大きな川
インディアンが3人、森のなかを歩いていくと、行く手を大きな川にさえぎられた。3人はどうしても川を越えていかねばならない。するとひとりのインディアンが声を出して祈りをあげた。
「おお偉大なる曾祖父よ、わたしに川を渡って旅を続けるだけの力をお授けください」
偉大なる曾祖父は彼の願いを聞き入れて、彼に強い腕力を与えた。はたせるかな男はその大きな川を45分かけて泳いで対岸へ渡ることができた。
これを見た2番目のインディアンも祈りをあげた。
「おお偉大なる曾祖父よ、わたしが川を渡って旅を続けられるための道具をお授けください」
偉大なる曾祖父はその願いを聞き入れて、彼にカヌーを造るための道具を与えた。男は2時間かかってちょつとしたカヌーを作りあげて川を渡った。
3番目のインディアンは思案にくれた。さてどうしたものか。しばし考えたあとで彼は祈りをあげた。
「おお偉大なる曾祖父よ、わたしにこの偉大なる川を渡って旅を続ける力と、道具と、賢さとをお授けください」
すると偉大なる曾祖父は男をインディアンの女性に作りかえて一枚の地図を授けた。彼女はしばらくその地図を見ていたが、じきにすたすたと歩き出し5分ほどで対岸に渡る橋にたどりついたのだった。
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Comments
ホホホ!
やはり女の悪知恵ですかね。
Posted by: 美紀子 | Wednesday, September 05, 2007 at 01:51 PM