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Wednesday, October 24, 2007

グランドマザー・ムーンがわたしたちに教えてくれること

Two Moon

十三夜の月も過ぎて、まもなく満月。今週の25日から26日にかけての満月は特別な満月です。今年の満月のなかで最も大きく、そして明るく見える満月。月の放つ影響力も最大になります。月が大きく明るく見えるのは幻覚ではないので心配はいりません。ほんとうに大きく、そして明るく輝いているのです。月は地球のまわりを楕円を描いて回っていて、最長と最短ではおよそ5万キロ(48200キロメートル)ほども立ち位置(?)が違ってくる。今夜の満月は、一番近いところまで来てくれる満月。天文台の人に言わせれば、気まぐれな月は2007年で最も近地点に到達し、今年これまでに見てきたどの満月よりも14%大きく、30%明るいのだとか。

ネイティブ・ピープルの教えでは月は「偉大な曾祖母」と呼ばれています。グランドマザー・ムーンには太陽と同じぐらいの敬意が払われてきました。言い伝えではグランマ・ムーンは地球のすべての水に影響を与えているとされます。海の潮の満ち引きがその力の偉大さを語り尽くしているのかもしれません。海に暮らす生きもののほとんどが月の満ち引きにあわせて産卵をしたり子供を産んだりします。その力はすべての地球に生きる女性の生命維持機能を司っているとも言われています。グランマ・ムーンは女性たちの浄化のサイクルにも影響を与え続けます。月が地球の水を司るように、人間の女性たちもまた人間に必要な水を司る存在なのです。新しい生命は常に水によってもたらされるからです。

ネイティブ・ピープルの考え方では、月の巡りは女性に与えられた大切な贈り物とされます。頭と体と心と魂を浄化するときで、グレイトスピリットの力に匹敵するほどの特別な力が与えられるときでもあります。

満月には女性が偉大な曾祖母の月に新しい生きる力を与えるよう求めよという教えを伝える部族もありました。満月の夜には女性がセレモニーを執りおこなうのです。むずかしいものではありません。容器に入れた水をもってひとりになれる場所で地面に座り、グランマ・ムーンにお願いして体内に新しい力を注ぎ込んでもらうのです。そして一緒にもってきた容器の口を開けてそこに月の光をおとしグランマ・ムーンに水を清め祝福してくれるように頼むこと。それがすめば、その水は彼女にとってのメディスン(不思議な力の宿るもの)となるのです。

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Comments

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。

昨日「旬の話題ブログ」で、十三夜の月を紹介してくださった方の記事を読んでいたので、
夜、仕事帰りに空を見上げて月を眺めてみました。
お月様が放つ光を見て、とても心地よく、心が洗われる氣がしました。
>月は「偉大な曾祖母」
そうだったのですね!
ブログを読みながら、とても嬉しくなりました。
素敵な記事をありがとうございます!

今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

Posted by: 「旬の話題ブログ」スタッフ | Wednesday, October 24, 2007 at 02:46 PM

いつも楽しく拝見しています

おもしろく大事な記事だと感じたので
私のmixiの日記で紹介、リンクさせていただきたいと
思います

事後報告になりますが
よろしくお願いします

Posted by: まりこ | Wednesday, October 24, 2007 at 09:36 PM

当地はこの数日間天気がよく、一昨晩、外を見ると、シルバーブルー。とても幻想的でした。月は天上だったの見えませんでした。天窓から差し込む月明かりも明るかった。

今日は夕方から天気がくずれる予報でしたが、月の出の時刻には晴れていたので、丘へ月見に行ってきました。どの稜線から月があらわれるのかしばらくきょろきょろしていました。半時あまり、太陽と月が対面している間に立って、ながめていました。

2時間たち、空はすっかり雲に覆われました。

Posted by: 乗鞍 | Friday, October 26, 2007 at 11:27 AM

10月の満月は少し前になりますが
北山さんのおっしゃるとおり
不思議な特別なエネルギーにあふれているような
気がいたしました。
私が東の空に見た月は、正確には13夜ぐらいでしたが
いや~、濃く明るく立体的に見えましたね。力にあふれているというか。
そのときの月に薄く細い雲がかかってきたのですが
そうしたらその雲の糸を追い越しながら
月が昇っていくのが視覚的に分るのですよ。
その次の瞬間、普段は感じる事のできない、
地球が自転しているものすごい速さとエネルギーを
ずんと体感させられたように感じました。
あ、地球がものすごい速さで回ってる!と。
生まれて初めての感覚でした。
宇宙の一部としているんですね。

Posted by: 白いうさぎ | Sunday, November 11, 2007 at 07:28 PM

先日、日本製の月面探査機「かぐや」が無事に月周回軌道に乗ったとのニュースを読みました。

そしてその数日後には中国製の月面探査機が打ち上げ成功。

月には「有用な」鉱物資源などが豊富にあるそうなのですが、この先、今地球で起こっているようなことが月でも繰り返されるのでしょう。

その時には、女性というものが根底から変えられてしまうのでしょうか。

Posted by: がんちゃん | Monday, November 12, 2007 at 06:00 AM

ラコタのメディスンマンであったレイム・ディアー翁がその伝記のなかで、「白人は月にまで行きおった」と大笑いしていました。「月に行く」というのは英語では「気が狂う」「発狂する」を意味しているからです。同時に「月のものをなにひとつとして地球に持ち帰ってはならない」ともいっています。宇宙のバランスが狂うからです。月の石というものをアメリカは所有していて、日本でも万博かなにかで展示されたことがありますが、ネイティブの人たちのなかには、「あの石はどんどん大きくなっている」と信じている人がいたりします(^^;) 

Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Monday, November 12, 2007 at 08:54 AM

lunaticですね。考えてみれば何でmoonとmadnessが結びつくのでしょう?マリファナに対するヒステリックな反応といい、西の方では自然に立ち返ることを頑なに否定しているように見えます。自然そのものがタブー化している。ファンタジーの世界では動物と話をしたりするのに、でもそれはあくまで人間と動物の間にはっきりした線が引かれた上でのことだ。セックスですら半ばロジカルな作業になりつつある彼らは、どこに向おうとしているのでしょう。「我々はどこからきて、どこに向うのか」という問いは彼らのもので、ネイティブ・ピープルにとっては必要ないのかもしれないですね。

Posted by: がんちゃん | Tuesday, November 13, 2007 at 08:58 AM

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