープルが儀式として用いていた神聖なる薬草だったわけだが、南北アメリカ大陸の国々はただのひとつもリストには入ってこない。これって地球の先住民の呪いなの? そういえば先ごろ発表された「毎週セックスをする人の多い国のリスト」でもギリシャは堂々の一位だった。そのリストで「文明国」で「他の追従を許さないほど最もセックスをしていない国」が日本だったっけ。盛大にセックスをして盛大に煙草を吸う国ギリシャと、セックスをあんまりせずに煙草をしこたま吸う国日本。世界中の人が「タバコ」とはなんだったのかを考え直すべきときにきているのかもしれない。

正しいタバコとのつきあい方は次のようなものだった。

Peace Pipe

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Sunday, May 20, 2007

夕月と金星

今宵も金星と月(夕月)が美しく見えていますねえ。

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Wednesday, May 02, 2007

Enjoy Your Full Moon Tonight!

Full Moon日本列島では今宵19時が満月で、大潮です。プランティング・ムーン(植える月)からフラワー・ムーン(花の月)へ。ちなみに関東平野の月の出は18時31分ごろ。地球に生きるネイティブ・ピープルが名づけた今月の月の呼び名は「花の月」が代表的なものですが、他にも風土によって異なる呼び方は今月の暦を参照のこと。

ちなみに、北米大陸では今月は2度満月があります。2度目は31日(日本列島では6月1日)で、このようにひと月に2度満月があるときのもうひとつの満月は「フル・ブルー・ムーン」と呼ばれています。日本列島ではひと月遅れの6月に青い月が訪れます。

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新しい子どもたちがあらわれるというインディアンに伝えられた予言

na_dreamcatcherネイティブ・アメリカンのさまざまな部族が予言的なお話しを伝えている。虹の戦士の物語もそのひとつだし、ホピの予言もまた今世界でなにが起きているのかを見るために、そのなかで大きな位置を占めている。別に改まって「予言」などといわなくても、大勢のメディスンマンやメディスンウーマン、賢者、長老といわれる人たちが、ここ半世紀、これからどうなるのかについて語ってきた。ぼくは個人的な興味からそうした話に長いこと耳を傾けてきた。ぼくが会って教えを乞うたローリング・サンダーも、そうした予言的な話をいくつも語り残している。

当ブログのなかで読者の多いものも、アクセス解析を調べると、そうした予言を今に伝える話についての記述だったりする(ネイティブ・アメリカンに残る言い伝え)。もちろんいわゆる予言といわれるものには、ただ単に人類の破滅や地球の終わりを伝える黙示録的なものもいくつかあるけれど、ネイティブの人たちのそうした教えは普通は期限を区切ったりしていないのが普通である。唯一の例外はマヤの人たちの暦が2012年で終わっているということで、これは暦であるから当然その先には次のサイクルが待っているということでもあるのだろう。もちろん、地球規模の大きな変化を伝える予言はさまざまにあるし、ホピの予言が伝えたように、人間の愚かなふるまいによって偉大な浄化の時がすでにはじまっていると見る伝統派のエルダーもいるわけだが、しかしそうした一見破滅への道を突き進んでいて絶望的に見えてはいるものの、しかし結末は人間のあり方の変化によってわれわれの未来を変えうるという希望への確信が、すべてのネイティブの人たちの予言的な物語の柱になっている。

そうした予言的な話の核心にあるものを話しておくと、それは新しい子どもたち、新しい世代の登場である。ラコタのメディスンマンだったジョン・ファイアー・レイム・ディアーも、チェロキーのメディスンマンだった。ジョン・ポープ・ローリング・サンダーもともに「電気を止める世代」「電気のなくなった世界で新しい生き方を実践してみせる新しい戦士たち」の登場を予言していた。ネイティブ・アメリカンの予言的なお話しの主人公になるのは、虹の戦士の物語がそうであるように、「両親よりも賢い子どもたち」の出現なのだ。ぼくたちはこれからそうした子どもたちが多くあらわれるのを目撃するのかもしれないし、ぼくはその世代に期待していたりする。

なぜぼくがここでそんなことをここで書いているのかというと、今では生きている伝説ともなっている「新しい世代の子どもの代表」とされて日本でも少しは名の知れたセヴァン・カリス=スズキさんが、十数年前の12歳の時(1992年)にブラジルのリオデジャネイロで開かれた地球サミットに子どもの環境活動家として自分たちのお金で出かけていっておこなったスピーチが YouTUBE で公開されているのを確認したからだ。現在はすでにもう大人になっている彼女の子ども時代の伝説的なスピーチは、そのいくつかが日本語訳にもなって公開されているので、ぜひ読まれると良いと思う。そして新しい子どもたちの出現を自分の目と耳とハートで確認したい方は、このビデオをご覧になるべきである。

arrow2 Severn Cullis-Suzuki|英語な1日-今日学んだ英語&今日の出来事 in Japanese & English-
arrow2 スピーチそのものの翻訳(by 佐藤万理、辻信一)
arrow2 Severn Cullis-Suzuki - Google 検索

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Friday, April 20, 2007

人間にとって歩くことは祈りの形のひとつ

walk9

*3月21日春分の日に島根県の島根原発を出発して6月22日夏至に六ヶ所村に到達するピースウオークが石川県に到達しようとしています。熊本デアンナプルナ農園を営む正木高志さんが提唱してはじまりました。木を植えながら、おむすびを食べながら、日本海側を北上中。憲法9条の精神と六ヶ所の事を伝えようという祈りの巡礼です。[スタジオ・リーフ/人間家族編集室からの情報]

