平和と、思いやりと、兄弟姉妹愛の永遠の火
「五百年間続く沈黙と抑圧の後に、やがて時が訪れて、すべての国々のあいだに、平和と、思いやりと、兄弟姉妹愛の永遠の火をともすために、先住民たちの声が今一度大きくなることは、あらかじめ予言されていたことだ。」ウイリアム・コマンダ
アルゴンキン一族のエルダー
長老のウイリアム・コマンダ翁は今年で八十九歳になる。先頃心臓の病で倒れたものの今は驚異的な回復を見せているという。昨日までの3日間、カナダのケベック州マニワキで「すべての国々の輪」の集いが開催されていたので、元気な姿を見せてくれたことだろう。カナダ、ケベック州のキティガン・ズィビ居留地で暮らし、曾祖父はアニシナベ一族の世襲のチーフ。翁は一族に伝わるワンパムと呼ばれるメッセージが記号化された三本の神聖な帯を受け継ぎそれを守り続ける。18世紀につくられた「七つの火の予言」を伝えるワンパムもそのひとつだ。彼は今、愛と許しと憐れみと敬いと責任という5つの価値を基本にすえて「すべての国々の輪(Circle of All Nations)」という集団を組織して「平和を基礎にした永続する文化」を見つめている。
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