神聖なものがあるところでは
右サイドバー巻頭の Peace な写真を差し替えた。今月は「Offering at the waterfall」と題された一枚を選んだ。「瀧にささげる」といった意味である。写真をクリックして大きくして良く見てもらえると、彼が瀧の水にささげようとしているものが鳥の羽根であることがわかる。ネイティブ・ピープルにとって鳥の羽根は、羽根を持つ人たちの一部としてどんなものであれ大切なものとされ、彼らが「神社(Shrine)」と呼ぶ、村々の近所の岩や瀧や巨木や湧き水や泉や湖や川の流れなど「神聖なもののある場所」のそばの地中に埋められたりする。鳥の羽根は、自分たちの思いを空の彼方にいる偉大な存在に伝えてくれるものとして扱われている。写真の青年はE・S・カーティスのメモによれば北米大陸南西部のテワ・プエブロの部族のひとつナンベ族の青年である。写真が公開されたのが1925年年だから、撮影は20世紀がはじまったばかりのころ、今から百年前頃になる。プエブロの人たちは、このように瀧に羽根をささげたりして、「雲の神のご機嫌をうかがう」とある。鳥は、貴重な雨をもたらしてくれる雲の神にメッセージを伝えてくれる存在だった。
写真をクリックすると拡大されるし、拡大写真の下にある「Higher resolution JPEG version」をクリックすると、より解像度の大きな鮮明な写真が見れる。こういうことがさりげなくできるような人になりたいものであります。
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Comments
美しいですね~☆
コメントありがとうございます
またいろいろ意見を聞かせてください
お返事書いたんで
またよみに来てくださいね^^v
Posted by: mayan | Saturday, August 05, 2006 11:45 PM