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Wednesday, March 21, 2007

ベア・ネーション(クマたちの国)

standing bear生態系保存にクマ駆除抑制を」というニュースをNHKが伝えている。要旨は「平成18年度は過去最多の4300頭余りのクマが駆除されたため個体数の減少によって生態系が壊れるおそれが指摘されたため環境省は、人への直接的な被害が懸念される市街地を除いて必要のない駆除は避けるよう全国の自治体に求めることにした」というもの。

環境省はさっそく暫定版の「クマ類出没対応マニュアル」をウェブサイトで公開している。このマニュアルは、日本列島の自然が好きな人にとってはきわめて興味深い読み物になっている。ぜひ一度読まれるといいと思う。

arrow2 クマ類の出没等の対応のために −クマ類出没対応マニュアル(暫定版) 環境省

ここに掲載するのはそこでみつけた「自然環境保全基礎調査・哺乳類分布調査」の日本列島図。よくわからないかもしれないが、要はこれ、クマたちの生存分布を示した図であるらしい。これを眺めているといろいろなことがわかってくる。

つまるところこれは「日本列島の上にあるクマの国(ベア・ネーション)」のありさまなのだ! クマの国は、日本列島に倭人がやってくる以前から存在し続けるベア・ピープルの国である。ネイティブ・マインドを持つ人なら彼らこそが自然と大地の守護者であることをよく知っているはずだ。

Bear Nations

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Friday, March 09, 2007

北太平洋で嵐が増えている理由

中国からの大気汚染物質、北太平洋上で「嵐」増やす

 【ワシントン=増満浩志】中国などで放出される大気汚染物質の影響で、北太平洋の海上で嵐が増えていることが、米テキサス農工大などの研究で分かった。
Click here to find out more!

 米科学アカデミー紀要(電子版)に近く掲載される。

 研究チームは、世界の様々な人工衛星による雲の観測データを、1984〜93年と94〜2005年の2期間に分けて比較した。その結果、強烈な嵐や雷雨につながる「深い対流雲」が、94年以降は太平洋北部で20〜50%も増加していた。

 中国などアジア地域では暖房用に石炭やまきを燃やすため、すすや硫酸化合物が発生し、偏西風によって太平洋上へ運ばれる。汚染物質が水分を集める核となり、雲を成長させることも、コンピューターによる再現実験で確かめられた。

 研究チームは「深い対流雲の増加によって地球全体の大気循環が変わり、特に極域の気象に大きな影響が及ぶ」と指摘している。

2007年3月8日11時2分 読売新聞

まさしくこの宇宙においてはすべてが相関関係にあるのだね。

We are all related!

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Monday, February 26, 2007

一度見て忘れないように

international_radiation_symbol波のように押し寄せる放射能+髑髏と骨+逃げ出す人=放射能の危険を警告する新しい世界共通のシンボルマーク。

国際原子力機関(IAEA)が国際標準化機構(ISO)と一緒に考えて、大量の放射能が事故で漏れ出した際に不必要に人間を死なせないためにとの「配慮」から考案したもので、2007年2月15日に公開されたもの。対象は人間だけで、動物たちや鳥たちや魚たちや木々や花や山や岩には通じない。

New Symbol Launched to Warn Public About Radiation Dangers

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Saturday, February 17, 2007

7月7日7つの大陸での地球まるごとライブ・コンサートだ!

Live Earth

映画『不都合な真実』を制作したアル・ゴアさんが、地球の危機的な気象により多くの人たちの意識をむけさせるためのキャンペーンのひとつとして、この7月7日に地球の7つの国で24時間のコンサート「セイブ・アワ・セルブス(わたしたちを救おう)」[Save Our Selves -- The Campaign for a Climate in Crisis]を行うことを発表してる。

コンサートは中国(上海)、南アフリカ(ヨハネスブルグ)、オーストラリア(シドニー)、イギリス(ロンドン)、日本(開催地未定)、ブラジル(開催地未定)、アメリカ(開催地未定)、そして南極でおこなわれるという。またの名を「ライブ・アース」と呼ぶこのコンサートで「2000000000人(20億人)」と連帯することを目的にしているらしい。

「気象危機の問題を解決するためには数十億の人と手をつながなくてはならない」と、アル・ゴアさんは声明のなかでいっている。「この危機に終止符を打てるとしたら、前例のない、そして息の長い地球規模の運動しかないのだ」と。出演者観客あわせて100万人、テレビ、ラジオ、インターネットなどマルチ・プラットフォームで参加する人たち20億人を計画している地球まるごとの巨大コンサートの出演予定アーティストたちは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ボン・ジョビ、スヌープ・ドッグ、フー・ファイターズ、レニー・クラビッツ、ジェリル・クロウ、デュラン・デュラン、ブラツク・アイド・ピーズ、エンリケ・イグレシアスなど100組を超えるという。

Live Earth - The Concert for a Climate in Crisis 公式ホームページ

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Tuesday, February 06, 2007

ヴィーナス・アンド・マーキュリー

venus_mercury_earth

今日、晴れているから、日が沈んだ直後、外に出て西の空を見てみると、まだ青い夜が降りてこないうちなら、ふたつの惑星がことさらに輝いているのが見れる。金星と水星だ。ヴィーナス・アンド・マーキュリー。今週はこのふたつの星を一緒に見れるめったにないチャンスだという。夕方の西の空でひときわ明るいのが金星で、その右で輝いているのが水星。水星はめったに見れない惑星だ。たまにはなにをするでもなく星からのメッセージを受けとめるために空を見あげましょう。青い夜が降りてきて、北斗七星が見えるようになるとこのふたつの惑星は見えなくなってしまう。(上の図は左が水星、中央が金星、右が地球。左側に太陽がある)

