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Wednesday, February 28, 2007

ネガティブなステレオタイプを音楽で打ち壊す

REZBIZ_Jana

グラミー賞のベスト・ネイティブ・アメリカン・ミュージックにノミネートされたジャナ・ムッショーニについてはお気に入りとしてこれまでも紹介してきたが、『REZBIZ』という刊行されて一年になるネイティブ・アメリカンのための月刊誌(オンライン版もある)の2月号に、彼女の長いインタヴューが掲載されている。26歳、独身、あこがれの人はバフィー・セント・メリー、イタリアン・フーズが好きで、ディーン・クーンツの小説とテレビドラマの「ロスト」が好き、会ってみたい伝説の人はアパッチのチーフだったジェロニモと、南北戦争の時にランビー一族と共に権力に抵抗した伝説のアウトローのヘンリー・ベリー・ロウリーといった具合。ランビーという部族で生まれ、おしとやかに育ち、勉強が好きでコンピュータオタクでもあり、大学で心理学を学んだという彼女の素顔がはっきりしたという意味でも貴重なインタヴューだった(すくなくてもぼくにとっては :-)。

「究極の目的地はどこか?」との問いにたいしてジャナは答えている。

「世界中の人にわたしの音楽を聴いてもらうことと、自分の音楽を通じてネイティブ・ピープルについてのポジティブなイメージを創造することで、ネイティブにたいするネガティブなステレオタイプを打ち壊すこと」

【関連記事】:Native Heart: アーバン・インディアンであること

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Monday, February 26, 2007

一度見て忘れないように

international_radiation_symbol波のように押し寄せる放射能+髑髏と骨+逃げ出す人=放射能の危険を警告する新しい世界共通のシンボルマーク。

国際原子力機関(IAEA)が国際標準化機構(ISO)と一緒に考えて、大量の放射能が事故で漏れ出した際に不必要に人間を死なせないためにとの「配慮」から考案したもので、2007年2月15日に公開されたもの。対象は人間だけで、動物たちや鳥たちや魚たちや木々や花や山や岩には通じない。

New Symbol Launched to Warn Public About Radiation Dangers

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Sunday, February 25, 2007

7つの雷の予言

eaglefthr.gif7つの雷の予言は、そういうものがあるというふうに受けとめてもらえるとありがたいものです。できるだけそのまま、要点のみを伝えるようにします。なにも隠さず、なにも付け加えることなく。だから、ここにある以上の説明を求めないでください。ぼくには答はありません。予言を一読すれば、これが「アストラン」の人たち(アメリカ合衆国南西部の、ショショーニ、ユート、ホピをふくむプエブロの人たちから、国境の南のメソアメリカのアステカやトルテク、オルメカ、マヤなどの影響を色濃く残しているタマユマラ、ラカンドンなどユト・アステカン語族の先住民たち)と関係があるらしいことはわかります。ともかく「セブン・サンダーの予言」として伝えられているものの要旨は、以下のようなものです。ハートでお読みくだされば幸いです。

Image of Aztlan
  1. 大規模な飢餓と病気と住む家を失うようなことを世界が経験するだろう。
  2. 空が病にかかり潰瘍のような穴がいくつも開くだろう。これらの穴を通して細菌が水に入りこむだろう。われわれの肉体や現実の次元に影響が出てくるだろう。
  3. 新しい種が生まれたり突然変異が起こったりするだろう。人間の突然変異も起こりはじめるだろう。
  4. ふたつの、双子の彗星が空に表れる。ひとつは北極を守り、ひとつは南極を守るだろう。このふたつの双子の彗星が地軸を転換させ、われわれのリアリティにも転換が起こるだろう。今まで知られることのなかったものが大地から発掘され、失われていた都市が発見されるだろう。悪魔の風が吹き、地球は自らの毒素を一掃するだろう。4人の偉大な女性が非業な死を迎えるのを合図に、7つの雷への答として7つの輪がはじまるだろう。
  5. 空気がもはや自ら回復することができなくなるだろう。われわれが感じている時間やリアリティがシフトするだろう。善と悪とがはっきりあらわれるだろう。人間が大地で実験をしたことが引き金となりメキシコで火山が噴火し、地震の連鎖反応がカスケード山脈を駈けのぼるだろう。
  6. 星々からの人たちがわれわれを助けるために帰還するだろう。地球は自らを破壊しようとしている人々の意識を拾い上げている。
  7. 浄化するものがくる。12番目の惑星が地球のそばを通過して太陽を隠し、暗闇が丸3日とさらに半日続くだろう。地球を守護するピラミッドの時計は太陽の光で動いている。闇が去った後、われわれは5番目の世界へと入るだろう。


