アイダホ州の草原で150年ぶりに誕生した純粋のバファローの子ども
北米大陸のバイソン(バファロー)はもともと部族で大陸の上を移動していた。部族は当然さまざまに混血して行くことになったが、そのほとんどがいわゆる「牛」との混血部族で、これまでフルブラッドのバファロー部族といえばたったの2集団しか知られていなかった。ひとつはサウスダコタのウインドケーブ国立公園(Write Wind Cave National Park)にいる部族と、もうひとつはアイダホ、モンタナ、ワイオミングにまたがるイエローストーン国立公園にいる部族だ。そして今回、アイオワのブロークンケトル・グラスランド保護区(Broken Kettle Grasslands Preserve)で、昨年にサウスダコタから移動させられてきた28頭の部族のなかに、今回アイダホ州の草原においては150年ぶりに牛の血の混ざっていないフルブラッドの−−遺伝子の上からも牛の遺伝子がまったくはいっていない−−バファローが誕生したことがわかった。
追記 大平原においては最も偉大で神聖な存在であるバファローの側から見るとバファロー・ネーションに新しいフルブラッドの誕生はとてもうれしいことであるだろう。HO!
Source : The Nature Conservancy in Iowa - Iowa: Bison Calf Born at Broken Kettle Preserve
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