全米史上最悪の虐殺事件という報道について
バージニア工科大学でアジア系学生による銃乱射による虐殺事件が起き、「アメリカ史上最悪の皆殺し」「全米史上最悪の凄惨な事件」といった言葉がメディアを連日賑わせていることにたいして、アメリカ・インディアンの側から疑問の声があがりはじめている。
簡単に言ってしまえば「アメリカの歴史上かつてないほどの虐殺?」「ほんとかよ?」「最悪の銃乱射?」「冗談でしょ」というもの。
たとえば現在カリフォルニアのホリスターに暮らすラコタ・スー族のジョーン・レッドファーンさんは、ギルロイ・ディスパッチという新聞のレポーターに「このての見出しはもううんざり」と語っている。「メデイアの人たちは誰ひとりとして、メソジスト教会の聖職者のチビントン大佐がコロラドのサンド・クリークでシャイアンとアラパホの、主に女性や子供や老人の200人から400人の人たちを皆殺しにした事件を、ただの一度も聞いたこともないって言うの?」
サンドクリークの虐殺は、1864年11月29日に起きた事件であり、チビントン大佐は特に子どもたちを殺すようにとの命令を下しており、後に理由をたずねられると「全員を殺して、大きいのから小さいのまで、全部の頭の皮をはがさせたのは、シラミの卵はシラミにしかならないから」とこたえていた。
1890年12月29日、サウスダコタ州のウーンデッドニー渓谷では第七騎兵隊が武器を持たずに「ゴーストダンス」という宗教儀式に臨んでいた350人のラコタ・スーの人たちを襲撃して、およそ90人のラコタの戦士たちや200人の子どもや女性たちを殺害した(写真)。公式な報告でも、マイルズ将軍によるこの事件は「不当な虐殺」と書かれているものの、この虐殺に関与した兵士たち23人には合衆国政府に栄誉勲章が贈られている。
source : GilroyDispatch A Native Perspective on Virginia Tech Headlines
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Comments
コロラドで金が見つかり、その採掘ルートなどの確保などが
原因の一つで、白人によるインディアンの掃討が始まったと
何かで聞きました。
彼らの苦しみは、もうこれ以上
利益につながる地球資源のために、同じ人間が弱い立場の人間を
同じような目に合わせてはならないという敬い犠牲による
現代への教訓だったのではないでしょうか。
現代の(地球資源をめぐる)戦争の結末は地球規模の取り返しのつかない
ものになってしまいそうです。
当時の虐殺の情報や魅力的な人物といわれたシャイアンのブラックケトル、通訳のジョージについてもできたらもっと知りたいです。
Posted by: 白いうさぎ | Sunday, April 22, 2007 at 11:11 AM
戦争も虐殺も、すべてはそこから愚かさを学ぶためにあるのだと
思います。私も白いうさぎさんと同じ意見です。
何千年たっても未だに戦い続けている人類ですが、学びを得つつある
人たちが増えていると私は信じています。
いつかこの世界が愛で満たされて争いがなくなる日が来るといいですね。
Posted by: Pink elephant | Monday, April 23, 2007 at 02:02 AM