アメリカでは主要なメディアが無視しているにもかかわらず
日本ではフランス系のニュース通信社(AFP)がいち早くこれを報じたもののその後はしんぶん赤旗と地方新聞がいくつか伝えたぐらいだったし、アメリカでもメジャーのメディアは新聞(USAトゥディやニューヨーク・タイムス等)もテレビ(ネットワークテレビやCNN等)もこれまでのところ完全に無視している「部族会議派に属さない自由なラコタの人たちによる過去の条約からの完全撤退にともなう独立宣言」のニュースだが、地球規模に目を転じると事情はかなり違っているようだ。とりあえずこれまでの経過がインターネットの網の目を伝わってほとんどの主要な言語に翻訳され、あきらかに世界中に届けられていることが「ここ」(左図)のページを見るとわかる。キリスト教原理主義者(ネオコン)たちによる武力解決という悲劇的な結末を呼び込ませないためにも、今なにが起きているのか、世界各地の友だちに伝えてあげてください。世界中がこの動きを見つめていること、そしてそのことをさらに広げて知らせることが重要になるのですから。
それから、カタカナで書くときには「ラコタ」ですが、ラコタ共和国は英語で書くときにはこれまでのように「Lakota」ではなく、より自分たちの発音に近い書き方の「Lakotah」を使うように変更されていました。「ラコータ(ァ)」と発言するのが正しいのです。ラコータ共和国ね。今後は当ブログでも「ラコータ共和国」を使うようにします。
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