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Tuesday, May 20, 2008

今年いちばん小さくて遠い満月

Full Moon満月ですね。種植月。北半球の今月の満月は、2008年の1年間でいちばん小さくて遠い満月。なぜなら月は赤道を越えて南半球にあるから。月が北半球に帰ってくるのは、今月の29日。これからある今年の満月で一番近くにあって大きい満月は12月13日(土曜日)の満月。来月の満月は6月19日(木曜日)、夏至の日の2日前。

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Comments

こんにちは。
いよいよ沖縄が梅雨入りし、
こちらも、空気が蒸し暑くなってきました。

先日の満月も、本当にくっきりと
綺麗に見えましたね!

満月の夜は月の光が木々や川の水面などを照らして、
何となく生き物たちが動き出してザワザワと
何かを話し合っているような感じがします。
そのせいか人間の私も、外へ出るとその仲間に
入った気持ちになって、狼じゃありませんが、
本当に満ち足りた気持ちになります。
聞こえてきたことはないけれど、
植物たちは本当に話をしているのでしょうか(笑)?
どんな話をしているんだろう?

先日偶然、書店で「月と農業~中南米農民の有機農法と
暮らしの技術~」(ハイロ・レストレポ・リベラ著)という本を
見つけました。
種植月とのことですが、その通り本にも、
満月には樹液が上部(葉や花、果実の部分)へ集中する
そうで、育苗に最適な時期、そして生鮮果菜類、
生食用子実野菜と穀物の収穫時期でもある、
とありました。
また逆に新月は、樹液の流れは下降し、根の部分に集中
することから、発芽の時期(カンキツ類は満月が発芽時期)、
または施肥をしたり枝払いをするのに良く、根菜類などの
収穫時期だそうです。
薬草の収穫については、満月には葉の部分を、
新月には球根や根茎類の部分を収穫する、
とのことでした。
(色々と複雑で、間違えて読んでいるかも
しれませんので、ご興味のある方は
詳しくは本で御確認ください)

これが、一列に並んだ月と太陽の引力によって、
間に挟まれた地球に、潮の満干を起こすことから
出来上がる現象だと知って、
説明を聞けば、なるほど当然の仕組みだなぁと思いました。

でも、それに気付かない私たちの現代社会は、
すっかり自然から離れてしまっているということ
なんだと、つくづく感じました。
観察って、忍耐力ですね(笑)。今の社会のスピードでは、
なかなかできない合理的でない作業・・・。
昔の人って、本当に鋭い観察力を持っているんだ、と
尊敬してしまいます。

自然の仕組みは本当に複雑で、
だけど、本当にすごいなあ!と思いました。
どう技術が進んでも、人間には決してできない仕事ですから!

Posted by: Rin | Saturday, May 24, 2008 10:59 AM

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