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Monday, December 18, 2006

今わたしたちの国でなにが起きているのだろう

一本の枝なら簡単に折ることができるが、そんな枝もまとまれば強く折れないものとなるのだ。
テクムシェ(1768頃〜1813) ショウニー国の指導者
「テクムシェ」はショウニーの言葉で「流れ星」
もしくは「攻撃態勢にあるパンサー」を意味するという。

そういえば日本の戦国時代にも似たような言葉を家訓として残した武将がいる。その武将の場合は、兄弟が仲たがいしないための教えとして「矢」をもちいて見せた。家を守るためには力をあわせよという例えとして。ネイティブ・アメリカンの世界にも同じように矢をもちいて「一本の矢であれば簡単に折れることができるが、束になった12本の矢は誰にも折ることはできない」ということわざが残されている。そしてこちらは「家族の結束」ではなく、なんであれ多くの人が心と力をひとつにすることをすすめているのが大きな違いだ。たいていの場合この人びとのつながりというのは、家族をも越えて部族や氏族や国人にまで広がっていく。一族が強くあるためには、その中にいる人たちがしっかりとひとつに繋がっていなくてはならないという教えである。

われわれは心と力とをひとつにしなくてはならない。ネイティブのエルダーたちが「なにか重要なことをきめるときには、なによりもまず最初に人びとの幸福を考えなくてはならない」としばしば言うのも同じ理由による。ひとつの共同体を構成する人間のひとりひとりが、このように考えるのなら、われわれのくだす決定はいつでも強く揺るぎないものとなるだろう。今われわれの置かれている現実を考えてみると、重要なことをつぎつぎときめていっている政治家は、はたして日本列島に暮らすすべての人たちのことを念頭に置いているのだろうか? 人と人とのつながりがかくも空虚な共同体の運命はいかなるものだろうか?

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