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Saturday, February 24, 2007

エボ・モラレス・オン・NHK

NHKニュース「ボリビア大統領 関係の強化を

evo on NHKボリビアで初めて先住民族出身の大統領として、去年1月就任し、反米左派の姿勢で知られるモラーレス大統領は、来月5日から日本を公式訪問する方向で調整が進められています。大統領は、これを前に23日、ボリビア・ラパスの公邸でNHKなど日本のメディアとの会見に応じました。この中で、モラーレス大統領は、今回の訪問を機に日本との関係を強化し、特に医療問題や教育、それに道路などの社会資本の充実に日本からの支援を得たいという考えを示しました。その一方で、モラーレス大統領は、天然ガスなどエネルギー資源の国有化を進め、外国企業からは、経営の支配権が得られないなどとして投資をためらう動きが出ていることについて、「ボリビアの方針にのっとって投資をしたい企業はどの企業でも歓迎する」と述べて、日本からの投資もボリビアの考えに従って行われるべきだと強調しました。また、アメリカとの関係について大統領は「ボリビア側から対話を求める関係は崩さない」としながらも、同じく反米左派で知られるベネズエラのチャベス大統領とは、「政治、経済、軍事、あらゆる面でこれ以上ないよい関係を築いている」と述べ、連携して反米左派の勢力を広げたいという考えを示しました。

先住民の代表でもあるし、コカ農民の代表でもあるのだよな。ぜひ日本列島の先住民とも会ってもらいたいものではありませんか。どうでもいいけれど「モラーレス」はやめてくんないかな、NHK。

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世界で最初の物語は地面に開いた穴のなかから聞こえてきた

ルナペ(デラウエア)一族に伝わるお話し

男が狩りから戻ると、地面に奇妙な穴がひとつ開いていた。不思議そうに穴の中をのぞきこんでいると、その穴のなかから誰かが話しかけてきた。

いったいあなたさまはどなたですかと、狩人はたずねた。

その問いにたいする返事はなかった。自分はグランドファーザーだと穴のなかでその人はなのると

「もし物語を聞きたいものがあれば、ここにやってきて、煙草か食べるものをほんの少し包んで投げ入れるがよい。そうすればお話しを聞かせてあげよう」

ということで、人々が集まるようになった。そしてそれが、ほんとうか嘘かわからないお話しの、はじまりだった。

グランドファーザーは村人たちにこう戒めていた。春になって暖かくりはじめたら、もう絶対にお話を語ってはいけないと。

「まんがいちこの約束を破ったら、蛇や虫などのありとあらゆる小さな生き物たちが、お前を追い回すようになるだろう」

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Friday, February 23, 2007

命がけの航海は続いている

Track of the Hokule'a

明日になるとハワイ諸島が地図から消えてしまうから、とりあえず昨日までのホクレアの航跡。左下がマーシャル諸島。

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ホピの土地からセドナまで走っていのちの水を運ぶ

newsここのところ「走る」ニュースが多いのだが、これはぼくが意図的に選んでいるのではなく、はるかなる偉大な存在がそう仕向けられているためで、ぼくはそれにただ従っているだけなわけでと、冒頭にいいわけをしておいて、今日の話題もまた「走る」ことであります。

この4月、北アリゾナのブラックメサの上にあるホピの村出身のランナーたちが「宇宙の中心」からセドナまで走ることになった。ランナーたちは大地と時間と文化を越えて「いのちの水」を運ぶことになる。

距離にして約210キロを3日間かけて、ホピの村々のあるメサから、セドナのオーク・クリーク・キャニオンの河岸まで、貴重な水資源にたいする人々の意識を高めるのを目的として、彼らは走る。

きっかけとなったのは、昨年3月の第4回世界水資源フォーラムに際して、ホピの村からメキシコシティまでのおよそ2400キロを、ホピのランナーたちが「いのちの水」を運んで走ったことだった。そのときの水を運ぶランを企画したグループがアリゾナに拠点を持つエコツーリズム研究所とブラックメサ・トラストで、今年の4月のホピからセドナまでのランもこのふたつのグループが企画に参加している。

エコツーリズム研究所の主任ディレクターのダイアン・ディアモアさんは「今回のランはホピの部族の人たちの心をひとつにまとめるだけでなく、アリゾナにあるいくつものネイティブの人たちの部族をつなぎあわせることでしょう。さまざまな文化や、それぞれのエスニックなバックグラウンドや、各種の信仰を越えたところで、水がすべての人たちをつなぐのです。水は貴重ないのちの贈り物なのです。わたしたちが生きていく上で水が果たすとても大切な役割に多くの人が目を開いてもらえると良いのですが」と語った。

