Monday, August 15, 2011

祈り わたしたちに平和を教えてください





わたしたちに 平和を 教えてください



わたしたちに 平和を 教えてください

月がのぼってくるかぎり いつまでも

川の水がながれるかぎり いつまでも

空に陽がかがやくかぎり いつまでも

草原に草が生えるかぎり いつまでも

わたしたちに 平和を 教えてください



Let Us Know Peace

Let us know peace.
For as long as the moon shall rise,
For as long as the rivers shall flow,
For as long as the sun will shine,
For as long as the grass shall grow,
Let us know peace.




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Monday, May 17, 2010

重油の流出と祖母である地球の出血

チーフ・アーボル・ルッキングホース(Chief Arvol Looking Horse):

重油の流出と祖母である地球の出血


チーフ・アーボル・ルッキングホース:至急
全世界の宗教家、精神的リーダーへ


私の親族であるみなさん、

時はきました。我々は国々のハートとその指導者に話しかけます。私はあなた方の国々のスピリットが祈りに集うことを心の底から求めます。

亀の島のハートから、我々は世界にむけて偉大なメッセージをあずかっていいます。我々はすべての白い動物たちからの声に導かれて話します。白い動物たちは一切の聖なる生命のためにわれわれが祈るときであることを、その白い色で指し示しています。私があなたにこのメッセージを届けるのは、たくさんの動物たちの国が絶滅の危機に瀕しているからにほかなりません。水のなかを泳ぐもの、地をはうもの、空を飛ぶもの、根を持つもの、そうしたいのちを持つすべての生きものたちの国が、メキシコ湾に流れ出し続ける原油による禍の影響を受けることになるでしょう。

今この時点で我々が直面しているのは、スピリットの危機だけではないのです。原油の流出によって引き起こされつつある大惨事は、祖母である地球が、あってはならない人間の誤ち、すぐに手を打たなければたいへんなことになる誤ちによって血を流し続けているようにも見えます。

精神的指導者のひとりとして、私は求めます。我々は共に祈りのうちに、地球のコミュニティーの全体と手をつなぎましょう。我々の先祖がそれぞれの予言のなかで警告したもののドミノ効果として、この深刻な問題がさらに悪化しつつ続くのではないかと、わたしは危惧しています。

何百万人もの人々が、私たちの祖母地球のために私たちの祈りをつなぎあわせるのはとうに期限切れであると感じていることを、わたしは心で知っています。スピリチュアルな人間たちがひとつに集まり思いや祈りに焦点を合わすことで、地球に押しつけられてきたたくさんの傷を癒すことが可能になると、わたしは信じます。私たちが生命の輪を讃え、祖母である地球、私たちが「ウチ・マカ」と呼ぶ存在を癒すことを支援するための地球的な祈りの輪を、呼びかけたいと思います。

私たちは、原油流出のための、この出血が止まるための祈りを求めます。作業をはかどらせるために風を収める祈りを求めます。この誤ちを修復するために人びとが導かれるように祈ってください。そしてまた私たちが調和のうちに生きることを求め、私たちが進んでいる破壊の道の道筋を変える選択をするように祈りましょう。

私たちは祈ることで、私たちみながつながりあっていることを十分に理解するでしょう。私たちが作り出したものが、すべてのいのちにたいしていつまでも影響を与え続けることを理解するでしょう。

ですから我々はスピリチュアルにつながりあいましょう。すべての国々も、あらゆる信仰も、ひとつの祈りのなかにつながりましょう。そのようにして起こる祈りが、6月21日のせかいへいわといのりの日に、世界の聖地を讃える日につながることを忘れないでください。自然のなかであれ、寺院の中であれ、教会の中であれ、シナゴーグの中であれ、あなたにとっての聖なる空間の中であれ、すべての命のために祈りを捧げようではありませんか。私たちの国々がよい選択をするように、子どもたちの未来と健康のために、そしてこれから生まれてくる世代のために。


Onipikte(そのようにして我々は生きるだろう)、

チーフ・アーボル・ルッキングホース
神聖なホワイトバッファローカーフパイプ19代のキーパー
www.Wolakota.org

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Friday, September 11, 2009

どうかわたしたちに与えてください どうかわたしたちに教えてください

Mother Earth

偉大なる精霊よ、偉大なるスビリットよ
わたしたちを光で満たしてください
わたしたちに理解するための力をお与えください
そして見抜くための目をお与えください
そのうえで生きとし生けるものすべての親戚として
わたしたちにこの大地の優しい歩き方をお教えください


