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Monday, November 07, 2005

7000年前のヒスイ製のハンマーが見つかったとか

新潟県糸魚川市田海の北陸新幹線建設現場近く、ヒスイの産地である姫川の河口近く、JR北陸本線脇の台地上にある大角地(おがくち)遺跡で、縄文時代前期前半(およそ7000年前)の石の加工場跡が発見されている。新潟県埋蔵文化財調査事業団(新潟市金津93番地1)によると、そこは糸魚川・青海周辺で産出される滑石や蛇紋岩で、垂玉、勾玉などの玉類・耳飾り・磨製石斧が多数製作されていた工房だったという。出土品の大半は未完成品や製作中に生じる破片で、完成品は遺跡にほとんど残されていないから、ここで製作された石器の多くは、交易品として他地域に持ち運ばれたらしい。重要な発見は縄文時代前期前半に掘られた穴から、翡翠製のハンマーが見つかったこと。研究者は「このハンマーは磨製石斧を製作する際に用いられたもの」としているが、過去に日本列島の遺跡から出土したものとしては最古のヒスイ製の道具である。ヒスイ製のハンマーって、見てみたいよなー。どこかに写真が公開されていないかしら。どなたか、もし見つけたら教えてください。

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