ジャーニー・トゥ・ザ・スピリット・ワールド
The journey to the Spirit World
スピリットの世界への道のりはとにかく長いのだ、友よ。死がその旅の終わりではないことは、おまえが死んだときにわかるだろう。
バディ・レッド・ボゥ ラコタのカントリーミュージシャン
故フロイド・ウエスターマンと並んでネイティブの人たちに
その歌で多大な影響を与えてきた。1949年生まれ。
ネイティブ・アメリカンのエルダーたちはしばしば「もうひとつの次元」の話をする。彼らはそれを「スピリット・ワールド」と表現した。スピリットの世界だ。スピリットをなんという日本語に置き換えるかは悩むところなのだが、これはそのまま「スピリット」として理解したほうがいい。地球に生きているいのちであるわれわれは、みな自分の身体の中にスピリットを宿しており、われわれが死んでもそのスピリットは生き続ける。死というのは、目と頭がそう考えているものに過ぎないらしい。ネイティブの人たちの儀式のなかには、その儀式を通してスピリットの世界を垣間見させてくれるものがいくつもある。死というのは、生きるという過程のごく一部に過ぎないのだな。われわれは死を通してスピリットの世界へと移行するのだ。そしてエルダーたちは口を揃えて言う、いのちのたどる旅には喜びがあふれていると。
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Comments
私たちの霊性の向上、魂の学びのために、この肉体という着ぐるみを着て人生という旅を経験しなければならないのですね。
そして、肉体の終焉を迎えたらまた魂はスピリットワールドへ戻る。ということを繰り返しているからこそ、いま生きていることが素晴らしい~となります☆
ピカッとお空が光って自分が現時点から消えてしまうことがあるかもしれないけれど、そのとき魂のこの永遠の旅のひとコマとわかっていればなにも怖れることなどないのです。この時空を越えられたことに、ただただ感謝して次を迎えるのです☆
私達はつねに愛の光に包まれている事を思い出すために旅をしています☆
Posted by: ユリッチ。 | Saturday, February 28, 2009 10:57 PM