石のなかであぐらをかいて笑っている人に会いに行こうと思う
群馬県の安中市にある「安中市ふるさと学習館」というところでいま「ストーンツールズ‐縄文石器の世界」という展示会をしている。ここでは聞くところによると「実用的ではない石器」「なんの目的かわからない石器」も展示されているらしい。この石器の展示会は、大規模開発事業によって出土させられ眠りを破られた石器たちを整理して陳列してあるものだという。実用的じゃないと「現代の人たち」が判断した石器というのに心惹かれるものがありませんか? ぼくが行きたいと感じた最大の理由がこの写真の石器だ。いったいなんのためのものなのか、目的はなにかなど、実際に見ながら考えて、一緒に笑ってみたい。
安中市ふるさと学習館
〒379−0123
群馬県安中市上間仁田951
地図
TEL:027−382−7622
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Comments
こんばんは。
今日、北山さんの著書「パワー。・オブ・ストーン」を買いました。まだ読み途中なんですが、読んでいて群馬県の自分の実家の近くに「しゃべり石」と言う名前の場所があることを思い出してメールさせていただきました。
名前の由来は、昔旅人が喋る石にびっくりして石を刀で切りつけたら片方が飛んでいって今のしゃべり石という場所にある!と言う話を親から小さいときに聞いていたんですが、ネットで調べてみたところ話しの内容はちょっと違っていました。
ご報告までに。
Posted by: シナール | Wednesday, December 03, 2008 11:06 PM