アルコールは飲めば飲むほど脳が縮小するんだぞ
ロイター電によると、アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果が明らかになったという。アメリカのマサチューセッツ州にあるウェルズリー大学のキャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、神経学の専門誌「Archives of Neurology」で発表したもの。記事にはこう書かれている。
研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少を食い止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。同研究によると、生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。続いて、過去に飲酒していたが今は飲まない人々、現在適度な飲酒をする人々、現在大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかった。
これまで、多くの研究によって適度の飲酒は心臓に良いとされてきた。
Source :
アルコール、飲むほどに脳が縮小=米研究「Mother Earth News」カテゴリの記事
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Comments
自分はお酒は強くないしたくさんの量は飲めないのですが、楽しめる範囲で飲むのは好きです。でも今付き合っている人達からは一気飲みを強要されて、辛いときが多々あります。そして、一気飲みができないと「ヘタレ」と言われます。
さらに飲みの席が始まるときや終わるときに、何か面白い挨拶をしろみたいな事を強要され、それがおもしろくないとまた「ヘタレ」と言われます。かと言って真面目に挨拶をすると暗いとか、つまらない、みたいな事を言われます。
自分は自分のペースで飲んでみんなといろんな話をして楽しみたいだけなのに。
愚痴みたいになってしまい、すいません。
ネイティブアメリカンの中ではお酒や、飲みの席はどういうものなのでしょうか?
Posted by: シナール | Wednesday, October 15, 2008 02:18 AM
シナールさま
アメリカ・インディアンにとってお酒とはなにかは、簡単に語り尽くせるものではありません。大雑把に言えば、1492年以前には新大陸にお酒はありませんでした。今のアメリカ・インディアンの現実は、大酒飲みかまったく飲まないかのどちらかです。酒を飲むのは、自分がインディアンであることを忘れるためです。かつてアメリカと呼ばれる大地がすべて自分たちのもので、自由であったことを忘れるために、彼らは飲むようです。アルコール依存症は彼らにとって大きな問題となっています。アルコールによってすべてを失ったという記憶を持ち続けている人たちは、アルコールを飲みません。ぼくをこの道に進む勇気を与えてくれたグランドファーザーは「火の味のする水を飲んではならない」という遺言とでもいうべき言葉を残しました。彼はメディスンマンであり、メディスンマンとしては「お酒は意識を濁らせる」といっていました。
アメリカ先住民は武器としてのアルコールによって征服されたといってもいいでしょう。文明国と思い込んでいる国には必ずその国を支配するアルコールがあります。ウイスキー、ウォッカ、酒。先住民の国々はアルコールを中心にした文化を創りませんでした。
アルコールがとても危険な「麻薬(ドラッグ)」のひとつであるという認識を持つ必要があります。日本という国の抱えている大きな問題のひとつが「麻薬としてのお酒」にたいする盲目的な迎合にあります。なにしろほとんどの人がそれをドラッグだと考えていないのですから。きっと自分が誰だったかをお酒によってすっかり忘れさせられてしまっているのでしょう。日本という国は、古代において、米から酒を造るためのブランテーションとして開拓され、占領支配されたのではないかと思っています。
ぼくも「お酒は意識を濁らせる」と考えています。
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Wednesday, October 15, 2008 09:28 AM
アルコールが身体へ及ぼす影響のうち、健康面で期待できるのは、
血流の促進による、代謝の活性化だけでしょう。
そもそも、アルコールは人間にとって必須の栄養素ではありません。
一切摂取しなくとも、死ぬことはありません。
先述の血流促進も、異物を排除しようとする、
身体の拒絶反応なのかも知れません。
ともあれ、小生はこの研究結果を歓迎します。
僭越ながら、過去に書いた類似記事を
トラックバックさせて頂きました。
Posted by: カヲル | Wednesday, October 15, 2008 08:28 PM
お酒についてですが
僕はローリングサンダーからこのように聞きましたよ。
「お酒はよくない!だけど、日本酒はgood!。
私は空手の先生と会うときは
いつも日本酒を一緒に飲むんだ」
みたいなことを仰っていました。
「醤油も味噌汁もgood!!」って。
たしか昆布の味噌汁だったと思いますが
放射能を除去してくれるって仰ってました。
(貝だったかな?)
