妊娠期間中の女性は香水や香料の類を使用したものを避けるようにとの警告
イギリスの健康問題の専門家が妊娠中の女性に香水や香料を用いたものを身につけることを避けるようにという警告を出した。生まれてくる子供たちが将来がんを引き起こしたり、不妊症にかかる可能性があるという。
香水ががんを引き起こすのではないかという指摘は、20年程前から一部で指摘されてきた。8月31日日曜日のイギリスの「スコットランド・オン・サンデイ」が、「女性は妊娠中に香水をつけるべきではない」という警告の記事を掲載していた。記事によれば、香水や香りのあるボディクリームの使用は妊娠中は、生まれてくる子供にがんや不妊症を引き起こす可能性があり、避けるべきであると専門家の指摘が書かれている。ラットを使った研究で、妊娠8週目から12週目あたりの雄の胎児の生殖器官が、化粧品類に含まれている化学物質によって障害を受けることがわかったというもの。
多くの女性は妊娠8週目ぐらいではまだ自分の妊娠に気がついていないケースが多く、今後おこなわれる動物実験などで、今回の研究が実際の人間ではどうなのかの結論が出るまで、女性は香水や香料を使ったものの使用は避けるべきであると警告している。
詳細は以下の記事で。
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Comments
以下のサイトにこのもと記事にたいする反論というか、「警告ジャーナリズム」だとする批判が出ています。「ほんの少しであれ毒は毒」という考え方を受け入れている小生としては、警告として受けとめるべきだとは思うのですが・・・
"[汚染物質][一般向け]香水はあなたの胎児を不妊にするか?"
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20080903#p5
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Wednesday, September 03, 2008 09:01 PM