われわれにはひとつの水とひとつの地球しかない
南房総のテトラスクロールが発信する animism online というブログの23日の記事に「今朝もいつもと同じように、1時間近くサーフィンをした。ここ南房総の海は、千葉とは思えないほど美しい。ほんとうにビックリするほど美しい。だけど同時に、この海の水は遠く青森・六ヶ所へとつながってもいる。」の一文あり。
そこで次なる引用
六ヶ所再処理工場からの放射能を含んだ廃液はどこへ流れていくのか。それを調査するナガスクジラ・プロジェクトの結果が明らかになり始めている。再処理工場の排水口予定地点から流された1万枚の調査票(ハガキ)は各地で拾われて送り返され、11月1日現在で100枚を超えた。遠くは東京湾の入り口である房総半島先端の千葉県千倉町、北は北海道の苫小牧まで到達したことがわかった。▽当初、我々は放射能が下北の海岸だけでなく三陸海岸に流れ、その付近を汚染するのではと予想していた。ところが実際の結果が示したのは三陸海岸どころか、ほとんど東京湾付近まで放射能が流れるということであった。特に宮城県、茨城県、千葉県に多くが到着している。漁船の網にかかって拾われたハガキも少なくなかった。日常的な再処理工場の運転で、これだけ広範な海とそこで取れる海産物が汚染されることが事実でもって示された。これらの広範な地域の人々がこのことを知れば、大きな不安の声が挙がるだろう。
「六ヶ所再処理止めよう!ナガスクジラ・プロジェクトの回収はがき結果」
これを読みながら、先に亡くなったウエスターン・ショショーニのメディスンマンだつたコービン・ハーネィの次の言葉を思い出した。
「汚染されているのはわれわれの家の前であり、裏庭である。放射能汚染というやつはあらゆるいのちを短命なものにしてしまう。われわれは人間としてひとつにつながり、みんなでもうこれ以上はやめようといわなくてはならない。われわれ人間は、頭を寄せあって、ここからこの惑星をすくうことをはじめなくてはならない。われわれには、ひとつの水、ひとつの地球しかあたえられていないのだから」
すべての水はひとつにつながっていて、その一部が放射能に汚染されるということは、地球にあるすべての水が汚染されるということなのである。そしてそれはとりもなおさず、われわれすべてが放射能に汚染されることを意味する。
コービン・ハーネィが朝の祈りの時にいつも歌っていた「ウォーター・ソング」を、水が人間にとってどれほど大切かを教えるための歌を聞いていただこう。水に感謝し、水のスピリットを讃えるためのショショーニのひとたちに伝えられた歌による祈りだ。全部で6分37秒ある。
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Comments
涙が出ました。
>「われわれには、ひとつの水、
ひとつの地球しかあたえられていないのだから」
心に響きました。
なぜ100%の確証がないのに
安全だと言い切れるんだろう。
例えば・・・人間の体に生じる癌は、細胞の突然変異です。
その固体に寄生するかのようにはびこり、エネルギーを消耗する。
でも、自らの力が勝れば宿主も滅びる。ものすごい矛盾です。
なんにでも存在意義があるのだとすれば
人間が、地球にとっての癌でないことを祈ります。
知らないで過ぎることが多すぎですね。
Posted by: 紀 | Friday, July 27, 2007 07:52 PM
ホタルがあつまる「甘い水」をご存知ですか?
この事を伝える事が、虹の戦士になる事なのかなーっと信じています。
虹の戦士の行いは、1人1人違うものなのでしょうか?
Posted by: mariko.yamamoto | Tuesday, August 14, 2007 06:10 PM
ぼくは「自発性」こそが虹の戦士とはなにかを考える鍵なのだと思っています。:-)
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Tuesday, August 14, 2007 07:13 PM