岐阜県高山で見つかった7世紀の人骨に縄文人と渡来系混血の特徴があったそうだ
中日新聞が「高山・三福寺古墳群から7世紀の人骨 縄文、渡来系混血の特徴」という白山泉記者の記事を掲載した。岐阜県高山市が、同市三福寺の古墳群で1988(昭和63)年に出土した7世紀の人骨を復元・鑑定した結果、これまで渡来系の特殊工人集団の人骨と考えられていたが、縄文系と渡来系の混血の特徴があることが分かったと発表したもの。縄文系と渡来系などという言い方を新聞もするようななったのですね。
復元したのは下あごのない1体と、完全形の1体で、いずれも40−60歳の男性。鑑定では、眼窩(がんか)の間が離れている▽鼻骨の付け根部分が平たん−などの渡来系の特徴のほか、▽顔の形が四角い▽ほお骨が角張っている▽みけんが出っ張っている−といった縄文系の特徴を併せ持つことが分かった。
復元したのは下あごのない1体と、完全形の1体で、いずれも40−60歳の男性。鑑定では、眼窩(がんか)の間が離れている▽鼻骨の付け根部分が平たん−などの渡来系の特徴のほか、▽顔の形が四角い▽ほお骨が角張っている▽みけんが出っ張っている−といった縄文系の特徴を併せ持つことが分かった。
Source : 高山・三福寺古墳群から7世紀の人骨 縄文、渡来系混血の特徴[中日新聞 2009年2月13日]
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