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Monday, June 20, 2005

ジャンピング・マウスをお読みくだされ 著者広告 再掲

「ほんとうの自分を見ることは、聖なる山を見るぐらい大変なことさ」

ジャンピング・マウスの物語に出てくる印象深い言葉のひとつだ。ほんとうの自分はなかなか見えない。聖なる山も、誰にでも見えるというものではない。聖なる山を見ていても、それが聖なる山であることに気がつかない人はたくさんいる。聖なる山を見るためには、「聖なるものを認識するハート」を持っていなくてはならないからだ。こころで見る。第三の目で見る。そのときはじめて聖なるものが見えてくる。ものを見るときに、こころの目を使わなくなったのは、いつのころからなのだろう? 話を聞くとき、こころの耳を使わなくなったのは、いつのころからなのだろう? 頭についている目で、世界を理解するようになってから、聖なるものがわたしたちのまわりからどんどん消えていった。頭についている耳で、世界を聞くようになってから、聖なるものがわたしたちのまわりからどんどん消えていった。こころをどこかに置き忘れた社会。ほんとうにたいせつなものってなんだろう? ジャンピング・マウスの物語は、ほんとうの自分を探す旅に出た一匹の野ネズミ(きみのことだ!)が聖なる山にたどりついてこころの目で世界を見るようになるまでの旅の話。聖なるものが見えるもうひとつの目、ほんとうの自分を見るためのこころの目、それをわれわれはどうすれば回復できるのかを教えてくれる平原インディアンに長く伝えられてきた不思議な力に満ちた物語。この物語のなかで、メディスンマンのカエルが名もなき小ネズミに語りかける。「どうだね、おまえさんにも、この不思議な力、メディスン・パワーを、すこし分けてしんぜようか?」

jumpingmousesジャンピング・マウス
北山 耕平 (著)

価格: ¥1,554 (税込)
● 単行本(ソフトカバー): 211 p ; サイズ(cm): 20
● 出版社: 太田出版 ; ISBN: 4872339584 ; (2005/05/25)

すべてがシンボルによって構成された「ジャンピング・マウス」の物語は、まるで鏡のようにあなたの内面を写し出すことだろう。偉大なものに自己をあけわたすサンダンス・ストーリーの傑作。ぜひあなたの旅のお供に。

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Comments

「ジャンピング・マウス」読みました。
人生はいつも自分自身の恐怖という感情との戦いですね。
いつも安心を選びたいため、変化を求めない状態が心の目をどんどん摘んでいきます。
自分を信頼し、未知なる世界へ勇気を持って突き進めば、必ず視野が拡がり世界が開けてきます。
それをこの本は北山さんの解説付きで、とてもわかりやすく書かれた本だと思いました。

Posted by: よんじゃ | Monday, June 20, 2005 12:55 PM

この前初めてアメリカ大陸にいってきました。

アメリカ(シアトルからアイダホやイエローストーンなど)にいったんですが、そこにある土地はアメリカではなくそれ以前からあるものとしてそこにありました。もちろん触れかたなんだと思いますが、アメリカの国のイメージは強くパスポートではそのアメリカにいったことになっているのですが、そのイメージとは全く違う、思っていたものよりおだやかで静かな大地を感じました。

その時にこの本を持っていきました。とてもいい本ですね、きっと読んだ人によっていろいろな物語になっていくんだろうなぁ、読む人のための本だなぁ~と思います。
ほんとうはみんなの身近にたくさんこの本のような役割をしてくれる人がいればいいんだろうなぁと思いますが、なかなか難しい世の中なので、ほんとにいい本だと思います。

北山さんのやろうとしたこと深く感じます。
カテゴライズされずに広く浸透する世の中であればいいなぁと思います。

Posted by: yasu | Wednesday, July 06, 2005 11:27 AM

yasu さん 「亀の島」に行ってこられたのですね。北米大陸にアメリカという国が作られる以前、先住の民は自分たちの暮らす大地をそのように呼んでいました。亀の島と。アメリカに行っても亀の島にふれることがない人はたくさんいます。yasu さんのように穏やかで静かな大地の亀の島に触る体験は貴重なものです。ジャンピング・マウスを読む(体験する)セッティングとセットとしては最高でしょうね。わたしはジャンピング・マウスと共に長いこと旅を続けました。わたしが新しく日本語にしたジャンピング・マウスが、あなたの旅のガイドになれればよいなと思います。ありがとう。

Posted by: Kitayama "Smilimg Cloud" Kohei | Wednesday, July 06, 2005 06:57 PM

:) mahalo too !

Posted by: yasu | Friday, July 08, 2005 11:07 AM

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