わたしにつながるすべてのものたちに感謝を
富士山の北側にある西湖という湖に面したキャンプ場で、夜を通しておこなわれたWPPD2007から帰ってきた。われわれの冨士を回るメディスンホイールの旅も今年は節目の4回目を迎えて、夏至の時間に焦点を当てたために、闇のなかの焚き火とキャンドルナイトとなったが、平日にもかかわらず100名を超す人たちが自発的に参集し、立ちのぼる煙と頭上の星と流れる雲と静けさに包まれて祈りと瞑想の時間を共有し、共に無事に美と平和のなか夜明けを迎えることができた。心をつくして調理された穀物と野菜のおいしいおじやをみんなでわけあったあと、ぼくはほとんど夢うつつだったが、富士山の上三分の1ほどが見える西湖の湖畔にて「ジャンピング・マウスの物語」も、スピリットがその頂に立つ富士の御山に奉納された。冬至の日に山から下りて来られた神々が、夏至の日にはまたそれぞれの聖なる山に帰られるという。献身的にこのギャザリングの成功のために力をおしまなかったそれぞれのスタッフのみなさんとそのスピリットたちに、あらためてお礼を言います。そのまま眠い目をこすりながら山を下りたが、中央道を八王子あたりまで来たときに雨が降り出した。きっとそれは祝福の雨であったにちがいない。富士山の力が自分のすぐ近くにあり続けることをあらためて確認でき、そして新しい夜明けをもたらすなど、今回のギャザリング可能にしてくれた自分につながるすべてのものの存在をすぐ身近に感じることができたことはなににも代え難い喜びだった。
その日ぼくは泥のように眠り、平和な眠りから覚めた翌日に『インディアンは笑う』という28日に発売される自分の最新の本の見本刷りが届けられた。
この偶然はすごいや!
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