ラコタの祈りより

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Thursday, August 13, 2009

新しいスタイルの動物園や水族館が生まれているという

prehistory_chipped_stone

最近の動物園や水族館は大きくその見せ方を変えている。出来るだけ自然に近い姿を見せられるようにしようと人間がようやく考えはじめたからだという。もう何十年も前に、はじめて動物園に行ったときの子供だったぼくの心に与えた衝撃は計り知れないものがあった。いったいここはなんなのだ? 薄汚れて臭い檻に入れられた動物たちを見るところなのか? この時の衝撃はうまく言葉に出来なかったが、のちにネイティブ・アメリカンの文化の洗礼を受けた後は、その衝撃のリアリティがだいぶ見えるようになった。

動物園に収容されている動物たちは、現在地球から姿を消しつつある貴重な動物が多い。先住民の人たちが神の使者としてあがめる神聖な動物たちもたくさんつかまえられて見せ物にされている。そうやってわれわれは知らず知らずのうちに「神聖なもの」がただの「珍奇なもの」におとしめられるのを見ている。それは地球から「聖なるもの」が海の潮が引くように消えていっているのと重なっていた。

「動物というのは、動物の服を着た人々のことなのだ」と語ったのはぼくが尊敬するネイティブ・アメリカンのストーリーテラーであるジョニー・モーゼス氏(師)である。彼はアメリカ北西部太平洋沿岸地域に暮らす先住民族(日本列島の先住民と強い関係にあると想像される)のヌートカなどいくつかの少数民族の血を受け継いでいた。

ネイティブ・アメリカンに伝えられたいくつもの物語を学んでいくうちに、まず気がつくのは、自然界においては人間と動物たち、人間と植物たち、人間と鉱物たちが共通のスピリットを分けあっているという彼らの「世界観」だった。狩人はだから自分の犠牲となる動物のスピリットに絶対的に尊敬を払わなくてはならない。木を切るものはその木のスピリットに尊敬を払わなくてはならない。石を動かすものはその石のスピリットに尊敬を払わなくてはならない。

スピリットの世界と、わたしたちの暮らすこの世界は、おそろしいまでにすぐ近くにある。そのふたつの世界をつなぐための儀式が、昔からさまざまに人間世界にはあり、ぼくが知っているネイティブの人たちはひとり残らずこのふたつをつなぐための儀式や祈りに対してはみな尊敬を払っていた。そうした土地とつながっている先住民のスピリットにたいする知覚は、土地と切り離された渡来系の人たちのスピリットにたいする知覚とは、決定的に違っていたのである。

聖なる動物は、慰みものでも、見せ物でもない。檻の中から世界を見ることがどういうことかを知らないで、動物や植物や鉱物たちのスピリットに尊敬を払うことが、もう一度できるようになるのだろうか? 自然というものとのつきあい方で、地球から切れた人たちが考え出した出来るだけ自然のありさまを見せる動物園も、おそらくはどこかにむかう通過点なのだろう。

写真は歴史がはじまる以前の人が石を少しずつ削ることで作ったクマのスピリット

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Friday, July 10, 2009

動物たちから学べること その1 チームワーク

teamwork

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Monday, June 08, 2009

正しいHUG(ハグ)の仕方


How to Hug - The 5 Principles

フリー・ハグ・ムーブメントが世界を一巡りしたせいか、近ごろではハグもだいぶ日常的になってきた。冗談か笑いかからかいか、お金をチャージしてスーパーデラックスなハグをおこなうという人すらいたりする($2 Deluxe Hugs)。で、冒頭のビデオに登場する、カナダ人のプロフェッショナル・ストリート・ハガー(街頭でハグをするプロ)のマーチン・ニューフィールド(Martin Neufeld)さんは、もともとフリー・ハグ・ムーブメントをはじめた一人。筋金入りのハガーの彼によるとハグの仕方の原則は以下の5つ。彼は2007年にYMCAカナダによりピースメダルを授与された。

 ●尊敬を持つこと
 ●条件をつけないこと
 ●ハートからすること
 ●感謝をこめること
 ●瞬間を大切にすること

ぼくの知る最高にきまっているハグについてのコメントは、メキシコの先住民のヒーラーのもので、それは

「人は正気を保つために1日に3回のハグがどうしても必要だ」

というもの。

HUG

HO!