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Thursday, January 18, 2007

世界でいちばん孤独だった木

Tree_of_Tenerenews語のウィキペディアで「有名な木のリスト( List of famous trees )」という項目を見つけて眺めていたら、そのアフリカの項目のトップに「テネレの孤独な木( Tree of Ténéré )」というのが出ていた。それはこの惑星で最も隔絶したところに生えている——いや生えていた——木だというではないか。アフリカ中西部、大陸のおなかが減っこんでいる所あたりの沙漠のまんなかのどこからも遠いところに、その樹は1973年まで確かに生えていたようだ。(写真)

ところがその年の11月のある日、申し立てによればひとりの酒に酔ったリビア人の運転するトラックが、コントロールを失って激突してこの木を砂の地面からなぎ倒してしまったのだという。開いた口がふさがりません。

いや酒に酔うっていうのはこういう事なのですね。見渡すかぎり400キロ四方植物なんてなにもないどころか、視界を遮るものなどなにひとつなくて、どこまでも広がるひたすらのっぺりとした灼熱の、世界有数の沙漠のどまんなかで、どんなにマヌケでも遠くから目に入ったランドマークのたった一本の木に、わざわざ狙ったように追突していくのですから。ものすごい確率だよね、これは。ったく、人間てわからないことをするものであります。

この木の生えていた正確な場所はここ(Google Map)。

ちなみに「有名な木のリスト at Wikipedia」にはアジアの代表として、屋久島の縄文杉と鎌倉鶴岡八幡宮の樹齢千年の大銀杏の樹が選ばれている。

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Thursday, January 11, 2007

北半球にお住まいのみなさまへ

comet今ひとつの彗星が太陽に近づきつつあるのをご存じですか? マックノート彗星(MacNote ではなく McNaught)といいます。ここ数日、太陽に近づいてその明るさをいっそう増してきているのです。過去30年間で最も明るい彗星だと指摘する天文学者もいたりします。で、この彗星を見るのに最もふさわしいのが今日の夕方なのだとか。

日没直前の時間になったら、太陽を見に表に出ましょう。日没はそれでなくても世界の割れ目が見える神聖な時間です。重要なのは西の地平線か水平線が見えるところに出かけること。問題の彗星はもうかなり西の外れのところにかかっているからです。太陽が沈んで東から青い夜が忍び寄ってくると、尾を引いた彗星が輝いているのが肉眼で見ることができます。双眼鏡があればなおさら。

あと数日たつとマックノート彗星は太陽の向こう側に回り込んで、今月の下旬には南半球の人たちに見える位置にやってきます。そのときには太陽の熱を受けてさらにさらに明るく輝いているに違いありません。昼間の空にも見えるぐらいに明るく輝く彗星となっていて、個々数世紀で最も明るく輝く彗星と呼ばれるだろうと言うことです。

天文ニュースを配信している日本のアストロアーツ社でも澁谷の本社屋上で数十秒間観測できたと9日に報告されています(【2007年1月9日 アストロアーツ】マックノート彗星(C/2006 P1)がマイナス等級に、国内でも目撃相次ぐ)。また「星の風景」という四国にお住まいの方のウェブサイトでは一昨日と昨日の夕方に撮影されたマックノート彗星の写真が掲載されているのでぜひご覧あれ。

source:http://spaceweather.com

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Wednesday, January 10, 2007

なにかが起きているのだけれど、それがなにだかわからない、そうじゃありませんかね、ミスター・ジョーンズ?

昨日見たCNNのニュースではニューヨークの市中を半袖で闊歩するビジネスマンが写しだされていた。北ミネソタの友人のメールでは、いつもの冬の、あの木が凍ってはじける音が今年は聞こえないという。「まるで見知らぬ土地にトランスポートされてしまったよう」と書かれていた。

南極や北極、その他氷河のあるところで今急速に氷河が融けはじめている。氷が融けて、地表の白いところが黒くなり、黒くなったところは太陽の熱を蓄えるから、地球に吸収される熱が増えていく。するとますます温度が上がり、さらにさらに氷が勢いよく融けるという、止めどもない連鎖が続いている。まるで地球が自ら自殺でもしようとしているように感じることがある。

日本列島も暖冬だ。雪の積もってあたりまえのところに雪が積もっていない。金沢の友人は「自然が不自然」と書いたメールをくれた。みんなはあまり現実に目をむけようとしていないのだけれど、誰かに改めて言われるまでもなく、なにかおかしなことが起こっているわけで、その起こっているおかしなことを知るのが実に怖い気もするのだか、こうした天候の異変は当然ながらいずれそこで生きるさまざまないのちのサイクル(動物にも植物にも)に影響を与えることになる。いのちの輪の、すべてのいのちあるものが形作ってきた調和のとれた魔法の力の輪のいろいろなところが、ここへきてとうとう——人間の愚かなふるまいのために——臨界に達しようとしているのだろうか?

