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Friday, January 18, 2008

ユッカ・マウンテンの明暗をわける次期大統領選挙

north_portal_of_yucca_mountain
ご覧のように、すでにトンネルは
かなりできあがっているのだが・・
先日お伝えしたショショーニの人たちの聖地「スネーク・マウンテン」ことユッカ・マウンテンの地下深くに、とてつもないトンネルを掘って、全米の原発から回収する高レベル放射性廃棄物の最終処分場(核のゴミ箱)を作るというアメリカの国策計画が、次の大統領選の結果次第で変わる兆しが少し見えはじめた。これまで態度をはっきりさせないできた民主党のヒラリー・クリントンが16日、ネバダ州の予備選挙を前に「自分が大統領になればユッカ・マウンテンの高レベル放射性廃棄物処分場計画を永久に停止させる」という公約を口にしたからだ。「これはネバダの人たちだけの問題ではなく、アメリカ全体の問題なのだ。自分は原子力に極力頼らないエネルギー計画に力を入れる」と。同じ民主党から大統領選に出馬しているバラク・オバマはすでにユッカ・マウンテンを閉鎖すると約束しているので、いずれにせよ民主党から大統領が誕生すれば、事態は大きく変わるかもしれない。

Source : Clinton declares Yucca Mountain 'will be off the table forever'

関連記事:西ショショーニの国では警告を無視してご神体山の地下に高レベル放射性廃棄物処分場がつくられようとしている

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