聖なる山を守らなくてはならない理由
「聖なる山には特別な時間が必要なのだ」(Monday, March 27, 2006)の記事および、それにつけた最近の小生のコメントの中でも触れたが、聖なるベア・ビュートを巡る開発を止めるための闘いはのっぴきならないところまできている。
実際、写真を見ればおわかりのように、開発工事の進む巨大娯楽酒場施設が山に与える影響の大きさはどんなマヌケにも手に取るようにわかるはずであるにもかかわらず、すでに酒の販売許可がおりないまま、くだんの施設の建設は今も進行中だ。冒頭の写真は「ベア・ビュートを守るための部族を超えた同盟」のページから拝借した。彼らの「Defend Bear Butte」のページをぜひ訪れて、正装したチーフ・アーボル・ルッキング・ホース(富士山におけるWPPD2004の主宰者)とならんで写真に写されている巨大酒場を造ろうともくろんでいるカウボーイ・ハットのジェイ・アレンのふたりの公聴会におけるニュース写真をご覧になるといいと思う。
ベア・ビュートは、ラコタやシャイアンのみならず、30を超える北米先住民のグルーブが聖なる山と見なしており、その山体だけでなく周辺の自然の神聖さは他に類を見ない。そこにはスピリットたちが住まわれており、先住民たちは等しくそのスピリットの力を敬い続けてきた。彼らの信仰においては、そこは「すべての人びと」の精神的肉体的な健康に欠かせない場所とされている。おそらく聖地と言われる地球の各地域の場所は、同じように「すべての人たちの体と心の健康を保つ上で欠かせないもの」なのだろう。いかなる人間にも「聖なる山」を破壊する権利など与えられていないことを、われわれは肝に銘じて事に当たるべきであろう。日本列島に暮らすわれわれにとって聖なる山とはなにかを考える重要な鍵がここにあるのではないか。
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Comments
まるで命そのものの息吹が見えるような山の姿に
目も心も奪われて見入っていました
護られますように
祈らせてください
Posted by: はじめまして | Monday, May 08, 2006 at 12:57 PM