玉(特別に美しい石)文化の研究会とその研究発表会の案内
日本玉文化研究会という研究会がある。玉は当然「ぎょく」と読むのだろう。〈考古学上の「玉文化」(玉類及び装身具)に関する学術上の情報交換や研究活動を行なうことを目的〉につくられたと設立趣意書に書かれている。ひとりの「石」に興味を持つ人間のひとりとして、小生は日本列島において古代に発達した「玉文化」「石文化」にはただならぬ関心を覚えてきた。ヒスイの原石を確認するために糸魚川周辺を探索したこともある。交易の結果として日本列島や朝鮮半島や沿海州あたりの遺跡からヒスイの玉や珠や勾玉が出土するたびに、古代の日本列島の姿を想像してきた。この石にたいする古代日本列島人の信仰がどのように変形していったのか実に興味深い。というわけでこの玉に対する関心は「研究会」がつくられるぐらいに日本の中でも相当なものがあるようだ。とまれ石に興味を抱く人は日本玉文化研究会のホームページはお気に入りにいれておくべきだろう。とりわけ「連載講座」はなにかと役に立つ情報が掲載されている。会員になろうかな。
日本玉文化研究会 第3回北海道研究発表会
開催日:9月10日(土)・11日(日)
テーマ:「北海道のヒスイ玉の特質 −縄文時代後期を中心として−」
会 場:札幌市内及び札幌近郊(江別・恵庭・千歳・苫小牧)
問い合わせ:日本玉文化研究会(e-mail:jomon@sea.plala.or.jp)
→ http://gyokuken.sakura.ne.jp/menu/menu.htm
「Sharing Circle (Infos)」カテゴリの記事
- トンボから日本人とアメリカインディアンのことを考える(2010.09.03)
- ジャンピング・マウスの物語の全文を新しい年のはじめに公開することについての弁(2010.01.01)
- ヴィレッジヴァンガード 下北沢店にあるそうです(2009.12.30)
- メリー・クリスマスの部族ごとの言い方
(How to Say Merry Christmas!)(2009.12.24) - 縄文トランスのなかでネオネイティブは目を醒ますか 27日 ラビラビ+北山耕平(2009.12.16)
The comments to this entry are closed.
Comments