南北アメリカ大陸の先住民たちを巻き込んだ今年のメデイアの潮流を読む
夏が終わったばかりで多少気が早い気もするが、2007年で最も検閲を受けた先住民のこと大賞が早々と発表されていたのでざっと紹介しておく。さて太平洋の反対側にいるあなたはいくつ知っているだろうか?
- 伝統派および草の根の声を部族会議が権力を行使して自前のメディアでかき消したこと(イラクでの戦争に反対する声はアメリカ軍がインディアン、チカノ、黒人、貧乏白人を主な兵士のリクルート相手と見ているためにメディアからかき消されている)
- 核、ウラニウム、石炭による先住民の虐殺(またナバホ国で開催された核のない未来に向けての会議はメデイアから無視された)
- 国境における先住民への暴行と虐殺(国境関係のニュースで無視される人種差別。アメリカとメキシコの国境でいのちを落としている人たちのほとんどが先住民であるという事実は報道されない)
- ベネズエラへのアメリカとカナダのインディアン代表団の訪問とチャベス大統領や先住民との会談
- アメリカとメキシコの国境近く(メキシコのバハという漁村)で実現したアメリカ・インディアンの代表とサパティスタ民族解放軍マルコス副司令官、マヤ解放軍司令官らとの会議
- レオナルド・ペルティエについてインディアン・カントリーの主だったメディアはこれを黙殺
「Native News Update」カテゴリの記事
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