そのときに広島の原爆の話なんかもされてありました。
Posted by: 眞司 | Wednesday, October 15, 2008 09:28 PM
眞司さん
おそらくその話は彼の晩年の時のものでしょうね。何年頃にその言葉を聞きましたか? おそらく日本から若い人がたくさん訪れるようになって、みんながあれやこれや日本食を料理をしてくれたりで、かなり喜んでいたときがありましたし。昆布の味噌汁のヨードが放射能に良いというのは、マクロバイオティックでもいわれていましたっけ。
70年代の元気いっぱいのころは、「使い捨てライターなど使うものか」と怒鳴りつけていた彼も、晩年にはパイプに火をつけるのにしっかり使い捨てライターを使っていましたし。
歳をとればなんでも許されるものではないですが、ぼくは「日本酒」も立派なアルコールであり、麻薬に分類されるべきものだと、今もなお信じています。彼が日本酒を飲んでいる姿なんて想像したくないなぁ(^^;)
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Wednesday, October 15, 2008 09:39 PM
「お酒は意識を濁らせる」
非常によく分かります。
酔っぱらいが電車の中や路上で喧嘩をするのを何度も見てきました。その度にこちらまで嫌な気持ちになり、なんでそこまで飲むの?とか思ってしまいます。
酔っぱらっている人の中に時々凄く強気になっている人もいますよね。多分普段はいい人なのでしょうが…まさに自分を忘れさせられている人。
見る度に、こうはなりたくないな…と思ってしまいます。
友人にちょっと酒で困っている人がいるので、うったえかけて行ってみようと思います。
貴重なお話しありがとうございました。
Posted by: シナール | Thursday, October 16, 2008 12:40 AM
北山さまへ
有難う御座いました。
それと気分を概してあったら
本当に申し訳ありません。
僕がローリングサンダーにお会いしたのは
1994年前後です。
前も載せていただきましたが
その時は片足での車椅子生活を
されてありました。
もちろんお元気でしたよ!
日本酒の発言も日本から来た青年に対する
歓迎をこめたジョークだったかもしれませんね。
なんかお空のローリングサンダーに
「そんなこと言ってないぞ!!」って
怒られるかな??(汗!!)
放射能のお話は
原爆の被害が海岸の方は
少なかったみたいで
それは昆布の味噌汁(魚貝類だったかな?)の
作用だったみたいなことを仰ってました。
ほんと2日間でしたがとても貴重な
沢山のお話を聞かせて頂きましたよ。
長くなりましたが
また何かの折にコメントさせて下さい。
Posted by: 眞司 | Thursday, October 16, 2008 01:48 PM
眞司さん 気分を害するようなことはなにもありません。日本からたくさんの若い世代の人たちが彼のもとを訪れて、元気を与えてくれたことはぼくには喜びですが、彼が死に近づくにつれて「スピリットの衰え」をさまざまに感じる瞬間がしばしばあり、そのことを冷静に見ていた自分にたいして怒りというか腹立たしさを覚えるのです。彼の言葉を思い出します。
「お前がどこから来たにせよ、誰であれ、いついかなるときも、ただの1分たりとも、わしのことを忘れないで欲しい。わしはみんなとともにいつも一緒にいるのだから」
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Thursday, October 16, 2008 02:05 PM
北山さまへ
再び有難う御座いました。
僕はいつも亡くなった爺ちゃんや母親が
空から見守ってくれていると
想っています。
時々はローリングサンダーも
見ていてくれていると想っています
(そう願っています・・)
前にもコメントさせて頂きましたが
いつかもう一度
北山さまの
ローリングサンダーに関する本を
是非読みたいです!!
どんな形でもよいのですが
きっとここに訪れずれる
すべての人の願いです!
宜しくお願い致します。
Posted by: 眞司 | Thursday, October 16, 2008 03:42 PM