インディアンの子どもたちはなぜ自殺をするのか?
リザベーションにおけるアメリカン・インディアンの若者の自殺率はアメリカの平均の2.5倍になるという調査結果が発表された。合衆国インディアン局が議会で説明したところによると、5歳から14歳までのインディアンの子どもたちの死亡原因の3番目に自殺があげられている。15歳から24歳までの若者の死亡原因では自殺は2番目に多い。自殺の原因の多くが、アルコールが原因の暴力や性的虐待など、両親の誤った生活行動にあるといわれている。子どもたちの多くは自分たちがそうした家庭環境から逃れるすべがないことに絶望して自殺をしてしまうと報告は伝えている。
Freedom to Report Real News (Sunday, July 16, 2006)
Suicides Rates of American Indian Youth on Reservations 2.5 Times Higher Than U.S. Average : Special from the Reservation Report: A Monthly Media Letter Regarding American Indian Policies By John Fulton Lewis
「Native News Update」カテゴリの記事
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Comments
はじめまして。
14年前に初めて「ローリングサンダー」
を読んでスピリチュアルな世界に
目を向け始めました。
若さと勢いで渡米しましたが結局何も
成し得ないまま帰国し今に至ります。
そんなことはどうでもいいですね。
この記事、とても衝撃的でした。
私が在米していたときも
彼らに関する悲しい話は
いくつか聞いていましたが
今回の記事はどう捉えていいのか
まだ理解ができません。
ただとても悲しいです。
Posted by: naomi | Sunday, July 23, 2006 09:53 PM