ブラックメサ・トラストの役員でディレクターのバーノン・マサイェスヴァさんはホピの人たちが水をどのように見ているのかについてつぎのように話している。「このいのちのシステムのなかで、大地の四つの方角から、川や泉や、巨大な帯水層から小さな水たまりとしてもたらされる水は、いのちの水そのものであり、ありとあらゆるいのちはそれによって保たれています。そうやっていのちを保つ仕事が終わると、水はまたひとつによりあつまり、神々しい海でまとまります。海は、雲となる祖先が住みたもうところです。そこで水は再生し、活力を取り戻し、それからまた雨や雪に姿を変え、みぞれや雹(ひょう)となり、霞(かすみ)や霧となります。そこからまた大地に還り、偉大なる海の深みを目指し、湖を作り池をはぐくみ、すべてのいのちの、あらゆる兄弟や姉妹たちのいのちを育てる流れになります。こうした水の偉大な循環が宇宙に新しいエネルギーを与えてそれを再生させているのです」

ランナーたちはホピの聖なる泉で伝統的なひょうたんにくみ取られたものを持って走ることになる。このランに参加するホピの人たちは12歳から85歳までで、多くのホピの人たちは今日も伝統的に日々昔と変わらずランニングの訓練をしている人たちが多いという。一般の人もホピのランナーに混じって走ることができるらしい。

Institute of EcoTourism - Home Page

Black Mesa Trust

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Thursday, February 22, 2007

続・彼らはなぜ走るのか?

インディアンは走る。男も走るし、女も走る。子どもも走るし、大人も、年寄りも走る。なぜこんなに走るのが好きなのだろうか?

アシハヤ聞いた話では、地球に生きる人たちが走りはじめるはるか以前のこと、動物たちと神さまたちはしばしば駆け比べをして遊んでいたそうだ。その後、神さまたちは人間たちにも同じようにすることをすすめられ、動物たちには、駈け比べのやり方を人間たちに教えるように伝えられた。それ以後、インディアンの人たちは走ることに夢中になったのだという。

真偽のほどは確かではないけれど、神さまたちならやりそうなことではある。さまざまな部族に、動物たちとの駈け比べをする神話が残っているのはそういうわけなのだ。

参考図書 アシハヤ [熊と駈け比べをした足の速い少年の話] 再話 北山耕平

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彼らはなぜ歩き、走るのか?

昨日、一枚のポスターを掲載し、そのタイトルを「もうひとつのセイクリッドラン」とした。もうひとつのとした理由は、1978年にAIM(アメリカインディアン運動)のデニス・J・バンクス氏の提唱ではじまった別のセイクリッドランが昨年にもおこなわれ、そして来年には30年目の大陸横断ロンゲストウォークが、サンフランシスコのアルカトラツ島を基点に2月11日から6月11日のワシントンDC到着にむけて、おこなわれる予定が先ごろ発表されたからだ。今日は2008年のロンゲストウォークとセイクリッドランのポスターとその公式サイトを掲載しておこう。

Imagename
Sacred Run Poster, Art by Michael Horse

arrow2 Sacred Run 2008

走ることが、踊ることと同じように、祈りであり瞑想であり学びだだとする考え方は、地球のネイティブの人たちに太古からあったもので、アメリカの先住民にはその思考が色濃く残されている。もともと16世紀にスペイン人が馬をもたらす以前は、南北アメリカ大陸に生活する人たちの陸の移動の手段は、もっぱら、いやひたすら歩くことか走ることだった。彼らは歩くときも走るときも、自分の足の裏が触れているものがなにかを常に意識していた。大地は母なる地球であると同時に、土は自分の一族の先祖たちの肉や骨であったからだ。彼らは足の裏でそれを感じながら歩き走った。

こうした伝統的なネイティブの思考法や感性を取り戻し、その伝統を守り続けるべく、そして数多くのネイティブの人たちの国々や共同体をつないでいこうとする動きのひとつが、儀式としての走りなのだ。70年代にこのセイクリツドランを、非暴力平和運動として復活させたアメリカインディアン運動の果たした役割はきわめて大きい。それは南北アメリカ大陸の先住民たちに偉大な覚醒をもたらした。

昨日掲載したのは、ロサンジェルスを四つの方角の基点として、今年の4月に走る、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、北メキシコの「アストラン(アステカの発祥地)」をホームとするネイティブの人たちが去年からはじめたセイクリツドランのいわば決意表明みたいなもので、走る人を募るものだった。

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Wednesday, February 21, 2007

もうひとつのセイクリッド・ラン

Sacred Run of the Four Directions

Sacred Run of the Four Directions

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フイチョールの聖なる人は知っている


The Huichol Wise man knows why



地球は病んで死につつある。
フイチョール・インディアンの大地
北西メキシコの人里離れたシエラマドレ山脈
その高地に隠されれている大地が今死につつある。
森は痩せ、水は細り、動物たちが姿を消している。

人類は、地球を世話するものであらねばならない。
そこで暮らすあらゆるものたちのためのヘルパーだ。
すべてのものたちと心をひとつにする必要がある。
人間は、学ばなくてはならない。
あらゆる生き物たちと涙をわけあうことを。
傷ついた動物たちや押しつぶされた草の葉の痛みを
自らのハートで知ることを。
母なる地球はわれらの肉であり、岩は骨である。
川はわれらの血管を流れる血液である。
われわれはみなすべて神の子どもたちなのだ。
伝統は、それを学ぶことを望むすべての人に開かれている。

