なにかを知ることとはどういうことか?
ただ座ったままで真実について語るなどできるわけもない。物事はそのようにはできておらんのだ。お前は真実を生きなくてはならない。そして真実の一部になったとき、お前ははじめてそれを知る。—— ローリング・サンダー チェロキー
なにかを知りたくなったとき、インターネットの Google で検索したり、必要な本を探してそれを読んだりするのは誰もがしていることだろう。そして自分の気になった言葉やせりふをいくつかそこから拾い上げて記憶する。われわれはみな内側に一羽のフクロウを飼っている。フクロウは名前を「知」という。そしてそのフクロウがわれわれに話しかけてくるのだ。フクロウはわれわれを導き、われわれを育てる。われわれが情報を得たとしても、そうして得た情報の全部が全部、そのまま自分の生き方にできるわけではないのだが、しかし眼前に展開される情報を読んで覚えると、それについて語ることだけは誰にでもできてしまう。重要なのはそれについて語ることではなくて、それを生きること。道について語るのではなく、道を歩いていくことなのだ。自分がこの人生においてほんとうに自由になりたいと望むのなら、自分が人生において幸せになりたいと願うのなら、自分が人生において平和を求めるのなら、われわれが探し求めなくてはならないのは真実である。ほんとうのことが知りたくはないか?
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Comments
おはようございます。
身にしみるお言葉ありがとうございます。
身が引き締まった思いです。
肝に銘じます。
ありがとうございます。
Posted by: EQUALIZE | Wednesday, February 04, 2009 08:26 AM
いいお話ですね、ありがとうございます☆探し求めなくてはならない魂の真実に裏づけされた行動により何かを「知る」ときに確かな道への知恵となり得るのでしょうね。当然ながら痛みを伴いますが必然でも在りますね。愛と感謝の下に生きる私たちは神と共に在る事をいつも忘れないで風を感じていたいものです☆
Posted by: ユリッチ。 | Wednesday, February 04, 2009 05:54 PM