なぜインディアンはいつも盛装を心がけたのか?
Wooden Leg - Cheyenne 1913
戦闘においてインディアンが常に盛装を心がけたのは、そうやって着飾ることで戦闘能力が高まると信じていたからではない。盛装を心がけるのは、いつ戦闘に巻き込まれて死んでしまうかもわからないからなのだ。誰であれインディアンはみな、偉大なる精霊と逢うときには身なりを最高にきめていたいと願っている。だから、死が差し迫っている戦いにおいても、また平和時における病気や怪我の時でも、彼もしくは彼女は、常に最高の衣服を身にまとうようにするのである。
カハマゼヴェオタヘ [ウーデン・レッグ(木でできた脚)]( 1858 – 1940 )の言葉 写真は1913年に撮影されたもの。北部シャイアンに属しリトルビッグホーンの戦いでカスターと闘った。幼名 手で食べる子(イーツ・フロム・ヒズ・ハンド)。「木でできた脚」という名前は、いくら歩いても歩き疲れない木でできた丈夫な脚の持ち主という意味。
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