フイチョール一族の賢者であり、グランド・シャーマンの言葉

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Tuesday, February 20, 2007

イラクとラコタとニホン

newsイラクとラコタ(スー一族の国)の相似点について書き記している某ブログの記事を読んだ。かつての偉大なるスーの国(グレイト・スー・ネーション)はアメリカ軍によって侵略されて併合され、現在はアメリカの一部になっている。

そこにはこんなことが書いてあった。

ラコタやイラクといった国々にたいしてまず最初にアメリカは民主主義の顔を向けて「侵略」という形をとる。そして過激派を殺して、国土の安全のためにその国の人間たちを訓練して「自主警察」を育てる。荷馬車のルートに沿うように砦を作る。(現在イラクには14のアメリカ軍基地が設営された)抜け目のない美辞麗句で人を駆り立てる。インディアン居留地への移動を拒否する戦士を「敵」ときめつける。侵略に抗議するイラク人は「テロリスト」だ。

それから条約にサインをし、管理監督官を送り込む。「イラクにようこそ、ブレマー(ポール・ブレマー連合暫定施政当局局長)さん」というやつ。われわれは荷馬車に積んだお金を経済開発のため——痩せこけた家畜や、農機具の鋤や、安い毛布にかえて、湯水のごとく投入する。そのお金の大半は、私用請負業者が途中でほとんどを吸い上げていく。「イラクにようこそ、ハリバートン社さま」という具合に。

それからわれわれは憲法を作る政府をこしらえ、自分たちの気に入ったチーフたちを選び出して、選挙のスポンサーになる。はいこの紫のインクに指先を浸してここに指印を押しつけなさい。あなた方の土地を切り分け、近代化し、そこで麦を育てなさい。これらはすべてあなたたちのためなのですから。


いまイラクで起こっていることと、かつてラコタの国で起こったこととが見事に重なっていることがわかる。いやアメリカという国は、建国以来その姿勢というか思想を一度も変えたことがないのだな。ニホンの占領政策も、アメリカ先住民の国々の占領政策と同じ流れの上でおこなわれた。アメリカによってイラクに作られた暫定政権は、そのまま自民党政権を彷彿とさせるではないか。今回の戦争の親方ともくされるアメリカの副大統領が今日、さらなる戦争につぎこむ金を調達するために自民党のトップに会いにやってくるという。

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Sunday, February 18, 2007

メディスンマンのつとめ

メディスンマンは山にはいるか、力の集まる場所におもむくかして、自らの一族のものたちのために祈りをあげなくてはならない。それは彼のつとめだ。わたしは力とつながり、山から聖なる踊りのところにまで一気にその力を引き下ろす。それはまるで光りの線か、電気のようでもある。そのために癒しの力は高められるし、ダンサーたちに力ももたらされる。わたしは、はるか昔のはじまりの時にわれらの御先祖さまがそうしたように、山のスピリットが儀式の場にわれわれと共にご光臨たまわるようにお願いする。
チャーリー・トム カルク族 メディスンマン

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Saturday, February 17, 2007

ネイティブ・ジャパニーズの衣服か敷物か

編布(あんぎん)編みなにに見えているかは推測するしかないのですが、これは焚き火のあとなどではありません。現在の北海道の恵庭にある、3000年以上も昔の古代遺跡から出土したネイティブ・ジャパニーズ・ピープルが伝ったと見られる衣服か敷物ではないかとされるもの。昨日2月16日の北海道新聞・文化面に掲載された記事はつぎのように伝えている。

縄文の大布出土 3種類の網目模様 恵庭の遺跡 2007/02/16 08:22

【恵庭】恵庭市の柏木川4遺跡内にある縄文時代後期(三千−三千五百年前)の河川跡から縦一・二メートル、横六十センチの布が出土したことが、道埋蔵文化財センター(江別)の十五日までの調査で分かった。一メートルを超える縄文時代の繊維品は全国でも珍しいといい、同センターは「縄文人の編み物文化を知る大きな手がかりになる」と話している。

 布は、地表から一メートル下の泥炭層から重なった状態で発見された。布は黒褐色で、糸を縦横に直角に交差させる「編布(あんぎん)編み」と呼ばれる縄文時代独特の技法で編まれている。糸は十数本の植物繊維をよって作ったとみられ、太さは三−五ミリ。縦糸と横糸の間隔を変えるなど、少なくとも三種類の網目模様が確認された。

