自分たちの誤ちを認めることからしか癒しははじまらない
National Chief Phil Fontaine - Response to Formal Apology
カナダの先住民組織「Assembly of First Nations」のフィル・フォンテーン(Phil Fontaine)氏が、同国首相による公式な謝罪を受けての返答メッセージ。カナダが謝罪するなどとは今まで考えたこともなかったと印象的に語っている。誤ちをまず認めることが、癒しへとむかう大きな一歩だということを告げている。
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Comments
あるアイヌの方は、「政府が謝罪しない限り、本当の話し合いは出来ないし、信用することも出来ない」と言っています。先日の「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」に全く欠落しているのが、この「謝罪する気持ち」でした。
Posted by: Mory | Saturday, June 14, 2008 12:03 PM
6/7放映の美の巨人たちという番組で
エミリー・カーメ・ウングワレーというアポリジニの
画家が取り上げられており、
オーストラリアでも混血の子どもを親から離し
白人社会に同化させるための
隔離政策があったことを知りました。
何十年かたって故郷に戻されて、途方にくれたという
女性が、エミリーだけが温かく迎えてくれたのだと
語っていました。
知らずにいることが多いのだと改めて思いました。
Posted by: ゆき | Sunday, June 15, 2008 02:10 PM