« 100まで数える (オマハに伝わる教えの物語) | Main | 世界でいちばん高い木 »

Wednesday, October 11, 2006

世界は鏡であるという教え

他人についていらつくことはなんであれわれわれを自己の理解へと導きうる。
C・G・ユング

自分の周りで起こっていることやそこにいる人たちについての自分の反応や対処の仕方、感情や思うところを観察するならば、われわれは、自分の無意識にプログラミングされていることについて知る鍵を手に入れられる。「どのようにしてわたしは人々を見て、裁いているか?」「なぜひとつの固定された物の見方で見ているのか?」「なにがわたしのいらいらボタンを押しているのか?」「わたしはなぜ怒っているのか? 恐れているのか? 悲しんでいるのか?」

medicine_wheel自分のなかでそうした反応の引き金を引くことになる外側で起きていることは、自分のほんらいの姿を映し出す鏡であるというのが、メディスン・ホイールの教えのひとつであり、ネイティブ・アメリカンの世界観とユング心理学との共通点でもある。わたしに腹を立てさせているもののことなど重要ではないと思っているのなら、いったいそうした反応はどこからもたらされるのか? 自分の内側にそれと関係づけられるものがあるからこそ、そうした反応が起きているのであり、それがないのなら反応も起こりようがないではないか。

自分の外側で起きていることが自分に反応を引き起こさせるとき、われわれは自分の内側をのぞきこみ、いったいなにが起きているのかを検証する必要がある。そしてわれわれは自己のなかに隠れている他を発見し、他のなかに隠れている自己を認識する。

next 怒りは健康によくない(Native Heart / Friday, November 19, 2004)

|

« 100まで数える (オマハに伝わる教えの物語) | Main | 世界でいちばん高い木 »

Go in Peace (Teachings)」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/25341/12235796

Listed below are links to weblogs that reference 世界は鏡であるという教え:

« 100まで数える (オマハに伝わる教えの物語) | Main | 世界でいちばん高い木 »