核戦争を避ける方法
昔読んで記憶に焼きついているメッセージに「核戦争を避ける方法」というものがある。ポール・ウイリアムズ(Paul Williams)というロックとSFの評論家で作家で詩人で「クロウダディ(Crawdaddy!)」というアメリカで最初のロック雑誌(1966年創刊)を17歳の時に自分で創った伝説の編集者が書いたもので、それはつぎのようなものだった。
核戦争を避ける方法(1)それが起こりうることを認める。
(2)絶対にそれを起こさないと心にきめる。
(3)自分のヴィジョンとエネルギーのありったけを
(1)のことを忘れるぐらい(2)にそそぎこむ。
なかなかでしょ? 余談だけれど、「クロウダディCRAWDADDY!」は21世紀にはいって「どこにいてもぼくらの生活のなかの音楽と音楽の力とをこころから讃える唯一の雑誌」として復刊している。『アウトローブルース』というロック評論の扉を開いた本、ムロケンこと室矢憲治氏の翻訳で日本語にもなった本を書いた畏友ポール・ウイリアムズが健在なことがうれしい。ムロケンの翻訳したこの本は、昔ぼくが雑誌をやろうというきっかけを作ってくれた本でもある。彼のホームページ「A VISION OF A WORLD THAT WORKS FOR EVERYONE (すべての人の役に立つ世界のヴィジョン)」はここにある。
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