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Monday, September 05, 2005

チョウチョという名前のスーパー・タイフーン

bluebutterfly今度の台風14号は韓国語で「ナービーNABI)」という名前がつけられてる。「チョウチョ」という意味だそうだ。デジタル台風では「台風は当初の予報に比べると、しだいに東よりの経路を取りはじめています。現在のところまだ雲の形は崩れていないため、今後も勢力を保ち大きな暴風域を持ったまま、奄美〜九州へと接近することになりそう」と書いている(9月4日現在)。米軍合同台風警報センター(JTWC)は9月5日朝「九州を縦断して国東半島から周防灘、山口県、広島県、島根県の三瓶山を経て日本海(東海)にぬけて明後日に北海道奥尻島、檜山地方に再上陸との予想を立てた。気象庁も本日の午前8時にそれよりもやや東にずれ九州四国近畿地方を直撃の予想を発表した。いずれにしても最悪のコースを辿りそうな気配である。今日明日と息をひそめて空を見上げる日が続きそうだ。

ところでチョウチョはネイティブ・アメリカンの世界では「とてもスピリチュアルな存在」と考えられている。チョウチョがいるところにはとてもよいスピリットが降臨していると。それはまた「変化」の兆しでもある。生物学的用語では「変態」であり、芋虫からチョウチョへはまさしく「大変貌」をとげるものである。バランス、ハーモニー、優雅さ、平和、美しさ、そしてスピリチュアリティーなどがチョウチョについては語られるケースが多い。そこには悪い要素はまったく見られない。そういえば先だって、『セブン・アローズ』を書いたH・ストーム(HYEMEYOHSTS STORM)氏から『ジャンピング・マウス』の刊行を祝するメールが出版社に届いた。『ジャンピング・マウス』というシャイアンに伝わるお話しを世界に最初に公開した人物がストーム氏だ。『セブン・アローズ』のなかに『ジャンピング・マウス』の一部が収録されている。そのメールのなかに

Sometimes an author finds a butterfly suddenly perched right on his finger --your Edition of JUMPING MOUSE is in very good taste and delightful.
ときとして作家は、はっと気がつくと自分の指のうえに一匹のチョウチョがとまっているのを発見することがあります。あなたがたの作られた『ジャンピング・マウス』たいへんによいテイストで、素晴らしい。

と書かれていた。お世辞にしてもうれしいが、指のうえにチョウチョがとまっていることにあるときはっと気がつくという表現が、とても新鮮なものに思えたものだった。

きっとこのとてつもなくでかい台風に姿を変えたチョウチョは、それに見合うだけの大きな変化を運んでくるのだろう。これを機になにかが変わりはじめるような気がしている。選挙に与える影響だろうか? みなを夢からさませるような働きをするのだろうか?

進路にあたる地域の方々は充分に警戒されたし。必ず良きことがその後に起こるから。

(註 チョウチョって「一頭」「二頭」って数えるのが正しいらしいのだけど、「指先に一頭のチョウチョがとまっている」と訳すと、なんだか牛か馬のようなチョウチョを想像してしまうじゃありませんか)

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こちらのblogを拝見するのが、楽しみな日課です。リンクさせて頂きました。よろしくお願いします。

Posted by: mayu | Thursday, September 08, 2005 11:20 AM

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