2009年、3月28日、土曜日、午後8時30分 地球のための投票
今週末土曜日3月28日に地球上の1000を超える都市で、100万人以上の人が午後8時30分から9時30分までの1時間を電気を消して過ごすことで、気候変動にたいする人々の意識を高めるための自発的イベント「アース・アワー( Earth Hour)」が行われる。
来月おこなわれる「アースデイ」のプレイベントのようなものと思われるかもしれないが、これはお祭りではなく、「地球に生きるすべての人たちが参加できる全地球規模の投票」と位置づけられている。地球とその環境に関心を抱いている人は、28日の夜のきめられた時間(ローカルタイムの午後8時30分から9時30分までの1時間)の間電気のスイッチを切るという行動によって誰でも地球のための投票に参加できるのだ。このまま地球がどんどん温まっていってかまわないという人はそのまま電気を灯しておけばいいらしい。
この投票の結果は今年コペンハーゲンで開催される地球規模の気候変動に関する国際会議(Global Climate Change Conference)で報告される。たとえばロサンジェルスでは市内のいくつものレストランがこれに参加して、その間店の電気を消してローソクの明かりのなかで食事を提供することになっているという。今からでもやれることはたくさんありそうなので、地球の気候変動に関心を持っていて自分も自発的にこの投票に参加する意志のある人は、「アース・アワー(Earth Hour)」のウェブサイトを訪れてください。自分になにができるかなどのヒントがたくさん記されています。そのためのポスターや、あなたのコンピューターのデスクトップのための壁紙などもダウンロードできるようになっている。
Earth Hour: Vote Earth - The world’s first global election.
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