« チョウチョという名前のスーパー・タイフーン | Main | NO MORE WAR! NO MORE 9.11 »

Tuesday, September 06, 2005

チェロキーに伝えられた予言 #02

グレイトスピリットは赤い人たちには、インディアンの人たちには、大地の守護者としての役目を与えた。このサイクルのあいだ、われわれは大地の教えについて、大地から育つ植物のことや、口に入れることのできる食べもののことや、癒しの力をくれる薬草のことなどを学ぶことになった。そうすれば他の姉妹たちや兄弟たちとともにわれわれがいま一度集まったとき、そうした教えをみなで分けあうこともできるかもしれない。この大地にはなにか良きことか起こることになっているのだ。

次にグレイトスピリットは南に向くと黄色い人たちに風の守護者としての役目を与えた。その人たちは、みなのスピリチュアルな進歩のために、空について、そして地球の呼吸である息について、学ぶことになっていた。みながいま一度集合するときには、この人たちはその知識を分けあうことになっていた。

そしてグレイトスピリットは今度は西に向き直って、黒い種族の人たちに水の守護者としての役割を与えた。この人たちは水の教えを学ぶことになっていた。水は世界を形作っている主要な要素のなかでも第一の地位にあり、最も控えめであって、最も強力なものである。わたしは長老たちからこう教わったことがある。肌の黒い人たちが、いずれ水の教えを持ってくるだろうと。

さらにグレイトスピリットは北の人たちに向かいあうと、白い人たちに火の守護者としての役割を与えた。世界にあるものの多くのものをよくよく見れば、その中心に火があることがわかるだろう。「電球」は白人の火だというものたちがいる。車の内部をよく見ればその中心で火花が飛んでいるのがわかるだろう。飛行機の内部にも、汽車の内部にも、火を見つけることができる。火はすべてを呑みこみ、なおかつまた動く。大地のうえを動き回りわれわれをもう一度人間家族としてひとつにつなぎあわせはじめたのが、他ならぬ白い人たちの姉妹や兄弟だったのはそういう理由による。

それから長い長い時が流れた。グレイトスピリットはそれら四つの色の人たちのそれぞれに石版を二枚ずつ与えた。われわれ赤い人たちに与えられた石版は、アリゾナのフォーコーナー地区にあるホピ・インディアン居留地のサード・メサのうえで守られている。わたしはかつてある黒人に、彼らの石版がケニヤ山(訳注 ケニア中央にある火山で標高5199メートル)の麓にあるという話を聞かされたことがある。ククユー族の人たちが守っているらしい。あれは15年ほど前のインディアンのスピリチュアルなギャザリングでのことだった。

quillwheel2サウスダコタから来ていたあるメディスンマンがその集会の会場の中央にビーズで形作られたメディスン・ホィールを置いた。そのメディスン・ホィールは四つの色と四つの方角を表したものだった。彼が会場のみんなにたずねた。

「これがどこで作られたものかおわかりかな?」

「モンタナじゃないかな。あるいはサウスダコタか。ひょっとしたらカナダのサスカチュワンかもしれんな」

みんなが口々にこたえた。

すると彼が口を開いた。

「これはケニヤからきたものだ」と。そのメディスン・ホィールの作り方は、ビーズの使い方といい、色の具合といい、われわれのものとうりふたつだった。

黄色い人たちに与えられた石版は、チベットの人たちが守っている。仮にアリゾナのホピ・インディアン居留地から地球の反対側に通じる穴をずーっと掘っていくとチベットに出るのだ。チベットの人たちの言葉で「太陽」はホピの人たちの言葉では「月」をあらわし、ホピの人たちの「太陽」という言葉は、チベットの人たちの「月」をあらわす。

ヨーロッパの人たちの伝統を守り続けているのはスイスだ。スイスでは、それぞれの家族が自分の家に伝えられた仮面を持っていてそれをみなで持ち合う日という風習がある。それぞれの家族が自分の家の色というものをまだ知っているのだ。全員がそうだというわけではないが、シンボルがなにかをまだ知っているものたちもいる。これら四つの種類の人たちは、それぞれが偶然のように山々に囲まれたなかで暮らしている。(不定期につづく)

|

« チョウチョという名前のスーパー・タイフーン | Main | NO MORE WAR! NO MORE 9.11 »

Native American Story」カテゴリの記事

Comments

初めまして。今日の心にしみたので、トラックバックさせていただきました。ありがとうございます。

Posted by: angelglobe | Wednesday, September 07, 2005 09:32 PM

今日、心にしみた言葉がありました。 

北山耕平さんのブログ「チェロキーに伝えられた予言

黄色い人たちに与えられた石版は、チベットの人たちが守っている。仮にアリゾナのホピ・インディアン居留地から地球の反対側に通じる穴をずーっと掘っていくとチベットに出るのだ。チベットの人たちの言葉で「太陽」はホピの人たちの言葉では「月」をあらわし、ホピの人たちの「太陽」という言葉は、チベットの人たちの「月」をあらわす。

Posted by: angelglobe | Wednesday, September 07, 2005 11:07 PM

申し訳ありません。TB うまくできませんでした。↑ おかしなコメントですが、、、TBの失敗作です^^;

Posted by: angelglobe | Wednesday, September 07, 2005 11:11 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference チェロキーに伝えられた予言 #02:

« チョウチョという名前のスーパー・タイフーン | Main | NO MORE WAR! NO MORE 9.11 »