Night Earth Vision

わたしたちが暮らしているこの世界、わたしたちが子供たちに預けようとしているこの世界。ぼくはこの事実を最初に伝える人間でもないし、最後に伝える人間でもないけれど、この問題については誰かが発言し、行動に変化を与え続けていかなくてはならないと考えている。これは政治が解決すべき問題なのではなく、我々が7世代先の世代に負っている責任以外のなにものでもないのだから。

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Sunday, January 07, 2007

世界先住民ウラニウム・サミット宣言

今日ここに掲載するのは、昨年11月30日から12月2日までアメリカのナバホ国の首府ウィンドウロック市のナバホ国立記念館で開催された「世界先住民ウラニウム・サミット」と「核のない未来賞受賞式」の最終日に採択された宣言文の翻訳です。



indigenous_world_uranium_summit


世界先住民ウラニウム・サミット宣言
アメリカ、ナバホ国、ウィンドウロック
2006年12月2日


    われわれ、世界先住民ウラニウムサミットに集いしものたちは、母なる地球とすべてのいのちにたいする核の脅威が高まりつつあるこの危機的なときに際し、ウランの採掘、処理、濃縮、そして燃料としての使用、また兵器としての実験と開発、さらには核廃棄物のネイティブの人たちの土地への廃棄を、世界規模で禁止することを要求する。

    地球の先住民たちは、過去の、現在の、そして将来の世代にわたって、国際的な核兵器開発企業と電力産業に、過度の影響を受けてきた。核燃料の連鎖(チェーン)はわれわれの一族と、大地と、空気と、海とを汚染し、われわれのまさに存在そのものと、われわれの未来の世代を脅かしつつある。原子力は地球温暖化を解決するものではない。核燃料の連鎖(チェーン)を助長するウランの採掘、核エネルギー開発と、そのための国際的合意[例えば最近の合衆国とインドとの核協力条約など]は、われわれの人権の土台のみならず、母なる地球の基本的な自然の法に背くものであり、われわれの伝統文化とスピリチュアルな安らぎを危険にさらしている。

    われわれは、1992年のザルツブルグ(オーストリア)における世界ウラニウム公聴会における「ウランおよび他の放射性鉱物は、ほんらいあった自然の場所にとどめ置くべきものである」とする宣言を再確認する。さらにわれわれはディネの人たちの基本法に則ってウラン採掘と処理を禁止した「2005年のディネ天然資源保護法」を成立させるためにナバホ国と連帯して立ちあがる。

    地球の先住民は、スピリチュアルに、そして文化的に、われわれの母である地球とつながっている。したがって、われわれは再生可能な、先住民の大地と地球の生態系を破壊するのではなく持続させるエネルギー資源の開発を支持し、促すものである。

    われわれは、われわれの先祖に対する敬意を表して、植民地主義に対する抵抗の世紀を続ける。地球各地の先住民の国々、そしてオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、インド、日本、アメリカ合衆国、そしてバヌアツから、今回のサミットに参集したこれら個々の人びとの働きと勇気と献身と犠牲を、われわれは評価する。さらにわれわれは、2006年12月1日におこなわれた式典で、核のない未来賞を受賞した人々のかけがえのない仕事も評価する。そして、われわれは今後も、ウランの開発を止める世界各地におけるこの人たちの非暴力的努力の活動を支え続ける。

    われわれは、今回のサミットでわれわれが手にした知識を、世界と共有する決意である。この先一週間から一ヶ月以内に、われわれはさまざまな証言、伝統的な先住民の知識、ウラン開発の世界規模の禁止を正当化するための医学的科学的な証拠をまとめて公開する。われわれは、各部族の、各地域の、各国の、そして国境を越えたレベルでの、先住民による核燃料の連鎖(チェーン)にたいする抵抗を支援するための明確かつ詳細な行動プランを提示する。そして、われわれは地球の先住民と彼らの資源に、過去、現在、将来に渡っておよぼされる核燃料の連鎖(チェーン)からのあらゆる影響にたいして、法的、政治的な補償の追求を続行する。


arrow2 世界先住民ウラニウム・サミットと核のない未来賞受賞式の公式サイト

pdf_icon DECLARATION OF THE INDIGENOUS WORLD URANIUM SUMMIT(英語オリジナル)

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Thursday, December 21, 2006

冬至の日のために

らゆるものに二面性がある。はじまりがあれば終わりがあるように、喜びがあれば悲しみが、ハイがあればローが、夜には昼が、寒さには暑さが、夏には冬がある。明日は冬至。地球で生きる人たちが一年で最も重要な日としてきた日。

ここのところ太陽は少しずつ光りの力を失って、闇にその座をあけわたしてきた。そして明日には、一年でいちばん昼が短くなる日がくる。そしてそれはまた本格的な冬のはじまりでもある。

Germination Katsina
ホピの冬至のカチーナ(アホーラ) 発芽のカチーナともいう。冬至の日にまず最初に姿をあらわして聖なる集会所のキバを開き,儀式のシーズンのはじまりを告げる存在。その後、村の各家を巡り、その家がきたるべき農耕シーズンに種植えに使う種を祝福して回る。
ピ・インディアンによれば、毎年12月の冬至は、天界にお住まいになる太陽が冬の家を離れ、夏の家に向かって旅をはじめるための最初の一歩を踏み出す大切な日だとされている。太陽が天上界をゆっくりと旅して彼の夏の家にたどりつくのが翌年の6月の夏至の日だ。

ホピ・インディアンだけでなく、地球に生きてきたさまざまな部族の国の人たちが、無事に太陽が方向転換をして冬の家を離れてくれるように、地上のものは力を貸さなくてはならないと信じてきた。そうじゃないと太陽はいつまでも冬の家にとどまったまま、永遠に春が訪れないことにもなりかねないから。

陽に力を貸すと聞いて、奇妙に思う人がいるかもしれない。人間が太陽に力を貸すと言うことは,いったいどういうことなのか? 太陽がきちっと地球に対して力を与える働きを人間が妨害していることはないのか? 人間活動が原因で太陽が十分に働けない状況を作りだしているのではないか? たとえば大きな核爆発が起きると、死の灰が地球の大気をとりまいて太陽を遮り、核の冬がおとずれるという。あるいは二酸化炭素による温室効果で太陽の力が異常な働きをして地球に苦しみを与える。こうしたことは万物の父親である太陽に危害を加えているのではないか?

