人間が大きくなるには痛みが必要なのだ
成長は痛みをともなうプロセスチーフ・ウィルマ・パール・マンキラー チェロキーの最高女性チーフ
成長するときにはほとんどの場合、人は感情的な執着を解き放たなくてはならない。なにかを自分から手放すことにはいつだって痛みがともなうものである。成長は時としてわれわれを恐怖と向き合わせにさせることがある。ここでいう恐怖というのは、いかなるものであれふたつに分けられる。「自分のものであるなにかを失う恐怖」がひとつ。そしてもうひとつの恐怖は「ほしいと思っているものが手に入らない恐怖」である。このいずれの恐怖も、必ず痛みを引き起こす。成長するに際しての最善の道は、グレイトスピリットに祈り、その導きと守護を求めることだろう。成長はどんなものであろうと必ず神によって導かれているのだから。
ウィルマ・マンキラーは1945年生まれ。病気や離婚などさまざまな困難をものともせずにチェロキー・ネーションの再建に尽力した。83年にはオクラホマにあるチェロキー国の最高チーフに選ばれている。アメリカを代表する女性として殿堂入りも果たした。(写真)
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