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Wednesday, April 09, 2008

悟りはどこに隠されているのだろう ラコタ一族のお話 作者不明


造主が、自らのお創りになられたものすべてを呼び集めてこう言われた。

「実は準備ができるまで人間たちから大切なものを取りあげて隠しておこうと思うのだ。それは自分たちのリアリティを創りだしているのは他ならぬ自分たちなのだというサトリなのだが」

「わたしにおまかせを。ひとっ飛びしてそれを月まで運びましょう」

鷲が言うと創造主がおこたえになった。

「それはいかん。あのものたちはいずれ月に行ってそれを見つけるだろう」

「では、わたしが海の底まで運んで埋めてきます」

鮭が言った。

「それもだめだ」と創造主。「連中は海の底へだっていくだろう」

つぎにバッファローが口を開いた。

「大草原のいずこかにわたしが埋めてきましょう」

「人間たちが母なる地球の皮膚を切り刻んで、どこに埋めたところで、いずれ見つけだすにきまっている」

偉大なる祖母であるモグラのおばあさんが言った。モグラのおばあさんは母なる地球の胸の奥、深いところで暮らしていたから、顔についたふたつの目は見えなくなっているものの、スピリチュアルな目はよく見えた。おばあさんはこう言った。

「あの人たちのなかに隠しておくというのではどうかな」

それを聞いて創造主はこたえた。

「それできまりだ」

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Comments

このサトリは、まだ 私達 人間の中に隠されているのでしょうか、

内なる声に耳を傾けると 聞こえて来ると言う事ですか?
人間の中には たくさんの不思議な事が つまっているんですね!!(^^)

Posted by: 美紀子 | Friday, April 11, 2008 at 02:09 AM

ある神道系の書物(それによれば大抵この60年のことはある人間達の計画に沿って成り立って来ている事がわかるのですが)によれば、神様が最後の日に人間達を新版に書ける際に使うのは、人間の心に入れておいた花火?らしいです。
その花火が爆発する(その程度の差や色がその人間を表し、評価するらしいのですが)ことにより人間は本来の姿に至るらしいです。

このラコタのお話を聴いて偶然にしては似すぎているなと思いながらも、得てして正しい事とは国も言葉も時代も違えど同じようなものであるということを考えると....単なるお話では終わらない、ずしっとくるものがありました。

Posted by: スナフキン | Tuesday, February 17, 2009 at 02:57 AM

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