太陽がきちんと働いてくださるように力を貸すことを、ホピをはじめとして地球に生きる人たちが望んだのは、そういうことをおこさないようにするためなのだと考えることができる。冬至の日にお祭りが行われた理由はまさしくそこにある。冬至の日の祭りにおいて人間は持てるエネルギーを太陽に向けてその活動を助けなくてはならない。太陽と地球といのちの関係を改めて考え直し、太陽にその力を与え続けてくれることを感謝する日。

平原インディアンとされる人たちが、夏になると太陽に自らのエネルギーをささげるサンダンスという祭りを行ってきたように、ホピの人たちは一年で最も長い夜の冬至のときに踊りを太陽にささげてきた。

陽は冬至の日を境にその向きを180度変える。冬至はまさしく太陽と地球にとってターニング・ポイントなのである。この重要な変化の時に、われわれもまた持てるエネルギーでその変化に貢献しなくてはならないと、地球に生きる人たちは考えてきた。なぜなら、この宇宙に存在するありとあらゆるものは、目に見えない網によって密接につながりあっているのだから。

ホピの人たちは言う。なるほどわれわれには人間としての両親がいることにはいるが、ほんとうの母親は地球であり、ほんとうの父親は「宇宙のすべてにいのちを与えている」太陽なのだと。われわれには地球の家族があるように、宇宙にも家族があるのだと。

太陽が地球とそのうえのあらゆる命に生きる力を与えているように、地球に生きる人間も、太陽が生きて天界を旅し続けるエネルギーを貸し与えなくてはならない。冬至の日の祭りは、われわれが太陽に対してできるささやかないのちの祭りなのである。

で、明日は冬至。正確に言うと、冬至の瞬間、太陽がターニング・ポイントにたどりつく瞬間、何億年も空を旅し続ける太陽が冬の家を離れる瞬間は、日本列島では22日の午前9時になっている。

願わくばあなたが特別な人とそのときを過ごされんことを。

追記 冬至は易の卦でも第二四卦「地雷復」(ターニングポイント・再生)、「地の下の雷」であらわす。

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Friday, December 15, 2006

揚子江白イルカ、2億年のいのちの輪、途絶える

baiji北京からAP電が伝えている。日本では揚子江として知られている長江、英語ではヤンツー・リバー( Yangtze River )にのみ生息していた特別な白イルカたちの生息が一匹も確認されなかったとして探索が打ち切られたと。ヤンツー淡水白イルカ捜索隊2006のリーダーは、世界でもっとも古くから生き延びてきた種は事実上絶滅したと12月13日水曜日に語った。

揚子江の白イルカは「バイジ」という名前で知られていて、恥ずかしがりでほとんど目が見えないにもかかわらず、2億年も揚子江で生き延びてきた。1980年代の初めには400頭ほどの生存が確認されていた世界で最も古い生き物は、2004年の9月に一頭が目撃されて以降はまったく姿を消しており、今回大規模な捜索隊が組織されて6週間にわたって揚子江全域の探索を続けてきたが、生息は確認されなかったという。バイジは中国の急激な経済成長の犠牲となった。

長江淡水イルカ探索2006のウェブサイトに詳しいニュースが掲載されているし、バイジの動画も見ることができる。

arrow2 Yangtze Freshwater Dolphin Expedition 2006

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Wednesday, December 13, 2006

北極が海に沈むと

North Pole北極の氷が融けるのが止まらない。このままでいくとあと30年もしないうちに北極は海になってしまうと、気候学者たちが警告した。グリーンランドとエルズミア島の沿岸部に若干氷が残るくらいで、北極は極地点もふくめて全部が水の下になってしまうのだそうだ。2024年ごろまでは今ぐらいのペースでゆっくりと融けていくが、それ以後融ける速度が急激に速くなるという。

もしこれが事実だとしたら、サンタさんの家も、シロクマさんたちの家も、海の底に沈むということであります。

arrow2 Experts warn North Pole will be 'ice free' by 2040

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Friday, November 17, 2006

星ふる夜になにを思う

leonids_niagara_1833

毎年11月になるといろんなところが取りあげるのですが、今年は日本列島が観測好適地ではないのであまり騒がれていません。それに列島全体に天気が下り坂だったりもするわけで。でも星を見る者(スター・ゲイザー)のひとりとしてはやはりこれは無視できないわけで、しし座流星群が日本では今夜の日付が代わった真夜中11月18日丑三つ時が極大となり、ちょうど月も新月に向かっているので月明かりにじゃまされることもなく、運が良ければ——正しい時に正しい場所にいることができれば :-) ——1時間に10個前後の流れ星が見えたりするかもしれません。

まあ今夜がバッドデイだったとしても、来月中旬(12月14日午後9時頃)にはふたご座流星群も出現することだし、その夜には期待できるかも。

当 Native Heart としては、アメリカ・インディアンをはじめとして地球のネイティブ・ピープルたちがどのように流星群を見ていたのかが気になるところでありますが、たとえば五大湖周辺に暮らし、ワイルドライスをスピリットをつなぐ食べものとして大切にしていたメノミニ(オジブワ、チペア)の人たちには、「星が空から落ちるとき/火の道が後に残される/星は死ぬことはなく/影の部分は元の場所に戻りて再び輝く」という言い伝えがあったりします。

シベリアのネイティブの言い伝えでは、天球は動物の毛皮を縫い合わせてできていて、ときどきその縫い目をとおして神々が下界をのぞき見るのだということです。で、神々が縫い目から下界をのぞき見する瞬間に、向こう側の輝きが露わになるらしいのだな。それが流れ星となってぼくたちには見えると。またネイティブ・アメリカンのなかには、流星たちは月の破片であると考える人たちもいたようです。だからそれは「月の子供たち」と呼ばれることもあったとか。

