ネイティブ・アメリカンについて話すときの注意
日本はタテマエのうえでは差別などないことになっているからこういうサイトはないと思うのだが、あらかじめ差別と偏見があることを社会が認めて——タテマエ上はそうした偏見を是正しようと努力している——アメリカには、世にはびこる偏見の原因と理由について考えようとしている、つぎのようなサイト「Understanding Prejudice.org」がある。サイト自体も興味深いのだけれどその全部を紹介できないので今回は、そのなかの「小中学校の先生向けのコーナー」から「ネイティブ・アメリカンの問題をどう教えるか」という情報を取りあげてみた。ここにはネイティブ・アメリカンについて伝えるときに「してはいけないこと」と「すべきこと」のリストが掲載されている。参考になるかもしれない。
たとえばアルファベットを教えるためのカードで「AはアップルのA」「BはボールのB」という具合に並んでいて「IはインディアンのI」となっているようなときには、別の単語を考える。インディアンの人たちを「物」として表現しない。 |
今現在のアメリカ合衆国にはおよそ百万人のネイティブの人たちが暮らしている。それにもかかわらず、たくさんの本や記録映像などで、「インディアンはどのように暮らしていたか?」のようなタイトルがいまだに見られる。 |
歴史家によれば戦いで死んだネイティブの人たちの数は比較的少ない。ネイティブ・アメリカンを敗退させたものはヨーロッパから運び込まれた病気であり、彼らはそれらにたいする免疫を持たなかった。 |
「ハウ!」とか「キモサベ!」とか。あるいはハリウッドが作り出したインディアン語「インディアン、嘘、つかない」「わたし、腹、へった」のような言い方。さらに口に手を当てた叫声「ホ! ホ!」、まさかりを振り下ろすようなまねなど。 |
たとえそれが確かによくできていたとしても、イミテーションの羽根や、フェイスペイント、ヘッドドレス、バックスキンの衣装は、ネイティブの人たちにとっては非礼になる。ネイティブの人たちにとって正装は尊くて神聖なものとされるから。 |
そのかわりにインディアンは最初のアメリカ人だったことをきちんと説明し、現代ではインディアンもアメリカ市民としてすべてのアメリカ人と同等の権利を持つことを教える。 |
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