編んで作る布だから「編布」で、これを「あんぎん」と読むのはなぜなのだろう? そのものは「からむし・あかそ・大麻などからとった植物繊維を素材とする布」で、日本列島の先住民の遺跡からしばしば出土するが、こんなに大きな布はかつてなかったという。きっと日本列島ではこの伝統的な編み布を伝えてきた人たちが各地にいたのだろうが、今では新潟県の十日町に残る「越後アンギン」だけになってしまったらしい。

arrow2 越後アンギン

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女性たちに与えられている特別な贈り物

featherネイティブの国々がこうむった有形無形の傷を癒すにさいしては、ネイティブの女性たちが主要な役目をになうことになるだろうと、さまざまなメディスンマンや宗教的指導者の長老が言っていた。なぜなら、エルダーにいわせれば、女性たちは、自然界のあらゆる力と調和を産み出している母なる大地と、きわめて近いところで生きているからだ。

インディアンの知者のひとりは、なによりも男たちが女性を神聖な存在として見ることを学びなおさなくてはならないともいった。母なる地球は女性たちに特別な贈り物を授けているのであり、女性と母なる地球は特別な形でつながっているのだから、女性たちは大地から与えられる教えに常に注意を払うことが求められるし、男たちは常に敬意と品位とを持って彼女たちに接しなくてはならないと。

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太陽が昇るかぎり、もう永遠に戦わない

Chief Joseph
わたしは戦うことに疲れた。わが一族のチーフたちはみな殺された。ルッキング・グラスも死んだ。フー・フー・シュートも死んだ。年寄りたちはみな死んでしまった。今なにかをきめているのは若い連中だ。その若者たちを導いていたものは死んでしまった。今の季節は寒く、われわれには毛布もない。幼子たちはみな凍え死んでいく。わが一族の者のなかには、毛布もなく、食べるものも一切ないまま、山々のなかに逃げ込んだものたちもいる。今彼らがどこにいるのか誰にもわからない。おそらくみな凍え死んだのだろう。わたしは自分の子どもたちを探す時間がほしい。なるべくたくさんの子どもたちを助けたい。死者のなかに混ざってまだ生きている子供たちがいるかもしれない。どうかわたしの言うことを聞いてほしい。わたしは疲れ果てた。わたしのハートは病んで哀しい。今後、太陽が昇るかぎり、わたしは永遠に戦うことはないだろう。

「ロフテイアー山の高いところを旅して渡る雷(Thunder Traveling to the Loftier Mountain Heights)」という名前でネスパース族のものたちには知られていたチーフ・ジョセフ(写真)が、1877年10月5日にアメリカ陸軍に降伏した際、ハワード将軍にむかって伝えた言葉として記録されているものの一節。チーフ・ジョセフは一族の者を率いて白人移住者からオレゴン領の自分たちの土地を守るべく抵抗運動を続け、いったんは停戦に合意して居留地に入る寸前までいったものの、一族の人間がまとまって入植者に殺されたことで再び戦の道を進み、一族の者たちとともにオレゴン、ワシントン、アイダホ、モンタナ、そして国境を越えてカナダまで自由の地を求めて逃げたのだが、結局最後はアメリカ軍に拘束された。

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7月7日7つの大陸での地球まるごとライブ・コンサートだ!

Live Earth

映画『不都合な真実』を制作したアル・ゴアさんが、地球の危機的な気象により多くの人たちの意識をむけさせるためのキャンペーンのひとつとして、この7月7日に地球の7つの国で24時間のコンサート「セイブ・アワ・セルブス(わたしたちを救おう)」[Save Our Selves -- The Campaign for a Climate in Crisis]を行うことを発表してる。

コンサートは中国(上海)、南アフリカ(ヨハネスブルグ)、オーストラリア(シドニー)、イギリス(ロンドン)、日本(開催地未定)、ブラジル(開催地未定)、アメリカ(開催地未定)、そして南極でおこなわれるという。またの名を「ライブ・アース」と呼ぶこのコンサートで「2000000000人(20億人)」と連帯することを目的にしているらしい。

「気象危機の問題を解決するためには数十億の人と手をつながなくてはならない」と、アル・ゴアさんは声明のなかでいっている。「この危機に終止符を打てるとしたら、前例のない、そして息の長い地球規模の運動しかないのだ」と。出演者観客あわせて100万人、テレビ、ラジオ、インターネットなどマルチ・プラットフォームで参加する人たち20億人を計画している地球まるごとの巨大コンサートの出演予定アーティストたちは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ボン・ジョビ、スヌープ・ドッグ、フー・ファイターズ、レニー・クラビッツ、ジェリル・クロウ、デュラン・デュラン、ブラツク・アイド・ピーズ、エンリケ・イグレシアスなど100組を超えるという。

Live Earth - The Concert for a Climate in Crisis 公式ホームページ

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Friday, February 16, 2007

穏やかさは学んで身につけるもの

人間として学んで身につける必要がある大切な特性のひとつが「おだやかさ」である。おだやかであるということは、すなわち「心が静まっている」ということだ。朝な夕なに瞑想や祈りにすっと入っていけるように。
ラリー・P・エイキン、チペア イタスカ・コミュニティ・カレッジ教授

