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Sunday, October 19, 2008

思春期を迎えた少女のための祈りの言葉 アパッチ

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  汝は宇宙の四隅まで走ってゆくだろう
  大地が大きな水と出会うところまで
  大空が陸地と出会うところまで
  季節の冬の暮らすところまで
  雨の家のあるところまで
  走ろう! 走ろう!
  強くあれかし!
  なぜならば
  汝は人々の母となる身なればなり

*メスカレロ・アパッチ一族では、初潮を迎えて結婚適齢期に達した女の子は、最高に美しい衣装——新しい真っ白な鹿皮か薄手の平織り羊毛生地のドレス、髪の毛には白い羽根、ビーズや貝殻をまとって、4日間続く儀式に出ることになっていた。儀式は、塩断ち、もしくは断食、歌、その娘の体を美しくするマッサージ、そしてその娘が自らの肉体を鍛えるためのランニングから構成されていたという。これはその儀式のなかであげられた祈りの言葉。写真はアパッチの世界観を描いた砂絵(エドワード・カーティス撮影)。

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