« なぜぼくは火山の噴火のニュースに心を奪われるのか | Main | 「作物を育てることは幸せなこと」というホピの聖なる教え »

Thursday, August 24, 2006

偉大なマオリの女王が亡くなられた

1966年に即位された歴代初の偉大なマオリ女王、テ・アリキヌイ・デイム・テ・アタイランギカアフが先ごろ崩御した。マオリの教えは、地球の他のネイティブ・ピープルの教えとよく似ていて、地球の旅を終えて別の世界に入られた彼女は、今後は、祖先たちのいるところで、祖先たちとともに、一族の行動に目を配り、導きを与えることになる。

Maori.Queen
JOHN SELKIRK/Dominion Post 撮影

写真はマオリ女王、デイム・テ・アタイランギカアフの棺を載せた遠洋航海用のワカ(マオリの伝統的な大型カヌー)が、一族の精神性の象徴であるワイカト川をくだって、墳墓が設けられるタウピリ山に向かうところ。

マオリ女王、テ・アリキヌイ・デイム・テ・アタイランギカアフは即位して30年後の1996に日本を訪問されている。彼女は広く環太平洋の、そして地球各地の先住民族から慕われ尊敬を集めていた。彼女とのインタビューが日本語で読めるサイトは「ニュージーランド総合情報サイト/ニュージー大好き」のなかの[マオリ特集—どうか私たちをお互い隔てることなく、ともに歩ませてください]という記事。このマオリの特集は、日本人をやっているわれわれもふくめて環太平洋のネイティブ・ピープルとその末裔たちのことを知るために目をとおしておく価値があるだろう。女王とのインタビューのページは「マオリ女王に聞く」として、その最後の「ここ」に掲載されている。

|

« なぜぼくは火山の噴火のニュースに心を奪われるのか | Main | 「作物を育てることは幸せなこと」というホピの聖なる教え »

Native News Update」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 偉大なマオリの女王が亡くなられた:

« なぜぼくは火山の噴火のニュースに心を奪われるのか | Main | 「作物を育てることは幸せなこと」というホピの聖なる教え »