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Saturday, July 12, 2008

6000年前の石の笛が貝塚から出土したと共同通信が伝えている

縄文時代の貝塚から石笛 熊本県宇土市、西日本で初

stonewhistle

縄文時代前期の轟貝塚(熊本県宇土市)から人が加工したとみられる石笛が見つかったことが12日、同市教育委員会の調べで分かった。縄文時代のものは全国でも数例しか確認されておらず、西日本では初めて。日本の音楽史の上でも貴重な発見で、当時の風習を知る手掛かりにもなるという。

石笛は黒色石灰岩で、長さ6センチ、幅2・9センチ、厚さ1・6センチ、重さ44グラム。人が研磨したとみられ、平たい長方形状で内側がくりぬかれている。

上面中央部の穴から息を吹き込むと甲高い音が鳴る。両端の穴を親指と人さし指で押さえて使ったとみられる。

宇土市教育委員会は「神聖な儀式で使用された可能性があり、神楽や能にも通じるものがある」としている。これまでは東北地方を中心に発見されている。

轟貝塚は約6000年前に形成され、轟式土器や貝の腕輪など約2万点が出土している。

2008/07/12 17:06 【共同通信】

Source :  縄文時代の貝塚から石笛 熊本県宇土市、西日本で初

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