ネスパース一族の指導者だったチーフ・ジョセフがアメリカ軍に投降した日(1877)
Chief Joseph, Nez Perce leader who surrendered on October 5, 1877
「太陽が昇るかぎり、わたしはもう永遠に戦わない」
チーフ・ジョセフが投降のときに語った言葉とされるものの一節
1871年にチーフ・ジョセフが死を前にした父親から
その偉大な名前を引き継いだときに受けた教え
息子よ、わたしの身体は母なる地球に帰ろうとしている。わたしのスピリットもじきに偉大なるスピリットのチーフと会うことになるだろう。わたしが逝ってしまったら、お前はお前の国のことを考えよ。その国人たちのチーフ、それがお前だ。国人たちはお前の導きを今や遅しと待ちかまえていよう。お前の父親がけして自分の国を売り渡すことがなかったことを、いついかなるときも忘れてはならない。家を売るための条約に署名しろと求められたときにはいつも、お前は自分の耳を塞がなくてはならない。あと数年もすれば、どちらを見ても白人だらけになるだろう。その者たちは必ずこの大地に目をつける。息子よ、けしてわたしのこの死にゆくときの言葉を忘れてはならない。この国土があるかぎりお前の父親の肉体は不滅なのだ。お前の父や母の骨をけして売り渡してはならない。
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