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Thursday, February 15, 2007

アラスカのネイティブたちと日本人

「ほんとうに鯨の肉が、時代遅れの珍味としてではなく、日本人の暮らしにとって重大かつ文化的な要素であるのなら、日本人にも、アラスカのネイティブたちと同じ方法での、近海における小舟を用いての、自分たちの手を用い解体するような捕鯨なら認めてやればよい。」

今年5月にアラスカのアンカレッジで国際捕鯨委員会が開かれる。主要な議題は長いこと禁止されている日本の商業捕鯨の再開を認めるかと、アラスカのネイティブたちが何千年も続けてきたやりかたで自分たちの伝統と文化を守るためのかぎられた数の鯨を狩ることを現状のまま認めるかの2点になるといわれる。日本の商業捕鯨というきわめて政治的な問題で、アラスカのユーピックなどのネイティブの人たちの伝統的鯨猟に制限を加えることがないように願いたい。

引用したのはアンカレッジ・デイリー・ニュースのウェブサイトに掲載された「危機にある文化 -- 国際捕鯨についての議論がアラスカのネイティブに及ぼす影響」(Culture at risk -- International whaling dispute could affect Alaska Natives )[February 13, 2007 Anchorage Daily News]という論説の一部。

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こういう切手をはった手紙がほしいものだね

Native American Stamps

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ザ・ラスト・ニュースペーパー・ジェネレーション

Cherokee Phoenix車を運転するときはたいていFEN(Eagle 810)を聞いている。音楽の選曲がいいのと、うるさい世間話が少ないこと、APのニュースがときどき流されるなどという理由で、雑音が入りやすいAMのこの放送局を選ぶ。最近は、時間帯の関係からかキム・コマンドーという女性のデジタル情報をしばしば耳にすることが多い。調べてみたら、彼女は「アメリカのデジタル女神」といわれているのだね。全米のネットワークで彼女が話すデジタル・テクノロジーの豆知識が放送されている。彼女のホームページ[Website fo The Kim Komando Radio Show]も見つけた。なぜこの話をしているかというと、最近彼女がよく「ザ・ラスト・ニュースペーパー・ジェネレーション」という言葉を使うので、これが耳に焼きついてしまったからに他ならない。

この「最後の新聞紙世代」とは、同時代を生きるわれわれのことなのだ。日本の新聞社はテレビ局とつるんで、インターネットと距離を置いているが、世の趨勢はそうはいかなくなっている。地デジという大きなダムで流れを堰き止めようとしているが、デジタル革命はそんな程度のものではないだろうとぼくは思う。実際、キム・コマンドーさんのいうように、アメリカにおいてはニュースはインターネットにまかせ、わざわざ新聞を定期購読をする人口が激減しているのだ。現実に多くの新聞社が発行のスタイルを改めつつある。

考えてみればそうじゃないか。新聞紙は大量の木の伐採によって支えられているのだ。世界最大の日刊新聞紙は、紙ゴミを作るために世界で最もたくさんの木を切り倒しているのではないのか。日々大量のゴミを生産するために、多くの木が今この瞬間にも切り倒され続けている。長く残る(ゴミになるための時間が長い)本などはまだ紙を使う価値はあるだろうが、新聞やいわゆる情報誌などの読み終えたあとは紙ゴミにしかならないもののために大量の紙を使い続けることは、「不都合な真実」を見るまでもなくやはり間違っているように思える。熱帯林行動ネットワーク(JATAN)のサイトには、2003年に日本で消費される紙を生産されるために世界で伐採された樹木の本数の推定として、大雑把に見て「1年間で約1億1000万本」という数字があげられている。もちろんそのすべてが新聞紙になっているわけではないけれど。

グーテンベルグが活字を使った印刷機で聖書をはじめて印刷したのが1455年、ヨーロッパで最初の新聞が刊行されるのは1605年、新大陸最初のヨーロッパ人のための新聞が植民地ボストンで刊行されたのは1704年、亀の島のネイティブ・アメリカンが自分たちの力で作った部族のための新聞「チェロキー・フェニックス」(図版)がチェロキー語で印刷されて刊行されたのは1828年、日本国ではそれから四十数年した1870年になって最初の日刊新聞「横浜毎日新聞」が横浜で刊行されている。

そして2007年、ザ・ラスト・ニュースペーパー・ジェネレーションの台頭となるわけだ。日本の新聞とテレビのマスメディアがインターネツトにのみこまれるまでにはまだしばらく醜い既得権争いなどで時間がかかりそうだが、起こってしまえばそれはあっという間かもしれない。ぼくが新聞を取るのをやめたのは去年の春の終わりのことだった。

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Wednesday, February 14, 2007