中央アジアには流星を天空を横切って旅する火のヘビたちと見た人たちがいたようです。この火のヘビたちはときとして問題をもたらすこともあれば、たくさんの財宝や富をもたらすこともあるらしい。

図版は1833年のしし座流星群を伝えるもので、場所は夜明けを前にした暗いナイアガラの瀑布の上です。この年のしし座流星群は北半球ではたくさん目撃されたらしく、開国直前の江戸時代末期の日本でもあまりの明るさに目を覚まして起きた人がたくさんおり、人びとは口々に不吉なことが起きなければよいがと語りあったようです。

この大流星群は北米大陸でもラコタの人たちによって目撃されて、彼らの暦である「冬暦(ウインターカウント)」に描き込まれたし、カイオワの人たちの絵暦によれば、それはこの年いちばんの目を見張る出来事として語り継がれています。

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Saturday, October 14, 2006

パイプとともに歩むすべての人たちに

1994年にウィスコンシンのジェーンズヴィルにあるハイダー・ファミリーの牧場できわめて珍しい雌の白いバッファローが60数年ぶりに誕生して「ミラクル」と命名されて以来、不思議なことにアメリカ全土でかなりの数の白いバッファローが生まれるようになっている。

興味深いことに、そうやって白いバッファーが生まれる牧場のほとんどは非ネイティブ・アメリカンの人たちの所有になるものであり、結果としてさまざまに異なる文化的背景を持つ人たちも、北米大陸のほとんどあらゆるネイティブ・ピープルにとって白いバッファローが平和への希望の象徴であることを知るに至り、彼らを祝福するようになってきた。そしてさらに不思議なことに亡き「ミラクル」の生誕地であるハイダー牧場で、この夏、8月25日、雷をともなう嵐の中、再び白いバッファローの赤ん坊が誕生し、「ミラクルズ・セカンド・チャンス」と命名されたことはすでにお伝えした。

next ホワイト・バッファローの男子誕生(Native Heart Tuesday, September 12, 2006)

この「ミラクルズ・セカンド・チャンス」を実際に確認したテトン・ラコタの精神的指導者で、メディスンホイール・サンダンスのサンダンス・チーフ、ラコタ国折れた矢バンドの首領であり、今はパイン・リッジ居留地に暮らすデイビッド・スワロー(David Swallow, Jr.)——インディアン・ネーム「Wowitan Uha Mani」(プライドと共に歩く)——が、さる9月22日に、ことの重大さについてのメッセージを世界に——世界中にいる「パイプ・キャリヤー」とされる縁ある人たちに——向けて出しているので紹介しておく。[わたしの友人や知りあいにもパイプキャリアーがいるし、誰それがパイプを持っているという話もしばしば耳にする。20世紀末にパイプを持つものになった人はけっこういるのではないかな]

セカンド・チャンス やり直しの機会
彼はまず、この新しく生まれた白いバッファローにつけられた「ミラクルズ・セカンド・チャンス」という名前について、その名前が見事にすべてを言い表していることを自分は少しも疑わないと述べたうえで、

「その名前は言い得て妙としか言えず、これは予期せぬ出来事などではない。ミラクルズ・セカンド・チャンスは、まさしく全人類にとってもセカンド・チャンスなのだ」

と語った。そして彼の一族にとっては、雷は悪が滅びることを意味しており、ミラクルズ・セカンド・チャンスが雷と共に誕生したことは確かなメッセージであるとつけくわえた。

「どこにでもいる普通の人間やそこらへんの政府がそうした世界的な危機や破滅をもたらすのではない。強欲とねたみにとりつかれて、あらかじめその取り巻き連中を食べ尽くせと命じられている、あの予言に出てくるいくつもの頭をつけた巨大なヘビに餌を与えているものが、それをもたらす」

デイビッド・スワローは聖なる白いバッファローの子供の娘は争いが続いていたたいへんなときに人々に平和を呼び戻し、人としてのよい生き方をとりもどさせるためにやって来るのだと、彼の一族の伝統的なお話しを引き合いに出した。

white buffalo calf woman

聖なるバッファローの子供の娘はまずふたりの人間の前に姿をあらわした。この最初の遭遇において、ひとりは深い尊敬をあらわし、正しく心ある行動を取ったことで栄誉を受けた。もうひとりはよこしまな思いを抱いたためにその場で飲み込まれて土に還されてしまったのだと。

スワローは今再び同じことがこの世界で起こると信じている。彼は話した。「この仔牛の誕生はそのことを象徴しており、再び悪が滅びることになるだろう」

「白人の国々、今の世界で大きな力を持つ文化の国々は、すべての人々が互いに、そして母なる地球との関係において、平和で調和がとれた、善なる生き方に帰るべきときがきている。それができたときにのみ、われわれのこの世界で、いのちも続くことができる」

パイプを預かる世界のすべての人へ
しかし、スワローによれば、白い仔牛は主要国にたいするメッセージだけでなく、同時に「先住の民の国々」にとっても明確なメッセージであることは疑いようがないと言う。彼は、聖なる白いバッファローの子供の娘によって「神器であるカヌンパ(聖なるパイプ)」が、彼の一族にもたらされたことを指摘した。聖なるパイプは、正しく善なるやり方で用いられて祈りが捧げられることで、心からの祈りも聞きとげられるのである。

