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Saturday, May 19, 2007

50年目のオン・ザ・ロード

rockart今年はケルアックが『オン・ザ・ロード(ON THE ROAD)』という小説を発表してちょうど50年目にあたります。50年が長いか短いかは個人によって受けとめ方がちがうかもしれないけれど、この50年の変化は目を見張るものがあります。『路上』が世界にパラダイム・シフトをもたらしたことは疑いようもなく、そのことがどういう意味を持つのかを考察した「バックパックの向かう先、あるいは50年目のオン・ザ・ロード」というタイトルの小文を「トム・ソーヤー」(ワールドフォトプレス刊)という雑誌の6月号に書きました。興味ある人はお読みください。

ちなみに50年前の1957年がどういう年だったのかをデジタルバージョン(Version 4)の「ネイティブ・タイム」では次のように表示されています。

1,957

 沖縄の那覇に前年誕生した反米派の市長がアメリカ軍によって罷免された。農民文学運動に生涯を捧げた犬田卯【1字ルビ・しげる】さんが病没した。夫の死を看取った小説家の住井すゑ(すゑ子)が、被差別部落を題材にして『橋のない川』を書きはじめる決心をした。その昔日高見国があったとされる茨城県の東海村に、国策で建造された原子力研究所の実験炉が臨界に達し、日本列島に最初の原子の火がともった。日本国の各地方の電力会社が原子力発電計画を作りはじめた。ソ連とアメリカが相次いで人工衛星を打ち上げた。世界で最初の、ソ連が打ち上げた人工衛星は「スプートニク」という名前だった。R・ゴードン・ワッソン博士が古代アズテカ族でおこなわれていた「聖なるキノコをもちいた儀式」を再発見して、雑誌の「ライフ」にその報告記事を署名で掲載した。ジャック・ケルアックが『オン・ザ・ロード(日本語タイトルは「路上」)』を著した。カルロス・カスタネダがアメリカ合衆国に帰化して市民権を獲得。アメリカがネバダ州の沙漠で初めての地下核実験をおこなった。イギリスがハワイ島の南に位置するクリスマス島で最初の核実験を行う。ソ連ウラル地方の核工場で核廃棄物の爆発事故が起きたが、世界がその事実を知らされるのは二十年近くたってからのことになる。まだアメリカの州になっていなかったアラスカで「死刑」が廃止された。ハワイのマスター・カフナ(秘密の知識を守るもの)のデイビッド“カオノヒオカラ”ブレイがホピの土地を訪れ、秘密の歴史を分けあった。

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