最終目的地へむかう旅のはじまりの地

人生には忘れられない土地というものがいくつかある。ぼくにとってチャコ・キャニオンはそんな場所のひとつだ。ニューメキシコ州北部ヘメス・マウンテンのなかに位置する特別な土地。ホピの人たちはそこを「ヤプコイヴィ」と呼ぶ。最終目的地へむかう長い旅の準備をするための集合場所として、偉大なる精霊に指示されたところである。

アメリカの人たちはそこを「チャコ渓谷」と名づけている。沈黙と距離が支配し、人間の声よりも、風や鷹の話す声の方がはるかに大きな赤い大地だ。南西アメリカ屈指の巨大なキバや集合住居のような古代遺跡が残されていて、考古学者や文化人類学者たちが必死にその謎を追いかけているものの、謎は解き明かされることはない。ある人は古代の宗教学校のようなものがあったのではないかともいうし、天上界の星たちの移動を追跡する天文台だったとも、マヤ文明を築いたのと同じところから来た人たちではともいう。いずれにせよ、あるとき突然に人々はここから消えた。そして沈黙が訪れて千年以上が過ぎた。ニューメキシコという土地は、しばしば「魅惑する大地」と表現されるが、チャコ・キャニオンはそのなかでも特別に旅人の心を奪う。

Google Videos にアップロードされている「神秘のチャコ・キャニオン」というタイトルのこのドキュメンタリーを、どうか時間があるときにでもご覧になるといいと思う。チャコ・キャニオンのビジターセンターで売られていたヴィデオがそのままアップロードされている。この赤い大地のなにが「謎」であり「神秘」なのかを、ぜひその目で判断してください。なぜ、ネイティブ・アメリカンがグレイトスピリットのことを「偉大な神秘」「偉大な謎」と呼ぶのかも、ビデオをご覧になりながら考えていただければ幸いであります。ナレーターはかのロバート・レッドフォード。

The Mystery of Chaco Canyon

[54 分 31 秒]

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偉大なる美で満たされた内側

NAVAHO INDIAN MYTHS

『ディネ:ナバホ・インディアンの神話』という本がある。著者はアイリーン・オブライアン(Aileen O'Bryan)で、1956年に初版が刊行された。この本のもととなった人類学の論文は「ディネ:ナバホ・インディアン神話の起源」というもので、1928年の11月下旬に、サンドバル・ハスティン・トロツィ・ヒー(Hastin Tlo'tsi hee)[オールドマン・バッファロー・グラス]というナバホのチーフが編集者で著者のアイリーン・オブライアンに語ったものであるという。そこで展開されているナバホの神話も興味深いが、その脚注にある「その本を書くことになったいきさつ」のなかから、ナバホのチーフの印象的な言葉を今回は紹介しておきたい。


「このわしを見るがいい。お前さんの目には醜い老人がひとり映っておるだけかもしれんが、わしの内側は偉大なる美で満たされているのだ。山の頂に腰をおろして、わしは未来をのぞきこんだ。そこではわしの一族の者たちとお前さんたちとが共に生活をしていた。時がたつにつれて、わしの一族のものたちも、最初のころの生き方を忘れてしまい、それを知るために白人の書いた書物でそれを学びなおすようになるのだろう。だから、お前さんにはなんとしてもわしの言葉を書きとめてもらわなくてはならない。文字にして、本にしてもらって、次の世代にほんとうのことを伝えてもらいたい」
オールドマン・バッファロー・グラス ディネ チーフ 1928年

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Tuesday, February 13, 2007

ベスト・ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アルバムは

news第49回グラミー賞が11日ロサンゼルスで発表されて、カントリーの人気女性トリオ、ディクシー・チックスが最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞など主要3部門を含む計5部門を制覇したことはいろいろなニューで伝えられた。それはそれでとてもめでたいことで、ディクシー・チックスのファンの端くれでもあるぼくとしてはうれしい。カントリーは女性の声がいいよね。

そして「ブルース・レゲエ・ワールドミュージック」のなかの「ベスト・ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アルバム」の受賞作については、Native Heart ぐらいしか日本で報道しないだろうから、きちんと書いておく。

まずノミーネート作品は以下の5作品。

"Voice Of The Drum," Black Eagle
"Heart Of The Wind," Robert Tree Cody & Will Clipman
"American Indian Story," Jana
"Long Winter Nights," Northern Cree & Friends
"Dance With The Wind," Mary Youngblood

mary_youngbloodぼくがおすすめのジャナ・ムッショーニも「アメリカン・インディアン・ストーリー」で候補作にあがっていたけど、受賞したのは、「メアリー・ヤングブラッド」の「ダンス・イン・ザ・ウインド」だった。北カリフォルニア在住のメアリー・ヤングブラッド(写真)は、アラスカのチュガク・アリュートとフロリダのセミノールの混血だがアメリカン・インディアンとしてはフルブラッドで、ストーリーテリングも上手で、ミュージシャンとして25年近い経歴を持ち、過去に何度かベスト女性フルート奏者として「ナミー(ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アワード)」を受賞しているし、グラミー賞も2000年に一度受賞したことがある実力も経験も充分にあわせもつフルート奏者。彼女の属するシルバー・ウエイブ・レコードの彼女のサイトではサンプルとしてその調べのいくつかを体験できるし、直接ここからだと彼女のストーリーテリングもその一部を聴くこともできる。また shop NATIVE HEART の Native American Music のコーナーには今回の受賞作もあわせて、ノミネート作品の全部を収めてあるので、ご活用ください。