デイビッド・スワローはそこで「チャヌンパを持つすべての人たち」に呼びかけた。

「聖なるパイプを預かるものは、ネイティブ・アメリカンであれ、他のどこの人であれ、そのチャヌンパを毎日取りだして、平和と調和とわれわれの世界が良き道に帰ることを希求する日々の祈りに、それを用いる必要がある。お金に心を奪われている人々の目を覚まさせ、利益のために母なる地球を破壊することを止めさせて、母なる地球の健康が回復するように祈らなくてはならない。それだけでなにかが起きる。なにかとてつもなくリアルな変化が起きる。チャヌンパは、すべてのそれを預かるものによって、この目的のために使われる必要がある。チャヌンパを持つものは、それを毎日欠かさずにおこない、その祈りを心に抱いて歩いていかなくてはならない」

スワローは続けた。「わたしは英語の使い方がうまくない。だから、注意して話さないと、間違った言葉を使って誤解されかねない。しかしこれだけはしっかりと理解してほしい。われわれは、誰であれみな、祈ることが必要なのだ。チャヌンパを預かるものであろうがなかろうが、それはかわらない。あなたがアメリカ人であろうが、はたまたアメリカ人でなかろうが、それもかわらない。われわれは祈らなくてはならない。なぜなら、祈ることによってのみ、この世界は救われるからだ。世界を破滅させようとする人たちのハートを変えられるのは、祈るものたちによってのみなのだ」

「わたしは、これがわたしたち人類に与えられたセカンド・チャンスなのだということを伝えた。人々が目を覚ましてこのメッセージを聞いてくれることを祈るものである。われわれのいのちも、われわれの世界も、すべてはそのことにかかっているのだから。ホ・ヘクチュ・イェロ。わたしは言葉を送った」

参考 ラコタの聖なる人であり、メディスンマンでもあった故ジョン・ファイアー・レイム・ディアーが、1967年に語ったホワイト・バッファロー・カーフ・ウーマンについての話

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Wednesday, October 11, 2006

世界でいちばん高い木

Redwood trees

「世界でいちばん高い木」が最新ニュースになるというのは、誰かがその世界でいちばん高いとされる木の地面からてっぺんまでの高さを計測したと言うことである。

とっくの昔にそんな計測はおこなわれていたと思いますか? そうじゃないんだな。どこかの物好きが最近その樹のてっぺんまで実際に登って確かめてきたらしい。で、これがどこにあるか知っていますか? 北カリフォルニアのレッドウッド国立公園の奥深くにある「ハイパリオン」と命名されているレッドウッド(セコイア)の木だそうで、アメリカのヤフーニュース(Mon Oct 9)は「これがつい最近世界一高い木であることが確認された」と伝えている。同様の記事をasahi.com サイエンスが「115メートル、世界最高の木見つかる カリフォルニア」(Sun Oct 8)として報道しているが、比べてみると木の高さのみにこだわったアサヒの視野狭窄的記事(時事)のつまらなさが際だっている。

(しかしね、中国やシベリアの奥地にもっと背の高い木がありそうなものじゃないか。アメリカ人にとって「世界」とはアメリカのことだったりするから、ほんとうのことはわからないと、とりあえず註をいれておこう)

ヤフーニュースの記事によれば、カリフォルニア州立ハンボルドット大学の森林学の教授であるスティーブ・シレツトなる先生が自らその樹のてっぺんまでよじ登り、これまで推定されていた高さより40センチ以上高い115.2メートルあることを確認しておりてきたという。

ハイパリオン発見されるまで世界一高い木とされていたのは「ストラトスフィアの巨人」と名づけられた112.5メートルのレッドウッド(セコイア)の巨木で、こちらはハンボルドット州立公園の近くに立っている。

「てっぺんにキツツキが傷つけたあとがあるので、それがなければもう少し高かったはずだ」とスティーブ・シレツト先生はハイパリオンからおりてきたときに語ったそうだ。

セコイアの木はとにかく高くなることで知られており、レッドウッド国立公園のなかに足を踏み入れると自分が小さな人間になってしまったのではないかと錯覚してしまうほど。すでにセコイアの木の95パーセントの調査が終っていて、ハイパリオン以上の高い木はもはや発見されることはないだろうとされている。

公園当局者は、観光客が一度に押し寄せて森のデリケートなエコシステムを破壊してしまうことを危惧してハイパリオンの所在場所をあきらかにしていない。

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Friday, October 06, 2006

フル・ハーベスト・ムーン

Full Moonひどい雨が降り続いていて、今日は中秋(旧暦8月15日)の明月が見れそうもない。明日の満月はどうだろう? 明日の満月は「フル・ハーベスト・ムーン」と呼ばれてる。秋分の日に最も近い満月で、この時期、太陽が沈むのとほぼ同じ時刻にのぼってくる。月が煌々と輝いて夜も明るいので、あれもこれも作物が一度に熟れて収穫時となり大忙しの農家では、このときばかりは月明かりのなかでも穫り入れができることから、「ハーベスト・ムーン」という名がつけられたという。たいていハーベスト・ムーンは9月下旬のことが多いが、数年に一度今年のように10月上旬になることがある。

隣の林の中で鳥たちがけっこうさえずりあっているので、もしかしたら明日の夜には雨もあがってフルムーンが、あらゆる色を奪い去る不思議な光を投げかけるかもしれない。月明かりのなかでまるでモノクロテレビの画面のように見える風景が浮かびあがるかも。世界が灰色に見える月明かりのなかで世界をいつまでもじっと見つめていると、あるとき灰色がブルーに変化することに気がつく。ぼくはアメリカの沙漠という人工の光が全くないところで、目が闇に馴れたあといきなり訪れるこの青く見える世界を、我を忘れて見ていたことがある。

Blue Moon Light写真家の石川賢治という人が、長いこと「月光浴」というシリーズで、この青い光のなかの自然を意図的に撮影して写真集を作られている。たまたま氏の最初の写真集『月光浴』(小学館刊)を編集した編集者が友人だったので、その写真を見せられたときには驚いたものだった。映画撮影の時などにはその雰囲気を出すためにわざわざ夜間にブルーのフィルターを使うこともあるという話を聞かされたことがある。

