リザベーションを舞台にした超自然的なスリラー映画
先週の土曜日に発表された第32回アメリカン・インディアン・フィルム・フェスティバルで最優秀映画に選ばれた「インプリント(しるし)」のトレイラー。パインリッジ居留地やバッドランドが舞台となった超自然現象を扱ったスピリチュアルな現代スリラー。予告編を見る限りかなり面白そうだけど。
プロデューサーのクリス・イアは、チェロキーとアラパホの両方の部族の血を受け継ぎ、1998年におなじアメリカン・インディアン・フィルム・フェスティバルで最優秀映画賞を受賞した「スモーク・シグナルズ」の製作者でもある。サンダンス映画祭で高い評価を得たその映画は99年に日本でも公開されたし、テレビでも最近放映された。そういえば当時映画のプロモーションで来日したときに、試写会が終わったあと、ぼくは雑誌の仕事で学生のよう見えるスニーカーとブラックジーンズにTシャツ姿の彼と話し込んだことがある。ネイティブ・アメリカンの今を常に見据えて、そこから作品作りをしている彼にぼくはそのとき以来注目している。
Imprint
Director: Michael Linn
Chris Eyre and Linn Productions
88 Minutes • USA
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