日本人(東京人)は平均で縄文系が17%で弥生系83%なんだって
岐阜新聞 Web が(2008年02月28日09:14付)記事のなかで、隣りあわせにすむ「飛騨人」と「美濃人」のルーツの違いについて報じている。そのなかでさりげなく日本人の平均と推測される東京人が「縄文系17%、弥生系83%」だと書いているので驚いた。アメリカのごとくこの国でもプライベートに遺伝子を調査してルーツをはっきりさせてくれるサービスがはやりそうだな。
飛騨は縄文人、美濃は弥生人ルーツ DNA解析飛騨人の3人に2人は縄文人の子孫で、美濃人の3人に2人は弥生人の子孫—。同じ県民同士なのにルーツが異なることを示す研究成果が遺伝子(DNA)解析で判明したとして、27日、高山市で中間報告記者会見が開かれた。
報告したのは、筑波大名誉教授で東京大人類学教室客員共同研究員の住斉さん(65)=高山市下三之町=。人の細胞質の中に存在する母系遺伝のミトコンドリアDNAを飛騨で調べ、美濃や沖縄、東京の住民データと対比した。
住さんは約1年半前から、高山を中心に飛騨人から口腔(こうくう)粘膜を提供してもらい、調査を開始。今年1月末までに約930人が協力し、これまでに156人分を解析した。
縄文人を特徴付けるミトコンドリアDNAの「M7a」グループと、渡来系弥生人を特徴付ける「N9a」グループに着目。飛騨での出現確率と、学術誌に報告されている他地域の出現確率から、飛騨、美濃、沖縄と、ほぼ日本人平均と考えられる東京の4カ所について、縄文人か弥生人のどちらにルーツを持つか割合をはじき出した。
その結果、飛騨人は縄文系が64%で弥生系は36%、美濃人は全く逆で弥生系が69%、縄文系が31%。日本人平均(縄文系17%、弥生系83%)と比べ、飛騨人の縄文系の割合がいかに高いかが分かった。
住さんによると、これまでの研究で飛騨人の祖先は、大陸から朝鮮半島を渡ってきた弥生人よりもっと以前から日本に住んでいた「本土縄文人」と推測されていたが、「琉球系縄文人」とDNAタイプが似ていることも判明。住さんは「琉球系縄文人が、沖縄から少なくとも飛騨周辺にまで広がっていたことを示している」と解釈している。
また、「飛騨と美濃で縄文系の人たちはDNAタイプが似ていることも分かり、両地域は太古から互いに交流していたことがデータで裏付けられた」と話している。
Source : 飛騨は縄文人、美濃は弥生人ルーツ DNA解析
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