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Thursday, June 04, 2009

新しき人たちへ

William Commanda

七つの火の時代に
新しき人たちが登場する。
この人たちは
以前に人が辿った道を探しだし
その足跡を辿るだろう。

新しき人々は
その道を辿り
エルダーたちのもとに
たどり着く。
そしてエルダーたちに
自分たちの旅の道案内を求めるだろう。

だが、そのとき
多くのエルダーたちは
眠りに落ちているかもしれない。
たとえ目が覚めていても
なにひとつ教えるものを
持たぬものたちもいるだろう。
なかには、恐れを感じて
口をつぐむものもいよう。
また、誰もなにも尋ねてくれないので
黙ったままのものもいる。

新しき人たちは
エルダーに近づくときには
くれぐれも用心しなくてはならない。
新しき人たちのつとめは
たやすいものではないだろう。


グランドファーザー・ウイリアム・コマンダの言葉より
グランドファーザー・ウイリアム・コマンダは1913年生まれ 今年96歳
アルゴンキン一族エルダー アニシナベ・ファースト・ネーションの前チーフ
七つの火の予言を伝えるワンパムという帯の守護者

arrowhead_small 七つの火の予言

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Friday, May 29, 2009

Walk in balance and beauty (印象に残っているネイティブ・アメリカンの祈りの言葉)

Toki 2009.4.12

聖なるものを讃えよ。

地球を讃えよ

われわれの母なる地球を。

エルダーたちを讃えよ。

共にこの地球を分けあう

すべてのものたちを讃えよ

四本の脚を持つものたちを

二本の脚を持つものたちを

翼を持つものたちを

水のなかを泳ぐものたちを

地を這うものたちを

根を持つものたちを

岩のなかにおられる人たちを。

バランスをとりつつ

美のなかを歩け。



*写真は佐渡自然保護官事務所放鳥トキ情報より。日本列島でもう一度ネイティブになれるか実験をされているニッポニア・ニッポン(とき)

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Friday, May 15, 2009

むかしむかし
あるところに
ひとりの怒りん坊の
少年がいました。

少年の父親は
釘の詰まった袋を
一袋少年に与えて
こういいました。

これからはいつでも
腹が立ったと思ったら
裏の壁のところに行き
トンカチで釘を打ちなさい。

最初の日
少年は三十七本の釘を
壁に打ち込みました。

それから数週間も
しないうちに
少年は怒りの
コントロールの仕方を
まなびました。

するとそれにつれて
怒りと共に打ち込む
釘の数も
毎日少しずつ
減っていったのです。

壁に釘を打ち込むより
気を静めることの方が
ずっと簡単なことに
少年は気がつきました。

そしてとうとう
その日がきました。
怒らなくなっている自分を
少年は発見したのです。

少年が父親に
そのことを話すと
父親は少年に
怒らない日には
毎日一本ずつ壁の釘を
抜くようにしてはどうかと
すすめました。

そうやって何日もが過ぎ
若者が父親に、壁の釘が
一本もなくなったことを
伝える日がやってきました。

父親は息子の手を取り
その壁のところに行きました。
そして言いました。

「息子よ、よくやりとげた。
だがよくごらん
壁にはたくさんのの穴が開いたままだ。
この壁は元通りになることはない。
怒りにまかせてなにかを口にすれば
その言葉はこの穴のような傷を
必ず残すことになるだろう。
ナイフで人を刺すことはできるし
そのナイフを抜き取ることもできる。
しかしあとで何回あやまったとしても
傷はけして消え去ることはない。
言葉による傷は
刃物による傷とかわらないのだから」


60年近く生きてきたぼくにいえるのは友だちというのは宝石だということ。それはめったなことでは手に入らない貴重で大切な宝石なのだ。真の友だちはあなたを喜ばせ笑わせ、元気づけて、良い人生をもたらしてくれる。友だちはあなたの話に耳を傾け喜びの言葉をわけあい、いつでも心を開いてくれるもの。友だちがいるのなら、そのことは自慢してもいい。

友よ、

えーと

もしぼくがあなたの壁に穴をあけたならどうかお許しください。

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Monday, May 11, 2009

奇跡が起きるために必要なふたつのもの

なにごとにも正しい時と場所があると、エルダーたちが口をそろえて言っていた。少なくともメディスンを扱う世界においてはそのふたつがそろって訪れる機会はめったなことではない。だから正しい時に逃さずそれを得なくてはならないと。つまり奇跡のようなものが起こるためにはふたつのものが必ず必要になるのだ。ひとつは正しい時であり、ふたつめは正しい場所である。ネイティブの人たちが伝えられている儀式の手順をことさらに大切にする理由もそこにある。世界のどこであれ、儀式というのはあらかじめ決められて確かめられた手順にしたがっておこなわれていく。そのことで時と場所のふたつを調整してふたつが同時に顕現するようにする仕組みが儀式なのである。このあらかじめ決められた手順が、正しい時と正しい場所への扉を開けるひきがねとなる。そして扉は開くにさいしてはスビリチュアルな世界に向かって開く。つまりスピリチュアルな世界というのは、正しい時と正しい場所においてわれわれに入口の扉が開くものなのである。

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