新しい本ができました。石の本です。
小生の新刊が刊行されました。これまで雑誌などに発表した「石」についての原稿をまとめて改めて手を入れ、さらに一部を書き加えたものです。新しい「石器時代」——シリコンを用いたマイクロチップとウラニウムに象徴される石の時代——を生きている人たちのための本になることを願って本にしました。
自分のこれまでの経験からして、こういう本は、書店などではどこに置かれるかわかりません。でもほかのタイトルを付けようがなかったぐらいに石のことばかり書いたものをまとめました。ある意味で書店の意識のあり方がはっきり示される書籍だと言えるでしょう。自分としては、これまで出してきたネイティブ・ピープルの本の系譜のうえにあると位置づけているのですが。
POWER OF STONE
パワー・オブ・ストーン 石の力と力の石
北山耕平著 荒地出版社刊
装幀 山田孝之+象
ISBN4-7521-0139-4
定価 本体1400円+税
目次話をする石
ストーリー・テリング・ストーン
セネカ・インディアンが語り継いだ物語石に触れる
石の時代は終わらない
石文明と石を溶かす文明の危うい攻防
自分の石を見つける
自分の石を見つけるための10の規則石のように考える
だから石は生きている
石の信仰とわれわれの未来についての大切な覚書
ストーン・ピープル
石の人
シャーマンと石
この世界で一番年寄りの石
石の力の輪
メディスン・ホィール考
石は人類の四〇〇万年をどう見るか?
石よりほかに楽しみなし
木内石亭小伝
『雲根志』を読む
木内小繁の「石の書」石の知恵
石 の意志
内へ向かう力、外へ向かう力
パワー・ストーンかストーン・パワーかあとがき
ストーン・ボーイから君へ
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Comments
たのしみです!!!
これで、ローリングサンダーが読めそうです。
(って以前書いたローリングサンダー、なんだか読み終えてしまうのが、もったいなくて、読み進めないのです、、、)
Posted by: moch | Wednesday, May 24, 2006 11:40 AM
今日のこのお知らせを読んでいたら、ラジオから
♪Like a Rolling Stone♪が流れてきました。
(今日はボブ・ディランのお誕生日なんだそうです。)
偶然にしては素敵すぎるひとときでした。
本屋さんで探したいと思います。楽しみです:-)
あっ!雷だ!しかも、またどしゃぶり・・
土曜日は雨乞いカッチーナには休んでもらわないと。
Posted by: Y.Shima | Wednesday, May 24, 2006 04:25 PM
初めまして。mixiからこちらにたどり着きました。
現在、アメリカの中西部に住んでいます。
偶然にも、今日はアメリカン・インディアンの友人が引越しをするというので、彼女の家の庭にあるストーンを動かしに行くところです。
彼女もストーン・ピープルの一人。彼女が主催する「石のワークショップ」にも参加して、人それぞれに石との物語があることを知りました。
彼女の石たちと話ができるかな。。。
Posted by: Hiroko | Friday, May 26, 2006 10:29 PM
誰でも石と話はできます。If You Let It Happen! Ho!
Posted by: Kitayama "Smiling Cloud" Kohei | Friday, May 26, 2006 10:33 PM
昨日、僕のお店にも本が届きました。
販売もさせてもらってますので、関西地方でご興味のある方、お探しの方は是非!!
僕も今から読ませていただきます。
パラっと見ただけでワクワクするような内容にドキドキしています。
Posted by: tu-ka | Sunday, May 28, 2006 09:09 AM