アースアワーを「儀式」としていくために
ヨーコ・オノが3月29日の EARTH HOUR に参加することは重要なことだと、イマジンピースで語っている。明日はアースデイだが、ぼくも「毎日がアースデイ」ということを認識した上で、ここでもう一度 EARTH HOUR の大事さについて語っておきたい。 EARTH HOUR がすごいのは、その1時間が都市に暮らす人たちにとっては濃密な儀式になりうることだとぼくは考えるからだ。アースデイは1日24時間のお祭りではあるが、これを儀式として成立させるには無理がある。自分の時間で生きていないかぎり、思い出にはなっても、日々の暮らしのなかに根を生やすかどうかはわからない。しかしEARTH HOUR は、ヨーコが言っているように「なにかか特別な儀式に参加したという記憶は自分のものになるから。やればやるだけよくなる」と考えることができる。
Source : Earth Promise “21 in 21″ Interview Series - Yoko Ono
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Comments
北山さま
おはようございます。
先日はありがとうございました。
また土曜日はいのちの森おつかれさまでした。
ジャンピングマウスのお話は何度も読んでいるにもかかわらず、胸にグッときてしまい、ちょっと涙ぐんでしまいました・・・
しかし、東京の大都会のど真ん中にとても心地良い場所があるわけですが、もっともっと大切に、そして増やしていけるようにしたいですね。
EARTH DAYも一通り見て回りましたが、本当に意味を理解して行動している人がどれくらいいるのか?とちょっと疑問に思うことも多々ありました。
無造作に置かれた印刷物の数々・・・
EARTH DAY、EARTH HOURともに自分が出来ることから楽しく、気楽にそして普通に誰もがMOTHER EARTHのことを考えて行動できる日常が来ることを祈っています。
Posted by: EQUALIZE | Monday, April 20, 2009 07:41 AM
EQUALIZE さま
土曜日は気持ちのよい1日でした。ほんとうに原宿に行ったのは何ヶ月、いや何年ぶりかもしれません。バカ正直にJRの原宿口で降りて、人々の流れを見た瞬間、もしかしたらここへきたのはと思ったのですが、そのまままっすぐ神宮の森の中に入り、15分ほど歩いている間に段々気持ちがよくなり、会場に着いたときには気分が楽になっていました。2時間近くかかって会場に着いたのは12時少し前で、それはすぐにジャンピンくせマウスのはじまりで、なにかを話さなくてはいけないわけだったけれど、なんとか少し話をして古屋さんとのなかさんにつないで、ステージの後ろで風に吹かれてひとりで話を聞いているうちに、落ち着いてきて、この話を伝えることの意味を感じました。東京のなかでこんなにこの話のふさわしい場所があるのも、それが明治神宮という人間の創った森のなかの空間であるのも、おかしな気がしましたが、結局ぼくはそのままそのPrisonerというSF映画のなかの超自然の空間のような景色のなかにとどまり、午後3時から1時間ほどティピの前の草の上で話もして、ずっととどまり続けました。結局本家のアースデイ(ほんとうは22日なんだけど商売の関係で日曜日になった)には顔を出しませんでした。それはそれは不思議な時間でした。
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Monday, April 20, 2009 09:59 AM