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Thursday, March 23, 2006

コヨーテ・イン・ニューヨーク・シティ

ニューヨークのセントラルパークでコヨーテが捕らえられたというニュースをCNNが報じていた(NYセントラルパークにコヨーテ、捕獲成功 2006.03.23 Web posted at: 15:47 JST 写真あり)。

ニューヨーク(CNN) ニューヨーク市内セントラルパークで野生の肉食動物コヨーテが目撃され、20時間余りに及んだ追跡劇の末、22日午後9時45分頃にようやく捕獲された。

警察当局によると、「ハル」と名づけられた推定年齢1歳のコヨーテは、毎年シェークスピア劇が上演されているベルベデーレ城近くで麻酔銃で撃たれ、御用となった。

ハルは21日、ハレット自然保護区からアイススケート場ウォルマン・リンク周辺に突然現れ、スケート客らが一時避難する騒ぎになった。ハルはさらに池を泳いで橋の下をくぐり、フェンスを越えるなどして走り回り、行方を追う公園職員や警官隊などを振りまわした。現場には報道陣も駆けつけ、テレビ各社はヘリコプターで上空からハルを追跡した。

ハルはブロンクス地区リバーデールの林から川を泳いでマンハッタンに移動し、マンハッタン西側のリバーサイドパークに到達した後、セントタルパークに入ったとみられる。ハルが最初に目撃されたのは19日午前1時半頃だが、この時はオオカミと間違われた。

セントラルパークで発見されたコヨーテはここ7年間で2匹目。ハルは今後、ニューヨーク州北部の野生動物保護施設に移送される。

専門家らによると、コヨーテは以前から同州に生息しているが、生息地域は急速に拡大している。都市部の生息数は、狩猟禁止やわな減少で増えており、大都市圏に入ってきたり、ヒトの居住地周辺での生活に慣れてきたコヨーテもみられる。専門家は「もし今後数年間に、セントラルパークでコヨーテに出会うことがあっても驚かないでほしい」と語っている。

コヨーテのなかの人もたいへんな時代です。

ロイターは「NYセントラルパークでコヨーテの捕物劇を展開 2006年 03月 23日 木曜日 16:32 JST」として同じニュースを別の角度から報道している。それによると「コヨーテはアヒルなどを追い回し、その跡には羽毛が積み重なっていた」とある。やはりあいかわらずコヨーテ兄さんは腹を減らしているらしい。

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