18日にプルサーマルとよばれる核燃料を積んだ船が日本に着くとニュースが伝えた
プルトニウムを一般の原子力発電所で燃やす「プルサーマル」の国内で初めての実施に向けて、フランスで製造された核燃料を積んだ輸送船が、今月18日にも日本の港に到着する。輸送船は、静岡、佐賀、愛媛の順に寄港して核燃料を配給していき、これによって今後日本で本格的なプルトニウム利用が始まることになるとNHKが伝えている。
核燃料を積んだ輸送船は、ことし3月にフランスの港を出港し、武装した2隻で互いに護衛しながら南太平洋を通るルートを日本に向けて航行していたもので、関係者によりますと、今月18日にも日本に到着することがわかりました。今回輸送された核燃料は、中部電力・浜岡原発と九州電力・玄海原発、それに四国電力・伊方原発の3つの原子力発電所で使われることになっていて、まず浜岡原発のある静岡県内の港に寄港し、その後、佐賀、愛媛の順に回るということです。
今後準備が順調に進めば九州電力の玄海原発3号機で11月からプルサーマルが始まる予定で、日本で本格的なプルトニウム利用が始まることになります。
Source : プルサーマル 核燃料到着へNHKニュース 05月16日 06時07分更新
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Comments
北山さん、この国の政治家と(御用)学者はだれも真剣に考えていないのかと思ってしまいます。目の前の利権やプライドや帳尻合わせのために、自然の恵み豊かな日本列島をずたずたにして、生きものが全うに暮らせなくなってもよしとしているのか。インフルエンザも大事ですが、プルトニウムなんてどうするの?! ときどき空しくなります。でも、気がついた人たちが声を上げていることに希望はもっているけど。のぐち
Posted by: 野口京子 | Monday, May 18, 2009 10:38 PM