ネイティブ・ピープルにとって学ぶとはどんなことなのか?
伝統的な世界における知というのは、死んだ事実の寄せ集めなどではない。彼らにとって知は生き物なのである。当然それにはスピリットがあり、それに固有の場所に暮らしている。伝統的な知は、見ることや聞くことをとおしてもたらされるが、それもただ見ていたり聞いていたりすれば良しとする学校のようなやり方ではない。知は、歌や儀式を直接に体験し、狩猟や採集などの日常活動をとおして、植物や動物や鉱物から、あるときには夢のなかで、またあるときにはヴィジョンのなかでもたらされる。なにかを学んで知ると言うことは、知のスピリットたちと、植物や動物や鉱物と、生きている夢やヴィジョンと、そして人間のスピリットと網の目のようにつながる世界に、あなたがはいることを意味している。
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