3000年前の階段状の道が発掘されたそうだ
19日の東奥日報(青森市)の記事によれば、青森県教育委員会が発掘調査している西目屋村砂子瀬地区の水上(みずかみ)遺跡で見つかったその約3,000年前の道は「幅一・五メートル、長さ八メートルの規模。北から南の住居群へ上っていく形で緩斜面に造られ、表面には粘土状の土が張られている」とある。「道の中ほどには踏み段が五つ刻まれ、幅〇・五−一メートルの丸太が敷かれた痕跡」もあるらしい。道の先には集落があったようで「住居跡は延べ十軒ほど」だが、それぞれ微妙に時代が異なっていて、おそらく二〜三世代にわたって維持されつづけた小さな村(プエブロ)で、今回発掘された「階段道」はムラの出入り口だったと思われる。(写真あり)
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