機会を作ってまた、大自然のなかで、夜の世界が青く見えるようになるまで、月光浴をしていたいものである。

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Wednesday, September 27, 2006

地球の温暖化が危険なレベルに

How Earth Temperatures Changed

地球規模の気温の上昇が過去数百万年で最も高く危険な状態に近づいていると2日前に科学者たちが警告した。研究によれば、地球全体の気温がこの30年間に0.2度(C)ほど急激に上昇していることがわかったという。

地球全体の地表の平均温度は15度から16度といわれているが、仮に地球の気温があと1度上昇するだけで、過去数百万年に最も気温が高かったときに匹敵するまでになるらしい。今回警告を発した研究グループのリーダーである航空宇宙局(米国、NASA)のジェームス・ハンセン氏は「この数字はわれわれが自らつくりだしている公害によって危険なレベルに近づきつつあることを示している」と語った。

アメリカ環境保護局は人間が原因の温室効果ガスが過去50年の気温上昇の最大の原因であるとしている。さまざまな要因があるものの、とりわけ化石燃料を盛大に燃やすことから発生するガスが、地球の表面に熱を閉じこめる働きをしているようだ。

ハンセン氏は「このままあと1度地表の温度が上昇すれば危険な限界を超えるだろう」と言う。この研究に直接参加していない気象学者のアラン・ロボック氏(ルトガーズ大学教授)も気温の上昇を認めたうえで「過去数千年になかったぐらい気温が上昇していることは間違いありません。これが数百万年となるとデータがないのでなんとも言えないし、調査結果の詳細を見たわけでもないのですが、おそらく正しいのではないか」と語る。

今回の調査でもうひとつわかったことは、極地に近づくほど温暖化が激しさを増していると言うことだ。なぜこういう事が起こるかというと、地球が温まると言うことは雪や氷が融け出すということで、それまで白いものに覆われて太陽光を宇宙に反射していた地表の部分が減少して黒い地表が露わになり、その部分がさらにたくさんの太陽エネルギーを吸収するようになるからという仕組みらしい。

このブログでも先日「北極海がやばいことになってる」(Native Heart, Friday, September 15, 2006)でお知らせしたばかりだが、温暖化が最も顕著なのが図を見てもわかるように南と北の極地周辺である。

しかし緯度が高くなればそれでもまだ気温の低いところが残っていて、そうした気温の低いところでないと生き残れない動物や植物たちが、今までの生活空間が気温の上昇によって耐えられなくなって、こぞってそうした気温の低い場所を求めて移動を開始しているというデータもある。

今回「地球温暖化が危険なレベルに」という警告を報じた「ライブ・サイエンス・ブログ」は2003年の調査結果として、1700にもおよぶ植物や動物の種が、過去50年間、ほぼ10年ごとに6.4キロずつ南北極地に向かって移動しているとする科学者の報告を伝えているし、1975年から2005年までの30年間を取りあげれば、その移動の速度は10年ごとに40キロにもなるとしているのだ。

「気象圏の急激な移動は自然界に暮らすものたちにストレスを与えています」とハンセン氏は語る。「このままの勢いで人類が開発を続ければ、生息環境を失うことによってさらなるストレスが加えられるでしょう。われわれが地球の温暖化の速度を遅らせなければ、多くの種が絶滅しかねないのです。言うならば、われわれは彼らをこの惑星から追放しようとしているのです」

*巻頭に掲載した図表はNASAが公開したもので、2001年から2005年までの平均気温の変化を地図上に色で表したもの。2005年は記録にある限りで最も熱い1年だった。赤が濃くなり赤茶に近づくほど温暖化が激しいところをあらわし、紫色に近づくほど気温が低くなる。

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Wednesday, September 20, 2006

太陽が生まれれた日

machu_picchu月20日から3日間、秋分の日まで、古代ペルーのインカ帝国では「太陽の誕生日(BIRTHDAY OF THE SUN)」とされていた。太陽寺院で燃やされている聖なる火をふくむすべての火が、この3日のあいだ消される。そして神官が特別にあつらえられた鏡と聖別された綿布を用いて、再び太陽の力を借り受けて寺院の聖なる火をおこす儀式がおこなわれ、太陽寺院の祭壇に火がいれられると、帝国中にその火が配られていく。生け贄がささげられ、そのあと8日間にわたって祝宴が続いた。

インカの人たちは自分たちのことを太陽の子供と信じていた。彼らの言葉で「インティ」は「太陽神」を意味し、インカの人たちの祖とされる。インカ帝国の古代都市遺跡であるマチュピチュには太陽神の通り道を影であらわしている一種の影時計がある。インティとその妻パチャママ(大地母神・マザーアース)の二柱の神は慈悲深い存在であり、古代インカの伝説によれば、インティは息子と娘に文明の技を教えて地球に使わし、それによって人びとを導かせたとされる。

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Friday, September 15, 2006

北極海がやばいことになってる

news航空宇宙局(NASA)の研究者が少し気になるデータを公開した。北極海で急激に海の氷が減少しているというのである。彼らがはじき出した数字では、これまで一年を通して——夏の間ですら——融けることのなかった氷が、2004年から2005年のあいだに14パーセントもいきなり縮んでいるそうだ。この数字をもう少しわかりやすく言うと、テキサス州と同じくらいの面積の氷が一年間に融け出してしまったわけ。それ以前は10年間に1.5パーセントぐらいのものだったから、違いがよけいに際だっているらしい。

next The Incredible Shrinking Arctic(Science News And Research, 9/14)

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