2007 Grammy Awards Blues, Folk, Reggae and World Music

arrow2 メアリー・ヤングブラッドの公式ホームページ

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Monday, February 12, 2007

右の視点からの現行日本国憲法擁護論

創出版が刊行している月刊誌「創(つくる)」3月号[2月7日発売]のコラムに、外交官としてロシアで情報活動をおこない後に鈴木宗男にまつわる事件において背任容疑で逮捕された佐藤優という人物が、「右の視点からの現行日本国憲法擁護論」を書いている。「仮に憲法第9条を改正し、日本が正規軍を保持し、交戦権を確保したとする。その場合、宣戦の布告は誰が行うのであろうか。」この疑問から導き出される思弁的な彼の結論が興味深いので引用しておく。

宣戦の布告が、国会の召集よりも重みがあることは確かなので、天皇が国事行為として行うことになる。日本が行う戦争が勝利すればよい。大日本帝国憲法が制定された時点では「わが国が戦争に敗れることはない」という神話が機能していた。この時点では、国民国家を形成した後の日本国家が戦争に敗れたことがなかったので、そのような希望的観測に基づいて憲法を組み立てることができた。しかし、日本は62年まえに戦争に敗れたではないか。今度、戦争をした場合に負けないという保証はない。敗戦の場合、宣戦布告を行った者の責任が追及されるのは論理必然だ。だからこそこの論理連関を断ち切るために、交戦権は否認しておいたほうがいい。

太平洋戦争敗北後、日本の国体は危機に瀕した。東西冷戦の兆候が顕在化した状況で、アメリカは日本に共和制を導入すると、それがブルジョア民主主義の枠内にとどまらず人民民主主義(社会主義)化することを恐れ、皇統を維持したのである。わが国体は、かなり偶然の要素に作用されて、ようやく護持されたのである。このような過去の歴史から学ぶべきだ。筆者が憲法第9条の改正に反対するのは、それによって、将来、国体を毀損する恐れがあるからだ。

佐藤優(「ナショナリズムという病理 私の護憲論」月刊創3月号)

国体というのは、日本列島の上に敷かれた日本という一枚の絨毯のことであり、その絨毯の下に眠っている大地のことではないのだね。「国破れて山河あり」という言葉があったけど、戦後50年で山も川も海も森もみんななくなろうとしている。「日本」を美しくするためには、やはり自然なんてどうでもよかったのだな。右も左も「母なる日本列島」という視点を持つことはできないようだ。

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Sunday, February 11, 2007

ボリビアの先住民初大統領エボ・モラレス訪日へ

NHKニュース ボリビア大統領 訪日へ

ボリビアのモラーレス大統領は、初めての先住民族出身の大統領として、去年1月に就任しました。モラーレス大統領は、来月5日から4日間の日程で日本を公式訪問する方向で調整が進められており、滞在中、安倍総理大臣と会談する予定です。モラーレス大統領は、外交面ではベネズエラやキューバへの接近を図り、アメリカとの対決姿勢を鮮明にしています。また、資源を国民に公平に分配する必要があるとして、南米第2位の埋蔵量を誇る天然ガスの国有化を進めて、外国企業の利益を大幅に制限する政策を進めています。こうしたことを背景に、日本の企業を含む外国企業の間では、ボリビアでの投資環境を懸念する意見が出ており、安倍総理大臣は、モラーレス大統領との首脳会談で、日本企業が安心して投資できる環境を整えるよう促したいとしています。

興味深いね。アイヌの人たちと会うことはないのだろうか?

Native Heart: 「私の大統領就任は世界の先住民の勝利だ」とボリビアの新大統領は語る。

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リゴベルタ・メンチュウが大統領選に出馬

リゴベルタ・メンチュウが大統領選に出馬

1992年ノーベル平和賞受賞者のリゴベルタ・メンチュウが、今年9月のグアテマラ大統領選に出馬する意志を明らかにした。メンチュウは、グアテマラの新聞「シグロ21」に、「大統領選の候補者になることを決めた。」と述べた。しかし支援する政治組織については明らかにせず、今後各政党と話し合って明らかにする意向を示した。

ラテンアメリカから見ると」より

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